anoano net

ハワイのお話

アハラヌイ・ビーチ・パーク(ハワイ島)

2005-07-29 | 観光
もうすぐハワイ島へ行くので、最近はカウアイ島からハワイ島モードになっています。2年ぶりのハワイ島。ハワイ島はとても大きくて、いくつかのエリアに分かれていますので、1島に滞在しながら、いろいろな気候を味わえます。その中でも、最近のお気に入りはプナ地区です。ここはボルケーノからもヒロからも1時間ぐらいの、おそらく一番開発が進んでいない地区かもしれません。ベトナム戦争当時ヒッピーが移り住んだ町パホアは、観光客が訪れるのはちょっとこわい気もしますが、マウイ島のパイアのような雰囲気があります。
パホアからさらに海岸地帯に車を進めると、カポホがあります。アハラヌイ・ビーチ・パークはこのカポホにあり、地熱で海水が温まり、温泉ほど熱くはなく、人肌ぐらいの温度で熱帯魚も泳いでいるプールです。波をさえぎる防波堤もあり、結構にぎわっています。海水なので身体も浮き、気持ちが良いです。時々リラクゼーション系のワークも行われています。そして、ここの駐車場には、とても大きなパンの木が生えています。
夕方肌寒く感じても、ここでは平気で泳げます。ほっとするビーチ・パークです。このカポホに滞在するのが嬉しくて、今からとても楽しみにしています。

ナショナル・トロピカル・ボタニカル・ガーデン3

2005-07-25 | 植物
アラートン・ガーデンの中に、このガーデンの創立者ロバート・アラートンの家が、住んでいたそのままの状態で保存されています。この屋敷の裏にはクィーン・エマの別荘(小さな家)が建っています。当時は山の上のほうに立っていたクィーン・エマの家をこのラワイ湾に面した場所に移動したそうです。アラートン家に住んで、管理されているNTBGのメンバーであるリックさんのお話では、この家は、クィーン・エマのソウイング・ハウスとして使われていたそうです(縫い物など家事をする家という意味だと思います)本宅はもっと大きくハワイアン・スタイルだったそうです。
幸運にも、このアラートン・ハウスで夕食を頂くことができました。休みの日には必ずオペラを聴いていたアラートンは帽子のコレクターでもありました。世界中を旅行して集めた骨董品が沢山飾られていました。日本通でもあった様子が分かります。
家に入るとオペラの音楽が流れ、アラートンが未だにそこで生活しているような気がしました。

NTBG(http://www.ntbg.org/)はアラートン・ガーデンを創ったロバート・アラートンが積極的に働きかけ、1964年設立した個人基金の非営利団体です。彼の死後ジョン・グレッグ・アラートンがNTBGの開発を引き継ぎ、現在に至っています。美しいガーデンを永遠に保ち、ガーデンの場を人々の憩いの場として、又研究、教育の場として残して欲しいと言う彼らの意思が設立のきっかけになりました。

ガーデンは大自然の中で大切に育てられている植物と太陽の光、カウアイの赤土、風、雨、などの地球の四大元素が作り出した芸術と言えます。木々の間から差し込んでくる光、風の演奏や鳥の鳴き声、熱帯植物の香りがすばらしいハーモニーをかもしだしてくれます。人間も自然の一部なのだということを実感しながら、のんびりと歩くのは忘れていた時間のゆっくりした流れを思い出させてくれます。

Kuamo'o road(kauai)

2005-07-18 | 文化
カウアイ島のワイルアから山側へ通じる道路はKuamo'o Roadと言われ、ココパームス・ホテルの跡地があります。この道沿いにはベルストーンをはじめ、ヘイアウなどがあり、王族の道とかつてよばれたそうです。(写真はへその緒を隠したと言われているポハク)その道沿いにあり、ワイルア川を望むB&Bに泊まった時、私は夢を見ました。普段から夢は良く見るのですが、このときの夢はとても鮮明で、起きてからも覚えていました。夢の中で、この地の説明を沢山聞いたように思います。「リドゲートパークに隣接しているヘイアウからヒンズー寺院までの道はレイライン(龍の道)といわれ、人間のチャクラシステムに対応している」と言う夢でした。リドゲートのヘイアウが第一チャクラだとすれば、ヒンズー寺院を経て、ワイアレアレに到達する、エネルギーの流れを多次元的に説明してくれる夢を見ました。人間の身体に流れるエネルギーは風水で言われる気の流れのように、その土地のと対応しているそうです。写真のポハクはへそと言うことでおそらく第3チャクラだと思います。とても鮮明な夢で、なるほどと思い、地図を見て確かめたら確かに龍みたいな道でした。でも、ヘイアウの並び方に何故ヒンズー寺院が入っているのか分かりませんでした。ところが、カウアイのプナさんのお話を聞いたとき、ヒンズー寺院はヘイアウだということが分かり、とても驚き、夢の真実性を認めることになりました。ワイルア川はエジプトのナイル川と同じだということを発見して、改めてこの場所の大切さを感じました。
プナさんのお話では夏至の日のオリオン座の配置にヘイアウが並んでいるそうです。確かエジプトのピラミッドは春分の日の配置になっていると思います。日本のお寺もお盆の頃の星の配置になっているのよと言われていましたが、全然知らなかったのでびっくりしました。京都の西本願寺、東本願寺と言われていました。
この地のココパームス・ホテル跡地で8月の満月に祈りのイベントがありますが、新しいホテルが建設されるにせよ、宇宙の星座を地に写しだした、この地の大切な意味を多くの人に知って欲しいなと思います。

8月19日ー20日ココパームス・ホテル敷地にて

2005-07-17 | 文化
`AHA HO`ANO
A 24-hour Vigil of Sacred Hawaiian Prayer Chants & Ceremonies
Friday, August 19 to Saturday, August 20, 2005
12noon to 12noon
Coco Palms Resort Grounds, Wailua
Please join us under the Mahealani moon as we gather to ho`omana the
sacred lands of Wailuanuiho`ano by holding an overnight vigil of
traditional Hawaiian prayer chants and ceremonies in honor of our
ancient Hawaiian ancestors and ali`i. A set order of Hawaiian protocol
will be delivered at the top of every hour which will include mele
pule, mele oli, and hula pahu. Opportunities for the presentation of
traditional ho`okupu, along with offerings of chants, hula and ha`i
`olelo appropriate to the occasion will also be included. Participants
and observers will be expected to respect the intent of the gathering.
Traditional garments requested.
No photography or videotaping allowed.
No protesting, picketing or disruptive activities allowed.
This is a gathering of reverence, peace and aloha.
We humbly request your participation & support
For further information, please call:
Nathan Kalama at 822-2166 or Kehaulani Kekua at 821-2070.

ナショナル トロピカル ボタニカル ガーデン2

2005-06-13 | 植物
ナーサリの中では小さなポットに溶岩石と一緒に植えられた種は、スプリンクラーで水を浴び、すくすくと育っていました。ワイメア・キャニオンのような涼しい気候の中で育つ植物は、常時クーラーで室温が涼しく保たれていました。種を育てる時、土ではなく溶岩石(Black cinder)を使うのは、バクテリアがいないからだそうです。微生物が植物にとって不可欠だと思っていたので、驚きましたが、ここは植物の病院だから、クリーンに保たないといけないそうです。

今、植物に限らず、鳥も、固有種の絶滅の危機に瀕しています。
固有種は気の遠くなるほどの歳月を経て、その土地、風土に合ったDNAを持っています。そうした固有種から得る知恵は時代を超えて、現代の私達にもたらしてくれます。(続く)

ナショナル トロピカル ボタニカル ガーデン(カウアイの国立熱帯植物園)1

2005-06-10 | 植物
カウアイ島の南ポイプの近くに、アラートンガーデンとマックブライドガーデンが隣接してあります。この二つのガーデンはナショナル・トロピカル・ボタニカル・ガーデン(NTBG)です。NTBGはアラートン・ガーデンを創ったロバート・アラートンが積極的に働きかけ、1964年設立した個人基金の非営利団体です。彼の死後ジョン・グレッグ・アラートンがNTBGの開発を引き継ぎ、現在に至っています。美しいガーデンを永遠に保ち、ガーデンの場を人々の憩いの場として、又研究、教育の場として残して欲しいと言う彼らの意思が設立のきっかけになりました。

NTBGはその活動のひとつとして、絶滅に瀕している希少なハワイ固有種を中心として、熱帯・亜熱帯種、他の種を採取し育て、研究、保存、野生の生息地に戻しています。その活動から種の「ノアの箱舟」とも言われています。

「種のノアの箱舟」であるナーサリーでは毎週月曜日はボランティアの方々が、種を採取したり、ポットに植えたり、とお手伝いにやってきます。その中の一人のご婦人は、かつてアラートン家のガーデナーだった日系人の奥様でした。亡くなった後も、こうしてボランティアとしてお仕事をされている姿に、このガーデンの奥の深さを感じさせられました。皆さん陽気で、土いじりが好きな方ばかり、和気藹々と、楽しまれていました。(続く)

NONIノニ

2005-06-03 | 植物
ノニは健康食品のノニジュースで名前を知っている人も多いと思いますが、ハワイではいろいろな所で、このノニの木を見ます。ハワイ島の溶岩の上にも、オヒアとノニの木が生えていたのを見て、生命力の強さを感じました。いろいろな聖地、ヘイアウなどを訪れると必ずと言ってよいほど、ティーの木とノニが生えています。ハワイアンのプアナニさんも、ノニの実を見つけると、とっていました。ジュースにして飲むと身体に良いと言っていました。乳癌の手術をしたプアナニさんはノニとココナッツ・ジュースは身体に良いので、必ず飲んでいるそうです。
数年前、母が高血圧、糖尿病を患っていた時、フミさんにノニジュースを頂き、飲んでいたところ、すっかり良くなりました。それ以来、ノニジュースは時々飲むようにしています。ハワイ滞在中は、必ず飲みます。
アトピーにも良いよいとあり、拾った実を皮膚につけようとして、あまりの臭さにギブアップしたこともあります。熟した実はかなり強烈です。
ノニジュースはEMに似ているような気がします。抗酸化物質が血液をサラサラにするのではないかなと思います。万能薬とは言えませんが、日々飲んでいると身体に良さそうな気がします。
今まではオーガニック・ショップでノニジュースを購入していました。今回、カウアイ島のマックブライド・ガーデンのガーデナーのシドロさんの農園にあるノニジュースを飲みました。癖がなくて飲みやすく、フルーティでした。それまでノニの実を捨てていたそうですが、フミさんの勧めでジュースを作り始めたそうです。シドロさんの野菜はパワーがあって、とても美味しく、ノニも大地の恵みを吸って、美味しくできていました。カウアイ島でノニジュースを飲んでみたい方はフミさんに連絡してみて下さい。ジュースは約1リットル瓶に入って15ドルです。

Alulaアルラ

2005-05-31 | 植物
アルラはハワイ固有種の植物です。リマフリ・ガーデンで見ることができますが、マックブライド・ガーデンのナーサリーでは、このアルラを育てています。今から20年以上前、絶滅危機寸前のハワイ固有種、アルラを見つけたナショナル・トロピカル・ボタニカル・ガーデンのスタッフが断崖絶壁の山を、命綱で降りていき、、手で受粉をし、種を採取してきました。この番組を見た記憶があるので、アルラを初めて見たとき、あの時の植物だ!と感激しました。
今回ナーサリーを見学したら、そこでアルラの赤ちゃんが育っていました。あの時、勇気あるスタッフが種を持ち帰らなかったら、今頃アルラはなかったでしょう。
レイデイにカウアイ博物館へ行ったら、アルラが植木鉢に入れられて、売っていました。もし、ハワイに住んでいたら、このアルラを庭に植えたいなとひそかに思うのでした。愛嬌があって、とてもかわいらしい形です。

カウアイのB&B

2005-05-20 | 観光
1泊1bed room 100ドル以下で泊まりたいと思うと、カウアイ島も今はなかなか難しいです。家賃がとても上がっています。冷房がないのは、今では当たり前と思えるようになりましたが、コンドミニアムでも部屋にランドリーのない所が多いように思います。ましてB&Bではないのが当たり前ですが、幸いにも今回泊まったB&Bはランドリー付き、キッチン付き、景色は最高+プール付きで90ドルでした。
ハワイの宿はインターネットで見た写真と全然違うということは今まで一度もなかったので、サイトの写真は信頼できると思います。
写真は庭から見た今回借りたB&Bです。オーナー家族は、すぐ隣に住んでいますが、ほとんど顔をあわせることはありません。全くの無干渉で、とても居心地が良かったです。B&Bと言うよりバケーションレンタルの部屋のようでした。朝食は冷蔵庫に宿泊分食べきれないほどのフルーツやマフィン、コーヒー、ジュースが入っていました。この家ではマルチーズのかわいい犬を飼っていまして、この犬がいつも私達の部屋に遊びにきて、和ませてくれました。
B&Bの良いところは、私は安心感だと思います。こんな大きな家に息子と二人で暮らすとなると、夜や留守中は心配ですが、家主さんがいれば安心です。間借りしていても、気を使うことなく、ここのB&Bはとても良かったので、これから定宿にしようと思いました。


Anini beach

2005-05-19 | 観光
カウアイ島の達人Aniniさんが、「一番好きなビーチはAnini beach」と書かれていたのを読んでから、一度は行ってみたいビーチのひとつでした。(Aniniさんのサイトはリンクにあります)
HWY56を北上してキラウエアを過ぎたあたりにあります。キラウエア灯台から見ると、白砂のビーチの美しいビーチが見えます。それがAnini beachでした。
ビーチ・パークもありますが、その手前のビーチで一泳ぎしました。こんなに綺麗なさんご礁の白砂ビーチに誰もいません。木陰を見つけて、のんびり海を眺めていました。波も穏やかで、遠浅。魚は沖にでないといないようでした。
息子は海に入ったまま、出てきません。沖のほうから、現れた人は、とても大きな魚を収穫したようです。彼らが帰ってしまった後は、波の音だけが聞こえるプライベート・ビーチでした。