アラフィフで開業した呑兵衛診断士の日記

名古屋のお酒好きアラフィフ診断士が5年余りの企業内を経て開業!仕事したり呑んだりしながら書き連ねる日記です(*^^)v

京大カンニング事件について。

2011年03月04日 12時02分24秒 | Weblog
京大カンニング事件

あっという間の逮捕劇。

個人的には、やや「まさか」の気持ちがありました。

いや、擁護してるわけではありません。自分も一応大学受験を経験し、診断士試験に挑戦していた人間ですので、「受験」に対して真摯に取り組むライバルに対して、失礼であり冒涜であることは間違いありません。

当然、罰を受けるべきです。


「まさか」と思ったのは、刑事事件に発展したことです。


受験生を、あるいは試験制度を冒涜した、ってことは分かります。

しかしながら、試験そのものは成立してますしねぇ。

何より、試験官は一体何をやっていたのかと・・・


容疑は偽計業務妨害罪

虚偽の風説を流布し、または偽計を用いて人の業務を妨害する行為のことだそうです。

インターネットという不特定多数が閲覧する媒体を使って、試験制度を妨害した刑法違反だと。



冒頭に「まさか」とは言いましたが、冷静に考えると単純なカンニングでは済まされないですね

この行為が大学受験や資格試験に波及しだしたらと考えると・・・

刑事事件に発展するのも大げさではないかもしれません。



ただ、この事件で改めて感じたこと。


それはインターネット盲信の危険性です。

自分も知恵袋は利用したことがあります。まぁ遊びというか相談のような内容ですが。

ただ、ウィキペディアあたりだと結構信用して、企画書や報告書作成に利用したりしています。

その文書に書いてあることを前提に、人やお金が動くわけですが、そこに書いてあることが間違った知識によるものだとしたら・・・

知恵袋もウィキペディアも。信憑性や正当性は誰も保証してくれるわけではありません。



今回のカンニング予備校生は、知恵袋のヘビーユーザーだったんでしょうか。

「ひとりでやった」と供述しているようですが、質問して解答がなかったらどうするつもりだったんでしょうか。

そして、知恵袋の誰とも分からない解答に「どうしても合格したかった」京大受験の合否を委ねるつもりだったんでしょうか・・・。


いろいろ謎は残ります。


ただ自分は、インターネットを使っていても「思考停止」状態にはならないようにします。




そんなことを考えながらひとり酒

タイラ貝の刺身です!




また最近、熱燗やお湯割りが美味しい気温になってきましたね。



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