
この桜、実は夜撮影したもの。しかも三脚を使わずに息を止めて。
このブログを見ながら、気にかけてくださって、どうしたのだろうと心配してくださった皆様にご報告することが何点かあります。
まず、探していたチケットを入手できることになりました。
http://yaplog.jp/kirei-goto/archive/361 ありがとうございました。
そして、この度、転職することになりました。
現在の会社の部長まで正式に話を通してからと思っていたのですが、部長がインフルエンザ。デスクには、ちゃんと話をしたし、自分の意思も固く決まったので、お伝えすることにしました。
2月末で退職、3月から次の職場に就職する予定です。
次の職は、ブライダルフォトクリエーターです。
“カメラマン”
近年、私の中で急速に存在が大きくなった言葉でした。
その言葉は、ずっと昔から知っていたのだけれども。
学生時代には、動画の、テレビのカメラマンになりたくて、就職活動やカメラアシスタントのアルバイトをしたりしていました。しかし、バラエティー番組の現場に入って、自分の希望する仕事との差を感じ、方向転換し、今の職業に就くことになりました。
今まで進学・就職に苦労したことは、ほぼ、ありません。
今回の転職も期限を切って転職活動をしていたわけではないので、焦りも一切ありませんでしたし、たくさんの会社を受けてもいません。転職活動で面接した2社目で、内定をいただきました。あっさりと。
私のモットーは、「好きなことを仕事にする」。
よくテレビ局で働いていると話をすると、「すごいね」と言われますが、全然凄くなんかありません。職種を選ばず、テレビ局で働くというのが目的で働こうとすのは簡単です。いつでも人が足りない業界ですから。その代り続けることは大変です。巨人な精神力か、何も感じない心が大事です。
話は戻って、最近、写真が好きで好きでたまらなく好きです。
今は、ハードが良くなって、誰でも簡単に写真を撮影することができるようになったし、これから求められるのは、動画。圧倒的に厳しい写真業界です。それでも私は、写真に強く惹かれます。
最初は、趣味としてカメラをもってアーティスト写真を撮影して、納得のいく写真を撮影できるようになれば、満足するかと思っていました。しかし、写真にかける時間が足りないと思いました。もっと写真を勉強していい写真を撮影できるようになりたい。そのためには、学校に通うか?そんな時間もお金もありません。じゃ、どうするかと考えたときに転職という発想に至ったのです。
デスクに話すと、立場的にだけじゃなく、個人的に引き留められました。
仕事もできるようになってきたのに、今の環境を捨てるのは“もったいない”と。
私も確かにそう思います。今の仕事に何の不満もありませんし、将来を描くこともできます。もっとしたいこともあります。自分に向いていると思うし、仕事には打ってつけの、職種だと思っています。
しかし、それでもやりたいんです。カメラ。
ずっと、その何かをやりたい衝動を抑えているような気がしていました。
これから、押さえ続けることも可能かもしれません。でも今やらないと後悔することは、確かです。
引き留めたいデスクも、引き留める言葉が見つからないほどでした。逆に送り出してくれそうな感じすらしました。私も、ここにいたいけど、それはできないという感覚です。
私は、「自分の体が2つあったらいいのに」とデスクに言いました。デスクは、「無気力な若者、やりたいことを見つけることすらできない人が多いのに、それは幸せなことだよ」と言いました。
この先、どうなるかわかりません。きっと私は、相当、頑張ると思います。
それも苦しく頑張るのではなく、楽しく自分のために頑張るのです。
その結果、何かがいい方向へと向いたり、誰かのためになったりしたらいいなと思うのです。