公共政策大学院修士課程2年生の、卒論(リサーチペーパー)の締め切り日。
自分の担当は4人だが、無事に提出できただろうか?
(〆切りが過ぎても誰からも「提出しました。お世話になりました。」の連絡がない。全くもってけしからん。)
普通、卒論は指導教官が学生の生殺与奪の権利を握っている。
本来であれば原稿を何度も突き返し、赤を入れて(修正して)、レベルを上げるところではあるが、ついてこれたのは1名だけ。口ではちゃんと説明できるのに、文章にすると支離滅裂になるのは、日頃文章を書いていないからだろうか? それとも法学部生は卒論がないから論文の書き方を知らないのか? 少なくとも、①ロジックが組めていない、②全く薬になっていない(政策提言先に採用もされず、感謝もされない)、リサーチペーパーは合格などとんでもないが、どうなることやら。(内容が心配なら相談にこればいいのに。まぁ、院生はすべて自己責任が原則だから仕方ない。)
夜、ベンチャー企業パフのK社長、仙台の元気企業サイデックのS社長、自動車部品メーカーであるケーヒン人事部のA課長との懇談会。
A課長曰く、「最近、何でもメールで済ませるようになってきたんですよね、ウチの会社も。言いにくいことを、会って言いたくないからメールで済ませるとか。クレーム対応をメールでするとか、最悪ですよね。」
「そうそう。あり得ないよね。逃げに使っている。」
「コミュニケーションを分かっていないんですよね。 コミュニケーションってのは、相手に伝えて、納得させて、やってもらって、成果を出すところまでやってはじめてコミュニケーションなんですよね。だから直接会って話をしないとダメで、だから新幹線に乗って会いに行くんですよね。」
おおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!!!!!!!!!!
久々に金言をget。
そうなんだよなぁ。ただメールで流すだけでは、成果を出すどころか、やってもらうことも、納得してもらうことも、ひょっとしたら伝わってさえいないかもしれない。
リサーチペーパーも一緒。書くだけでは、成果を出すどころか、実施してもらうことも、納得してもらうことも、ひょっとしたら相手に伝わってさえいないかもしれない。
できてるようで、できてないのがコミュニケーション。
A課長、勉強になりました。
カマスの実験のカマスの開き。