月イチの公共政策大学院運営委員会。
… オーナーシップ(当事者意識)の欠如。
いったいここは誰の学校なのか?
実務家教員は2年で帰任してしまう。大学の将来構想を考えろといっても無理な話だ。(そりゃ、人一倍考えてますけど。仕事もしてますけど。責任とれないし。)
となると、この大学院を背負って立つのは研究者教員しかいないではないか。
どーかんがえても。
なのに、なんだこりゃ。志願者が減るのも無理ない。
「公」を教えるはずの教師陣に、公共心がないんじゃぁ。
モト役人として言わせてもらえば、各省庁から派遣された人財に対しあまりに失礼でないかい。元局長、元公使もいるんだぞ。前職の肩書きはともかく、あまりに粗末な扱いで気の毒になる。
例えば、出張旅費は年7万円。これでどうやって取材をしろと? 国際ワークショップの先生もいるのに、仙台から出るなということか? 研究者教員は30万円の図書費で本を買えばいいかもしれないが、こっちは人と会うのが仕事なのに。(図書費で本を買ってもどうせ自分のものにならないし。研究者教員は退官するまで占有できるけど。) 30万円の図書費を出張旅費に振り替えて欲しいと要請しても「予算の科目が違うからできない」と。おいおい、何のための法人化だ?
どの実務家教員の先生も「学生のためだから」と我慢して、身銭を切って仕事しているが、権限も予算も与えず、雑用ばかり押しつけたら、ふつうは人は動かないでしょ。(オリエンテーションも、インターンの手配も、入試説明会も、パンフレットの作成も、およそ面倒な作業はすべて実務家教員がやらされている。実務家教員が長居すると使いにくくなるから2年でクビという説もある。)
今日の会議では、広報委員長(名前だけだが)として広報アイディアを募集したところ、『あなたの仕事はホームページのデザインを変えることだ』と言われた。
ああそうですか。また雑用・小間使いですか。
なんでデザイン? 誰がどこで決めたんだ、そんなこと?
お前は言われたとおりに動けばいいって?
いったい何様? (教授様)
体裁も大事だけど、まずは中身を充実してくれよ。将来構想委員会ってのがあるんだから、さっさと経営方針を固めてさ。
… なーんて書くと「けしからん。さらに志願者が減ったらどうする。」って言われるかな? でも事実だし。羊頭狗肉ってのもどうかと。危機感持ってるならなんか仕事してくれよ。
せっかく改革の火が(一部で)燃えようとしてるんだから。
小さな大学院なんだから、その気になればすぐ日本一になれるのに。
さて、「日本SHOCK!(食)」フェアが終了。
5名の学生が奮迅の活躍。
新聞は、河北新報、朝日、読売、毎日、産経、北海道新聞、日本農業新聞。
テレビは、東北放送(TBC)、東日本放送、仙台放送、宮城テレビと民放4局がそろい踏みで夕方のニュースで取り上げてくれた。(あれ? NHKはラジオだけ?)
TBCラジオや週刊プレーボーイも。
※昨日の東北放送のニュース映像はこちら。
http://skip.tbc-sendai.co.jp/01news_2/20080115_06059.htm
ちなみに、北海道新聞では、このメニューを中心に、自給率100%メニューで2週間暮らしてみる、という企画を準備中とのこと。さっすが道新(どーしん)、やることがパワフルである。本日札幌から来られた松本記者も、参加するそうだ。豪傑である。他には体育会系の大学生など数人でチームを組むらしい。結果を期待したい。
(隣でフライドチキンとか寿司とか食べてると、つらいよなぁ…)
学生の企画に協力してくださった生協の皆様、農水省関係者の皆様、宮城県庁の皆様に、心から感謝である。
一方で、東北大の学生への浸透はどうだったか?
新聞に載っても、テレビのニュースでやっても、それで何人の学生に伝わったか? むむむ。学生は手ごわいのう。