野獣から

例えばほんと

例えるなら


もののけ姫とか

美女と野獣とか

走れメロスとか


何かそんな物語が

よく好きで

よく心に残ってた


なんとなくそれって

自分の人生に似てる

のかもしれない


人生をなぞらえた

やっぱりそれを

人間バージョン化したかのような

反映なのかもしれない


人生行き着くところは

怖い不安を払拭した

中で

でもなんか違うって

なんか怖くないよって


もう自然に体が動き出していく


その芯を感じた時に

いてもたってもいられなく

走り出す


それは勇気なのか何なのかと

言うよりも

ただもう動き出すしかなくて

多分動かされていくのだろう


動かされていたのだろう

導かれていたのだろう


それはどちらの立ち位置も

味わいながら

美女でもあり野獣でもある

美女でもない

野獣でもない


なんとなく

それは芯に触れた瞬間に

化学反応起こして

お互いがお互いに

何かを感じあって


そしてお互いがお互いに

芯を取り戻していく姿になる


互いが互いに


殻を

からが破れさてゆく

芯の姿が現れる

のかもしれない


人は捉え方様々で

そんなふうに捉えると

言う事は


多分そんな風な人生が

今あるのかもしれない


今はそんなそんな

感じなのかもしれない


そして

それは


美女と野獣2人だけの間で

は済まなくなり


例えば走れメロスの2人だけでは

済まなくなるように


そばにいた王様までを

変えていく


そんな人生なのかもしれない

多分それを教えるために

その物語をずっと心に

留めていたのかもしれない

何かに反応していたのかも

しれない

ずっと覚えていた

のかもしれない



たぶん