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Hina Sagami ' s

沙神 妃梛の赤裸々プライベート日記(*^ч^*)   

韓国薬膳料理

2006-08-28 14:41:10 | レストラン・バー
韓国薬膳料理を食してきました~~^^
『韓国料理はいやく』

東銀座を通るたびに、前々から気になっていたのよねえ。。。
昨夜は友人とディナーをするチャンスがあったので、ようやく念願を叶えようと行ってきたというわけです!
( ̄∀ ̄) フフフ

オレンジ色の薄い照明に照らされた階段を下りると、豪奢なドアがあらわれてくる。
私の足音を聞きつけたのか、店員さんがすっとドアを開け「いらっしゃいませ」と店内へ招きいれてくれた。
落ち着いた朱色と黒を基調にしたインテリアの中、白いテーブルクロスが浮かび上がっていて清潔感を感じさせる。
店内は広々としていてクラッシックがかかっている。
ちょっと優雅な気持ちになった。

メニューはサイドディッシュ以外はみんなコースになっている。
「痩身コース」や「チゲコース」「参鶏湯コース」など、どれもこれも興味をそそられるのだけど、私が一番気になったのは「美肌壮健コース」
!!

コラーゲンがたっぷり!
ビタミンCを豊富に含んだ食材の数々!
腸をきれいにする食物繊維!!
血行促進効果のある高麗にんじんやにんにくなどなど。

それらをバランスよく五臓六腑に行き渡るような美食に変化させ提供してくれるというのだ!

医食同源をモットーに、健康と美容を意識したメニュー!
陰陽五行説や薬念の信念も取り入れたお料理は究極の美容料理というわけだ!!

たくさんの食材を少しずつバランスよく食べられるのは、理想的な食事法。
それも、落ち着いた空間できれいなお皿に盛り付けられているとなれば、いうことなし!
極上のディナータイムだ!!

韓国のお酒、『マッコリ』を飲みながら次々に出てくるお料理に私たちは舌鼓をうつ。
私はこのマッコリというお酒をごく最近知った。
ひな祭りのときに飲む「白酒」と「にごり酒」を足して2で割ったような、飲み心地のイイお酒で、最近のお気に入りのお酒のひとつなのだ。
3杯ほど飲むとイイ気分になってきた。。。( ̄▽ ̄)。o0○ ポアン

どれもこれも本当に美味しかったけど、中でも「参鶏湯スープ」が最高!
参鶏を高麗にんじん、ナツメ、にんにく、もち米を10時間以上も煮込んだ、韓国の伝統的料理だ。
白濁したスープに鶏のうまみが凝縮されていて、こってりと飲みやすい。
鶏も口の中に入れるとフワっととろけてしまうんじゃないかしらと思うほど、軟らかくじっくりと煮込んである。

2時間ほどかけて、ゆっくりと食事を楽しみ、最後はデザート。
4種類から選ぶことができて、私は「高麗にんじんプリン」を食べた。
プリンの食感に、高麗にんじんの香りが心身ともにリラックスさせてくれるような感じ。
甘さも程よくて、これも絶品。

量的には、ちょっと多いかなって感もあったけど(最後の石焼ビビンバは半分くらいでイイ)、こんなに食べても太らなそうで、なおかつ健康美肌を手に入れられそう。。。ってのがイイ!
。。。ま、実際に手に入れられるかはわからないけどね。。。

お店の雰囲気もとってもよかったので、またチャンスがあったら行きたいな、って思います。
今度は『痩身コース』にしよっかな!!








マジックバーハーフムーン★ミラクルな夜

2006-06-01 15:27:58 | レストラン・バー
行ってきましたあ~~~!!!
銀座マジックバーハーフムーン!!

以前に一度、わくわくと胸躍らせて出かけたことがあるんだけど、その時はなんと!!
オーナーマジシャンのひでさんの都合が悪くなったとかで、お店の前のドアまで行って敢無く断念したことがあった。
Σ('◇'*)エェッ!?そんなああ~~《>_<》》
って、ま、そのときは、別のマジックバーのはしごをして、企画とは違ったけど、楽しい夜を過ごして帰ってきたのです。

んで!
今回はリベンジ!っということで、再度挑戦!!
予約を取ってくれていたので、9時まで銀座で食事をしてからいざ「ハーフムーン」へ!
今回もK氏からのお誘いで、前回一緒だったM氏と、初めて同席したクロースアップマジシャンのY氏と一緒に、煌びやかな銀座の街を胸躍らせながらハーフムーンを目指し闊歩する。自然と足取りが軽くなるのは、期待に胸が膨らんでワクワクしているからだ。

エレベーターに乗って最上階の9Fで降りると、目の前に「ハーフムーン」の扉が目に飛び込んでくる。
そうそう、こないだはここまで来て、空しくも引き返すことになったのだ。
さてさて、今日は大丈夫かしら??
ちゃんと扉が開くまでは、なんだか落ち着かない・・・。ソワソワドキドキ。。。
でもそんな心配はすぐに余計なことになった。
K氏が扉に手をかけ、スッっと手前にひくと扉はすんなりと開き、中からかっこいいイケメンボーイが現れた。
にこやかに「いらっしゃいませ!」と店内へ案内してくれる。
わお~~!!念願叶って初めて足を踏み入れた「ハーフムーン」は、カウンター中心の清潔感溢れるこじんまりとしたキレイなお店だった。
カウンターには大きなスクリーンがあり、グランブルーを思わせるイルカやシャチの映像が映し出されていて、なんだか癒された気持ちになる。。。
白を基調にしたインテリアにその映像が映えている。
ふわ~~、ステキ・・・・ポッ・・・。

カウンターは予約客でいっぱいのようで、コースターとチャームがキレイに並び、本日のお客様たちを待ちかねている。
しばらくして真打の登場!ハーフムーンのスターマジシャンひでさんが出勤してきた。
白いシャツに黒いズボン。シンプルな服装がひでさんの笑顔を引き立てる。
マジシャンって、必要以上にキラキラしているイメージがあるんだけど(私も例にもれず??)バーマジシャンの衣装にそれは必要ないらしい。。。
K氏がひでさんを紹介してくれた。
「マジック関係者??」と聞かれ、「はははは。。。え~っとなんとなく・・・」と曖昧に答える。。。なんだそれ?? (=´m`)クスクス♪
だって、マジシャンだなんて、とてもとても恐れ多くて言えないものね。。。
Σ( ̄口 ̄*)とほほ・・・。。。

そうこうしているうちに、カウンターはあっという間に満席になり、いよいよショータイムのスタート!!

照明が暗くなって、音楽が鳴る。
テーブルにスポットライトがあたり、一箇所だけ丸くポカンとした空間ができた。
缶のコカコーラを二つのコップに注ぎいれる。シャワシャワシャワって、黒い液体で二つのコップがいっぱいになり、缶は空に。。。
そして、空の缶を持ったひでさんに注目が集まった。
スクリーンを背にしてスマートに立っているひでさんの手には、つぶれた空の缶が。。。。
んが!開いている注ぎ口を手で一瞬なでると、なんと!!プルトップが復活している。
そして、つぶれた缶がひでさんの手の中でどんどん元の形に戻っていくではありませんかああ!!!わああ~~!!ミラクル!ワンダフル!!アメージング!!!

また、演出も一味も二味も凝っている。今まで私が見てきたマジックショーのどれとも違い、全然異質のものになっていた。
音楽が大音量に鳴り響いているなか、現象がおきたり、ジョークを飛ばすときには、ふっと店内に一瞬の静寂が訪れる演出は、クロースアップショーをまさにエンターテイメントとして楽しめる。狭い空間を最大限に生かしたショーになっていた。

そして30分ほどの間に次々とマジックが飛び出してきた。
私もひとつだけ参加させてもらった。
ひでさんが扇状に広げたトランプの中から好きなトランプをひとつだけ見て覚える。
覚えるだけ!本当に覚えるだけ!!!
触るわけでも、ストップの声をかけたわけでもない。
そして、ひでさんは私から一番席の離れている女性のお客様のところへ行き、一枚トランプを引いてもらっている。
ひでさんは私に「なんのカードを覚えましたか??」と聞き、私は「クローバーの10」と答えた。
そしてひでさんは自信満々の笑顔で、女性客に「開いてみて」といい、
カードをみせてもらうと!!!
ぎゃああ~~!!確かに彼女の持っていたカードは「クローバーの10」だった。
Σ('◇'*)エェッ!?Σ('◇'*)エェッ!?Σ('◇'*)エェッ!?
なんでなんでなんで???
確かに扇状に広げたトランプの中には、ほかのカードもたくさんあった。
当然私は、ハートの10を選ぶ事もスペードの7を選ぶこともできたのに。。。
ぐわ~~。。。不思議だああ~~!

次々に起こる不思議に、観客は驚嘆の目を見開き、悲鳴とも絶叫ともつかぬ歓声の声をあげて、ショータイムは佳境へとさしかかる。
最後は予言のマジックだ。
封筒に入れたメッセージをまず扉に引っ掛ける。
そして、芝居がかった台詞でM氏を指名し、「僕とあなたは前世で恋人同士だった」という。
選んだお客が、男性ということでも観客は大喜び。

波打ち際でデートしたときの思い出話を語るように、
ひでさん「あれは何月だっけ?」
M氏「9月」
ひでさん「あの日君は何を着ていたっけ?」
M氏「Tシャツとジーパン」
ひでさん「何を食べたっけ?」
M氏「イタリアン」
ひでさん「君の履いていたパンティーは何色だった?」
M氏「黒」
などなど・・・・。思い出話をしながらたくさんの質問をしていく。
最初戸惑いがちだったM氏も後半は、乗ってきて楽しげに答えていた。

そして!!!
ジャジャジャジャアア~~ン。
最初に扉にひっかけてあった茶封筒にいれたメッセージを開けてみると、
一そこには、寸分違わない「二人の思い出話」が書かれていた!!

わああ~~~!!面白い!!!
演出も凝っているし、どんどんひでさんワールドに引き込まれてしまう。
そして、極めつけは、ぱっと取り出した黒いパンティーだった。
わはははははは!!
ハーフムーンは大爆笑の渦のど真ん中だ!

そして、クライマックスはフローティングローズ。
ナフキンでつくった白いバラが宙に浮き、炎とともに一瞬にして真紅のバラに変化した。
ロマンティックな曲に乗ったその演技は、爆笑していた会場を幻想的な空間にすりかえた。マジックだ!

あ~~!楽しかった!!
ひでさんのマジックは、まさに魔法だった。

ハリーポッターを読み終わったばかりの私には、ひでさんが本物の魔法使いに見えました。

またチャンスを見つけて絶対に遊びに行きたいと思います。
でも、いつも予約でいっぱいそうだな・・・。
(*^ч^*)ぷぷっ。。(*^ч^*)


SWAN・CAFE

2005-07-07 17:29:02 | レストラン・バー
すっごいステキなCAFEを見つけた!
銀座2丁目の昭和通り沿いにある「SWAN・CAFE」というお店だ。
http://www.swanbakery.co.jp/cafe/index.html

本日は打ち合わせのため、銀座へ行かなければならなかった。
待ち合わせが10時だというので、現場近くでモーニングでもしちゃおうかなっとちょこっと早めに家をでることにした。
ま、銀座ならドトールの一軒や二軒は簡単に見つけることができるでしょ!
ドトールでの私のお気に入りメニュー、コーヒーとレタスドックでも食べて腹ごしらえをしてから、いざ打ち合わせへ!というのが本日最初の作戦というわけだ。
(ま、作戦というほど大仰なもんじゃないんだけどね。。。o(〃^▽^〃)oあははっ♪)
だって、打ち合わせ中にお腹がグーグー鳴ったら格好悪いじゃない?!( ̄∀ ̄) 

有楽町駅に着いてから、まずは待ち合わせの場所を探す。
そこから一番近いドトールでモーニングをすることにしよう。
私の期待を裏切ることなく、駅を降りてから待ち合わせ場所までの間にはドトールが4軒もあった。
さすがは私のドトール!!
どこでもいつでも私にコーヒータイムを楽しませてくれるため、街のいたるところで私を待っていてくれる。(ΦωΦ)ふふふ・・・・。
でも、今日はいつもお世話になっているドトールを裏切り(?)ちょっと浮気をしてまったのだ。

さてさて、地図を見ながら待ち合わせ場所を探していると、店内を一望できるガラス張りのオープンカフェがあった。
わお!!ステキ!!
観葉植物がズラっと並び、入口を引き立てている。店内はクリーム色の壁で天井も高く広々としている。オープンキッチンのカウンターでは、かっこいい男の子がにこやかに働いていた。ポーチにはウッドタイプのテーブルが二つ。黒板には写真が張ってあり、白墨の可愛い文字でモーニングメニューが書いてある。
サラダとスープとトーストとコーヒーで¥450!!
へええ!こんな立地でこんなリッチな雰囲気が味わえるカフェなのに、¥450?!
それに、なになに??
コーヒーおかわり自由!?
O(≧▽≦)O ワーイ♪
もう、ここしかないわ!!っと、モーニングをする場所を決めてもう一度現場の地図を見直すと、なんと!!私が行かなければいけない打ち合わせ場所は、そのカフェの隣のビルだった。
場所も確認したし!まだ時間はたっぷりあるわっと、
早速その新しく見つけたステキなカフェ「SWAN・CAFE」に行く事にした。

朝8時前ということもあって、店内には4~5人ほどのお客さんしかいない。
大きなガラスから太陽光がたっぷりと差し込み、クリーム色の壁に吸収されて店内はさわやかな空間になっていた。BGMにはクラッシックがかかっている。
どの人もゆったりと本を読んだり資料を読んだりコーヒーを飲んだりと、それぞれの朝の時間を楽しんでいる。
オーダーを済ませ、ソファーの一番ハシっコの席を陣取り、早速きたコーヒーをすする。
う~ん!美味しい!!
朝一番のコーヒーって、なんでこんなに美味しいのかしらん♪
珍しく早起きしたのでまだ頭の中がぼんやけている。
そんなボケ頭をすっきりと目覚めさせてくれた。
モーニングセットは写真の通り、プレートにきれいに盛り付けられていて気持ちがいい。
サラダには生ハムが乗っていて、スープは冷製コーンスープだった。
わあ、ビスソワーズのコーンバージョンだわ!
うんうん、これもとっても美味しい!♪
クピクピっと飲んで、残ったスープにパンの耳をつけて食べてみた!
これも美味!!
私はパンの耳が苦手でいつも残してしまうのだけど、こうするとトーストも完食できる。
o(〃^▽^〃)oあははっ♪
ミミだけ残っているプレートっていつもなかなかさげてもらえないし、カッコ悪いのよね・・・。
(*^ч^*)ぷぷっ。。(*^ч^*)

食事を終えて、読みかけの本「グインサーガ100巻」(グインサーガの話はまたこんど!)を読んでいると、だんだん寒くなってきた・・・。《>_<》》クーラーが効きすぎているのだ。
どうして、人の体感温度ってみんな一緒じゃないんだろう!!?
みんなが同じだったら、こんな寒い思いをしなくてもすむのになあ。
だって、こんな寒さじゃ、みんな不愉快になると思うもの。
夏でも手放せない、(ってか、夏だからこそ)カーディガンを羽織ってみたけど、やっぱ寒い《>_<》》
あ!!!!そっか!!
外に出ればいいんだわ!!
だってここはオープンカフェなんだものおおお!
っということで、店員さんに「外に座りなおしてイイですか?」と聞いてみると、店員さんは「イイですよ!」っと言ってすぐにトレンチを持ってきてくれて、テーブルの上に置いてあった私のコーヒーとお水を外のテーブルに運んでくれた。

外に出てみると、店内では感じられなかった都会の騒がしさが伝わってくる。
道行く人々はこれから出勤なのだろう、どの人も慌しく足早に先を急いでいる。
そんな人たちを眺めながら2杯目のコーヒーを楽しみながら読書をしている私って!!
なんだか、すっごおおおおく贅沢なことをしている気持ちになった。

そして私は、9時45分を回ってから店を出て、隣のビルへ出掛けることにした。
打ち合わせは小一時間ほどで無事に終了。
今日も一日ステキな日になるといいなあ!♪

ステキなお店「SWAN・CAFE」を私のお気に入りのお店にいれちゃうことにしよう。

SWAN=白鳥で、最近観た白鳥の心温まる(?)話をひとつ。

仙台の大沼という湖に2羽の白鳥が寄り添って泳いでいる。
渡り鳥の彼らは、もう北方の地シベリアへ向かっていなければならないのに・・・。
仲間たちは、もう2月後半には北へむけて飛び立ってしまっている。
なんでこの2羽だけ?!
よく見ると、一羽の様子がおかしい。
羽があらぬ形になっており、閉じられないでいるのだ。
う・・・、折れてる・・・。
そう、一羽の白鳥は羽の骨が折れていて飛び立てないでいるのだ。
そして寄り添っている白鳥は、そんな仲間を心配して一緒にこの地に残ることにしたらしい。
ニュースでは「仲間」と言っていたからつがいではないんだろう。
その一羽を心配して、他の仲間たちと飛び立たなかったそのもう一羽の白鳥の心って?!
動物を擬人化する童話や物語の中だったら、そんなに珍しいことではないだろう。
けど、現実の世界で起こったこのお話しの白鳥たちの気持ちって、、、一体どんなものなのだろう!
泳ぎながらも、羽の傷ついた白鳥を見守るようにもう一羽は寄り添っている。
なんだか心温まるというか、切なくなるというか、なんとも言えず胸がキュンと痛くなるお話しだ。
仙台地元の人も心配して見守っている。
専門家の人たちも立ち上がっているらしいが、白鳥を捕まえて治療することで、過度なストレスを与えてしまうのではないかと危惧し、捕獲作戦も進まないらしい。

(ー'‘ー;) ウーン。。。。
どうしてあげたらイイんだろう。

今はとにかく、この夏を乗り切ることができるように祈るだけだ!

こんぱる座

2005-05-18 12:26:36 | レストラン・バー
銀座博品館の前で友人と待ち合わせをして、銀座にあるショーパブ「こんぱる座」へ行ってきた。

数週間前に、見慣れないけど見覚えのあるアドレスからメールがあった。んん??
「久しぶり!元気??」なんて書き出しの短いメールだったけど、送り主はすぐにわかった!!
O(≧▽≦)O ワーイ♪!のぐっちゃん(仮名)じゃぁありませんか!!
のぐっちゃんとは、私がまだマジックを始めて間もない頃に知り合った腕のイイPA(音響)さんだ。
当時はまだMDも出はじめたばかりで、音編集はもっぱらオープンデッキでやるしかなかった。今ほど気軽に音編集が出来ずにマジックの曲選びは相当に難儀だったのだ。もともと機械に弱い私にとっては、オープンでの音編集なんて「夢」のまた「夢」。曲編集ができないとなれば、演技を曲に合わせるしかない。。。なかなか構想どおりのマジックが出来ずに悩んでいたのだ。そんな時代に知り合ったのぐっちゃんは、友人というよりも恩人に近い。なんてったって、今でも彼が作ってくれた曲を使って演技をしているのだから。
ぺこm(_ _)m
家が近所だったということもあって、高円寺あたりで一緒によく飲んだっけなあ。 ( ̄∀ ̄) フフフ。
私のHPをみて、懐かしくなってメールしたんだという彼からの久々のコンタクトは本当に嬉しかった。
当時、ショーパブで音響さんをしていた彼は今でもショーパブで働いているという。場所は銀座「こんぱる座」。おおおお!!私も銀座にはよく行くよ!っということで「近々、遊びにいくねえ!」と早速メールを返信したのが数週間前の出来事だ。

20年来の付き合いになる友人のくんちゃんが退院した。数年前に脳腫瘍を患って抗がん剤治療をしていた彼女が、無事完治し闘病生活を終えて社会復帰したのだ。ショーパブ出身の彼女は人一倍というより、人の2倍、3倍明るく元気で、励まさなければならない私が逆にいつも励まされ元気をもらっていた。そんな彼女が退院したとなれば!盛大にお祝いをしなければ!!っということでのぐっちゃんの働いているショーパブに行くことにしたのだ。

ショータイムは10時からだけど、お店には9時から入れてショータイムの前にダンサーの人たちと飲んだりおしゃべりができたりするという。んじゃ、早く入ったほうがいいわよねっっということで、9時きっかりにお店へ入ることにした。金春通りを数メートル入ると左手に「こんぱる座」の看板がある。狭い階段をカーブに曲がると、地下一階にある楽屋の扉が開いていて色鮮やかな衣装が所狭しと置いてあるのが見える。お化粧と香水と汗の匂いが混ざった楽屋独特の匂いが、芝居をしていたころを思い出させる。
「わ~~。懐かしい感じがするね」
「ほんとだね。なんだかわくわくしてきたよおお」
友人のくんちゃんとは、むかし一緒に舞台に立ったり司会をしたりコントをしていたりしたので、そんな彼女とショーパブに来るのはとても懐かしい感じがしたのだ。
さらに地下2階まで降りていくと、受付ロビーは、完全入れ替え制なので前回のお客さんたちとダンサーたちで賑わっていた。人ごみを分けて、受付でのぐっちゃんの名前を言う。
「お待ちしてました!」っとスタッフの人は明るく対応してくれて、席へと案内してくれる。
店の中へ入ると、案内スタッフの人が「ちーのぐ!友達きたぞ~」っと2階にある音響ブースにむかってのぐっちゃんを呼んでくれた。のぐっちゃんは「ちーのぐ」と呼ばれているらしい。うんうん。確かにそう呼ばれていたかもしれない・・・。(*^ч^*)ぷぷっ。。
「ちぃ~っす!久しぶり~!!」っと現れた彼は、びっくりするほど昔とちっとも変らない。相変わらず原色の服を着て、首にはトレードマークのにこちゃんの首飾りをさげている。のぐっちゃんにしか似合わない奇妙な格好も人懐っこい笑顔も昔のままだ。軽く近況報告をしたあと、お客さんがわんさか入ってきてしまったので彼は早々に席を立ち自分の仕事へと戻ってしまったけど、久々に会った彼は相変わらず生き生きとしていて、そんな姿をみて私もがんばらなきゃなっと触発された思いがした。

ショーが始まるまでしばらくの間、ダンサーたちが入れ替わり立ち代り席へやってきておしゃべりで楽しませてくれる。ショーパブといえば、ニューハーフの人が多いかと思いきや意外とそうでもない。話をきくとニューハーフの人は2人しかいなく、他は女性・男性ダンサーなんだそうだ。
「ちーのぐの友達だんだって?」
「そうなんですぅ!」
そう言うと、みんな友達みたいに仲良く話しをしてくれる。
10時まであとちょっと。周りを見回すと客席はお客さんでいっぱいになっている。
予約していないと入れないという「こんぱる座」は今日も大繁盛だ。
店内がさ~っと薄暗くなり、ショータイムの時間がやってきた。
派手な衣装を着たダンサーたちが次々と登場し、舞台を色艶やかに踊りまくる。歌詞にあわせて芝居仕立てにして踊るダンスは、ショーパブ界の一流演出家ロッキーさんの独特の振り付けだ。
♪カメハメハァ~♪の曲に乗ってピンクの衣装であやしげに腰を振る踊りがあったり、♪どうにもとまらない~♪にあわせてSMチックな男女ダンサーが鞭を片手に踊りまくる。中盤は♪ブルーシャトー♪や♪好きさ好きさ好きさ♪など60年代のGSナンバーを中心にショーは展開していく。踊りもすごいが、ショーパブの醍醐味といえばやっぱり舞台装置の派手さだ。踊っているのか絡み合っているのか分らないダンサーたちが上から下からひっきりなしに登場する。メインダンサーばかりを目で追っていると、何気なく踊っているバックダンサーの美味しいシーンを見逃してしまったりするので見ているこっちも真剣だ。♪ホテルカリフォルニア♪は、曲は洋楽なのに何故か和風に演出してあった。行李を背負った貧しそうな男女二人連れの旅人が、道に迷って辿り着いたところが「ホテルカリフォルニア」らしい。妖しげなその旅館は、日本昔話によくでてきそうな狐か狸に化かされて足を踏み入れてしまったような雰囲気だ。芸者たちが♪~ホテルカリフォォォルニア~♪にあわせて一斉にお辞儀をするところはなんともおかしく笑いをそそる。
ショータイムは1時間ほどあったと思うが、あっという間の出来事だった。

ショーが終わったあと、リーダーのマコトさんがメンバーを紹介してくれた。たくさんの出演者がいるのかと思ったけど、実はそうでもない。入れ替わり立ち代り、様々な衣装を着て登場していたダンサーたちは、10人にも満たないくらいだった。さぞかし楽屋裏では大戦争なのだろう。そういえば、ショーの最中に着替えが間に合わず、後のチャックを開けっ放しで登場したダンサーが1人いたっけな。。。踊る合間に、一生懸命チャックを上げようとしていた姿が思い出される。それでも振り付けは間違わず、他のダンサーと寸分違わない踊りを踊るのだから、彼女のプロ意識に感心してしまう。
そのあと、お客さんの中でお祝い事や記念日の人を舞台に招き、みんなでお祝いをして写真を撮るというサービスがあった。前もって、のぐっちゃんに今回の趣旨「退院祝い」の旨を伝えておいたので、くんちゃんの名前が一番最初に呼ばれた。舞台に呼ばれて、ちょっとしたインタビュー。
「何で入院してたんですか?」
「がん」
あまりにあっけらかんと明るく言うので、会場の中に笑いが起こる。
「いつ退院したんですか?」
「先週」
また笑いが起こる。「こんなとこにいる場合じゃないでしょ!」っと司会のマコトさんも笑ってしまう。
でも大丈夫!!だって完治したんだもぉぉぉぉおおん!!!!(^0^)!!/
そうそう!こうやって一緒に笑えるって、本当に嬉しいことだな!っと痛感してしまった。
そして会場のみんなと声を合わせて
「おめでとう!!!」と言った。
くんちゃん、本当によかったね。

そのあとは終電の時間までお店にいて、またダンサーの人たちとおしゃべりを楽しんだ。
私たちの席には、ジェシカちゃんというフランスとフィリピンのハーフのニューハーフの女(?)の子が座って、ダンスの話や将来の夢に話を咲かせた。今回のショーにはあまり出番がなかった彼女は、次回では主役級の役がもらえるということで、稽古にも余念がなさそう。
「来月からショーチェンジするから必ず来てね」という。

久しぶりに大はしゃぎの夜もあっと言う間にすぎてしまい、帰りは駅まで猛ダッシュ。ギリギリ終電に間に合って、無事帰宅。
PCでメールチェックすると、のぐっちゃんとくんちゃんからお礼のメールがきていた。のぐっちゃんとは、ゆっくりおしゃべりができなかったけどまたのチャンスはいくらでもあるしね!

来月はくんちゃんのお誕生日月だし!
また行こうかな!!なんて密かに計画していたりもする。
あ~~、楽しかった。~(^0^)~♪♪~(^0^)~♪♪




マジックレストラン

2005-05-06 11:15:44 | レストラン・バー
銀座に新しくできたマジックレストラン「トラットリア・ジョイア・サラ・マジカ」というお店に行ってきた。本格イタリア料理を食べながらマジックを楽しめるという新感覚(?)のステキなお店だ。以前からバーマジシャンK君からご案内を頂いていたのだけど、なかなか行くチャンスがなく、今回友人の「就職祝い」にかこつけてちょっと覗いてみることにした!カーブのある階段を地下に降りてドアを開けると、店員さんが明るく迎えてくれた。店内は思ったよりも広く天井も高い。特に趣向を凝らしたインテリアではなかったけど清潔感に溢れていてなかなか居心地はイイ。別のテーブルではマジシャンがテーブルマジックを披露しているらしく、歓声が湧き上がっている。
「わ~~!やってるやってる!」
「楽しみだねええ!」
今回いっしょに来た友人はマジックをみるのが初めて。このお店のリーダーマジシャンT氏のマジックは定評もあり、「マジックフェロー賞」を最年少で受賞するなどかなりの実力派だという。マジックを初めてみるという友人もさることながら、私も彼のマジックを見るのをとても楽しみにしてきたので期待は高まる。

料理とマジックというコラボレーションを売りにしたお店には今までも何軒か行ったことはあったけど、料理に満足できることはほとんどない。だけどここは、さすが「本格」と謳うだけあって料理もなかなか。ピッツァ釜で焼いたナポリピッツァ「ポルチーニとドライトマトのピッツァ」は私のお気に入りのピッツァにいれちゃうことにした!友人は「この生地インドのナンみたいだね・・・」っととぼけたことを言ってはいたけど・・・。((((o ̄. ̄)o パスタは「渡りガニとトマトソースのフィットチーネ」を食べた。トマトソースは酸味の中にまろやかさがあり、私好みのお味で美味しかったのだけど・・・、(ー'‘ー;) ウーン・・・渡りガニが食べにくい・・・。最初はフォークとナイフを使ってなんとか中身を食べようとしたのだけど、思うように中身が出せない。仕方なく両手をベタベタにしながら渡りガニと大格闘!しかし!!甲殻にハサミが入っていないのでやっぱり中身はだせない・・・。結局大格闘の末、食せたのは爪の先ほどの蟹肉のみ。
「これって、飾りなんじゃない?」
「そうかもね。ま、ダシがよくでていたということで・・・」
お互い顔を見あわせながら考えていたことといえば・・・、『これって、普通食べないかも・・・』
周りを見回して二人でちょっと苦笑いしちゃいました・・・。∑(゜∇゜|||)

「ねえねえ、マジックっていつみせてくれるのかなあ??」とマジックを楽しみにしていた友人が食事をしながら何度も言う。
「多分、食事が終わってからじゃない?」と私も何度も答える。
お酒を飲んでいるだけならいざ知らず、食事をしているお客さんのところにはマジシャンはこない。
でも、そのあとにも予定があった私たちは少しずつ時計が気になり始める。メインディッシュの「子羊の骨付きロースト」はまだでてきていない。それを食べ終わってからマジックを見ていたのでは、待ち合わせをしている友人を待たせることになってしまうからちょっとずつ気持ちも焦りはじめる。少しのんびり食事を楽しみすぎちゃったかしら・・・。
「すいませ~ん。時間があまりないのでマジックをみたいのですが・・・」なんてわがままを言ってみたりして早めにマジシャンにテーブルへきてもらうことにした。
「わ~い!待ってました!」テーブルに来てくれたのはリーダーのT氏だった。
♪((O(〃⌒∇⌒〃)O))♪わくわく

4~5㎝四方の小さな白い紙を細長く丸めてそれに火をつける。炎が指の先で燃え上がりタバコに変化。
「おおお!!」友人は目の前で見るマジックにはしゃぎ気味だ。そんな友人を見て私もわくわくと嬉しくなる。誕生日当てのマジックや最後にレモン出現のカップアンドボールをやりながら楽しいおしゃべりも挟んでくれて、わたしたちのテーブルは大盛り上がり!7~8分見せてくれたあとフィナーレのマジックへ。
最後のマジックはトランプを一枚選び、そのトランプの右端を小さく千切る。千切った端を友人の手の中へ握りこませる。テーブルの上にレモンとライムを出し、どちらか片方を選ばせる。友人はライムを指差し、目を皿のようにしてそのライムから片時も目を離さないようにしている。まるで瞬きするのも忘れているようだ。そんな友人をみ見て私はまたわくわくとしてくる。
そして選んだライムから右端の破れたトランプが出現したきた。手の中にある千切れたトランプの切れ端とライムの中からでてきたトランプの右端を合わせると、ピッタリっと一致!!!!
「すっごおおおおい!!」二人で大歓声をあげてしまった。
そしてマジシャンT氏は小さくお辞儀をしてテーブルから去っていった。
「どうだった??」
「面白かったよおお」
「そう!よかった!!」
「今の知ってる??」
「 ( ̄∀ ̄) フフフ」
さすが、私の友人を長くしているとその先は聞いてこない。そうそう!マジックはタネなんか知らないで見ているのが一番楽しいってことを知っているからだ。

時間があまりなかった私たちはマジックを見たあと、急いでメインディッシュの残りを食べて==マジックを見ている間は食べるのをすっかり忘れていたから==すぐに席を立ち次の待ち合わせ場所へと移動。早歩きで待ち合わせ場所へと行ってみるとまだ友人は来ていない。時計をみると3分前だった。
(ΦωΦ)ふふふ・・・・間に合いました!!

しばらく待っていると友人がやってきた!このあとは!!
「退院祝い」とかこつけて、銀座ショーパブ「こんぱる座」にいくことになっていたのだ。
「こんぱる座」の話は次回へ!!