あゆみ

昨日よりは、今日
今日より 明日は 前進できていたらいい。
転んでも起き上がれるようになりたい。

仏教と認知療法

2010年05月21日 | 行動療法の実施
     《予防精神医療》

   ☆人間の命と心を回復☆

 最近、禅や瞑想が見直されている。

アメリカで半世紀ほど前に提案された「認知療法」という、

心の治療法でも「マインドフルネス」という目標を基準にし

て、「瞑想・禅」が取り入れられている。

 アメリカでは この半世紀の間に、日本・チベット・南方

系仏教の瞑想が広がり、それが 精神医療の医師達と連携し

てこうした世界が広がった。

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 日本では「修行道場での禅」が伝統的で深い修業禅を作って

いるために、医療現場に連動する応用としての禅に関心がない。

 また、伝統的な「宗派」が家の宗教的な所属意識になってい

るため、「禅・瞑想」もその意識に縛られている。




 BUT,精神医療ではそうした枠を超えて 人間の命と心の

回復方法として再構築されつつある。





 『生き方学としての禅』

        中野 東禅

            中日新聞より



中野 東禅 (なかの とうぜん)

 駒澤大学仏教学部卒

 曹洞宗総合研究センター講師

 南無の会副総務

 京都・龍宝寺住職

    多数の著書あり




 ここに出てきました「マインドフルネス」を検索してみて

ください。

我々は、思い込みが強くて・・・勝手に 現実とはかけ離れた

考え方をして悩んだり苦しんだりしてます。

また、現実だけを見つめるのではなく 色んな言葉に惑わされ

自分から物事を違った見方をしてしまい、、、それが ますます

現実を見失わせているようです。

 ・・・・・・この新聞の切り抜きを臨床心理士の先生に見せた

ところ、「これなんです。僕も研修に行ったのですができません

でした。」との返答。

確かに、解釈も難しいのですが。。。

でも、心の治療には必然的なものだということです。

 詳しくは、また記事にしていきたいと思います。

なぜなら、私も まだよく分かっていないからです。

済みません。




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2 コメント

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マインドフルネス (にゅーぴーさんへ)
2010-05-24 11:47:07
 そういえば、以前 書いておられましたね。
ブッダが亡くなった菩提樹・・・。
私もTVでは観たことがあるんですけどね。
 解釈は、難しいのですが・・・我々は、色んなものに捉われて過ぎているから、真実のものが見られない。
だから、苦しみも大きくなる。
 パニック発作が起こったとき、「死んでしまうのでは・・・」「気が狂ってしまうかも・・・」など、現実以外のことを考えてしまい、今起こっていることだけに集中できない。
だから、パニックが また強い不安を招き、結果 予期不安を引き起こす。
そういうことかなぁ~などと思いました。
この考えは、癌などの終末期医療にも役立っているそうです。
「緩和ケア」に遣われているらしいです。
 まだまだ理解できないし、得とくできないのですが・・・。
 PDなどの治療に外国では禅が治療方法になっていると聞いてました。
それは禅特有の呼吸がいいと言うことでしたが、もっと奥深いものがあったみたいですね。
 私は、手塚治さんが書かれたマンガの『ブッダ』を何度も全巻読みましたが、、、マインドフルネスというものに辿り着いてから、もう一度読み返すと 気づかなかったものに気づけるような気がします。
また、マインドフルネスの本を探してみようと思ってます。
 「私は、クリスチャンさから・・・」とか「うちは、○○教だから・・・」そういう問題ではなくて、その垣根を越えて日常生活で 少しずつ訓練できたらいいなぁ~などと思っています。
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瞑想・・・・・・ (にゅーぴー)
2010-05-23 23:29:27
確かに、今の世の中、瞑想する時間なんてないさって感じですよね。何か動いてないといけない・・・・・って。

私はインドにお釈迦様の一生を辿る旅をした時に、ブッダガヤという所で早朝に瞑想をした経験があります。チームリーダーからは「無」になるのですよと指導されました。
結果は「無」になろうということにとらわれてしまってそればっかり意識してしまって、それで終わっちゃった経験があります。

たとえば寝る前とか地下鉄の中とか、とにかく一人でぼ~とした時に、自分の気持ちに正直になって、そして仏教の教えに沿ったものの受け取り方をしていく事が、自分を認め、また他を受け入れられる隙間ができる・・・・。

うまく言えないですが、お釈迦様の説かれた事をまとめた、法華経は素晴らしいバイブルだと思います。

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