テケの日記帳

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日本人だけなぜあの声が聞こえるのか

2019年09月07日 12時09分31秒 | 生きること
猛暑続きの毎日ですが、夕方になると風の雰囲気が爽やかになってきて、匂いなども違う。。。そしてコオロギなど虫たちの音色。。少しづつ秋の気配がしてきました。

温暖化で春と秋の期間が短くなっていると言われている今日この頃、皆さん元気に過ごされていますか。。

もう、だいぶ前の記事ですが日本人とポリネシア人だけが「虫の音」を「虫の声」としてとらえているということを知りました。

西洋人は右脳で、日本人は左脳で虫の音をとらえているって。


>虫や動物の鳴き声。こうした音を、西洋人は楽器や雑音と同じように右脳で聞いているのですが、日本人は言語と同じく左脳で聞いていることがわかりました。(下記記事抜粋)

西欧人は虫の音をノイズとして認識するようです。

物理的?にはそんな感じかも知れませんね。

でも、テケ的にはそれでは面白くありません。ひょっとして、八百万の神々(やおよろずのかみがみ)信仰が今でも息づいている日本だからかも!(なんの根拠なしw)

なんとなくですが、万物に神が宿るというような考えだと、言霊(コトダマ)の国としては、虫が発する音にも何か意味があるんじゃないかと耳を傾けたかも知れませんね。。

※【言霊とは】古代日本で、言葉に宿っていると信じられていた不思議な力。発した言葉どおりの結果を現す力があるとされた。

言霊って、例えば結婚式で縁起が悪いので使ってはいけない「忌み言葉」なんていうのも、その典型的な流れだと思います。

でも、日本人の歴史ある言葉文化と虫の音色を一緒にするなって怒られそうですね。。^^;

ただ、外国の人達より虫の音色に耳を傾けて雑音としてではなく、言葉として聴けた素地にはなりえるよね。(●^o^●)

とりとめのない話かも知れませんが秋の夜長にふさわしい話題かも知れないと感じたテケでした。。

ではでは、またね~。
 

(昆虫)スズムシ 鈴虫 成虫(オス5匹+メス2匹)
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右脳と左脳と虫の声 | くらしの良品研究所 | 無印良品
2015年9月 9日

灼熱の太陽が照り付けた夏も終わり、澄んだ空気が心地よい季節を運んできました。スポーツ、芸術、味覚と、秋の楽しみはいろいろありますが、夜長の楽しみのひとつは虫の声。ところで、この虫の声を心地よいと感じる私たち日本人は、世界のなかでは特異な存在だということをご存じでしたか?

あれ松虫が…

秋になると、虫かごに入れた鈴虫の鳴き声をBGMとして聞かせる日本料理店もあるように、私たち日本人は遠く万葉の時代から虫の音に耳を傾け、季節を感じてきました。「虫の音(ね)」「虫の声」と表現するように、日本人にとって、それは心地よいサウンド。ネット上に、コオロギや鈴虫などの鳴き声を納めたサイトがたくさんあるのも、虫の音を楽しむ人が多いことのあらわれでしょう。
ところが、西欧の人たちには、この虫の音が「ノイズ」と認識されているとか。同じ虫の音を聞いて、なぜこんな違いが起こるのでしょう? それを解明したのは、東京医科歯科大学名誉教授、角田忠信博士の「日本人の脳の研究」でした。

外国の人には聞こえない?

そもそものきっかけは、角田博士が1987年にキューバのハバナで開かれた国際学会に参加した時のこと。
歓迎会の会場をおおう「蝉しぐれ」のような虫の音に驚いた博士が、周囲の人に何という虫かと尋ねたところ、だれも何も聞こえないと言うのだそうです。パーティが終わった深夜、静かな夜道には、先刻よりもさらに激しく虫の音が聞こえていました。若い二人のキューバ人と帰途についた博士が何度も虫の鳴く草むらを指し示しても、二人には何も聞こえないようで、不思議そうに顔を見合わせるばかり。博士はその後、毎日この二人と行動を共にしましたが、一人は3日目にようやく虫の音に気づいたものの、もう一人は1週間たってもついにわからないままだったといいます。もしかしたら、日本人の耳と外国人の耳には違いがあるのかもしれない…博士の研究は、そんなところから始まりました。

左脳で虫の音を聞く日本人

人間の脳は右脳と左脳とに分かれていて、それぞれに得意分野があります。言葉や計算などの知的作業を分担するのは、言語脳といわれる左脳。これに対して音楽脳といわれる右脳は、非言語音を感覚的にとらえるのにすぐれているといわれます。この脳の働きを日本人と西欧人で比較してみると、西欧人は虫の音を右脳(音楽脳)で処理するのに対し、日本人は左脳(言語脳)で受けとめる、つまり虫の「声」として聞いていることが角田博士の研究で明らかになりました。
一体どうしたら、そんなことがわかるのでしょう? 人間の耳から脳への神経系の構造は、左耳から入った情報は右脳へ、右耳から入った情報は左脳へ行く、という交叉状態になっています。そこで、左右の耳に同時に違った音を流した後でどちらの音を聞きとれたかを調べることで、どちらの脳が認識しているかを判定。いろいろな音でこうした実験を積み重ねていくと、音楽や機械音、雑音は右脳で、言語音は左脳で受け止めていることがわかったのです。
ここまでは、日本人も西洋人も共通なのですが、違いが出るのは虫や動物の鳴き声。こうした音を、西洋人は楽器や雑音と同じように右脳で聞いているのですが、日本人は言語と同じく左脳で聞いていることがわかりました。

日本語の脳

こうしたことの背景には、その言語における「母音」が大きく関わっているといわれます。母音より子音の方が重要な役割をもつことの多い西洋人は、母音を音楽脳で処理するのに対して、母音で言葉を形成する部分が大きい日本語を話す日本人は、母音を言語脳で処理するのだとか。そして、虫や動物の声は母音に非常に似ていることから、日本人はこれらの音を言語脳で聞くと推察されています。それだけでなく、波・風・雨の音・小川のせせらぎといった自然音や邦楽器の音なども、日本人は左脳で聞いているのだそうです。
さらに興味深いのは、日本人でも外国語を母語として育てられると西洋型になり、外国人でも日本語を母語として育つと日本型になってしまうこと。西洋型か日本型かは、人種の違いではなく、幼児期にどんな言語を母語として覚えたかの違いである可能性が高く、「日本人の脳というより"日本語の脳"と言うべきだろう」と角田博士は語っています。博士の今までの調査では、日本語と同じパターンは世界でもポリネシア語でしか見つかっていないということです。

虫の音をはじめ、生きとし生けるものの「声」に耳を傾ける。自然に対する日本人のそんな感受性は、左脳で聞くという日本語の脳とも関係していたのかもしれませんね。その一方で、さまざまな音にあふれる現代の暮らしでは、虫の声に耳を傾ける時間が減ってきているような気もします。せっかく虫の「声」を聞く能力が備わっていても、心のゆとりがなければ、聞こえるものも聞こえてこないでしょう。
夏の暑さで疲れた体と心をリセットするためにも、ちょっと立ち止まって虫の声に耳を傾けてみませんか。そういえば、「虫時雨(むししぐれ)」という美しい季語もあるようです。

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2 コメント

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Unknown (くまモンじゃないモン)
2019-09-08 05:08:29
私達 日本人は、素晴らしい感性を持っている。ということですね(^_^)v
おまけに、色々な虫の声を聞き分けられるんですから。。
今も、秋の虫達がお喋りをしている真っ最中です😉
虫達にとっては恋の季節だから、恋しいメスに振り向いてもらう為に、一生懸命お話してるんじゃないかな~?
そんな事を考えながら、日本人に産まれて良かった!と思うのでした😆
返信する
くまモンじゃないモン様へ (テケ)
2019-09-08 10:07:06
コメントありがとうございます。

>虫達にとっては恋の季節だから

そうなんですよね。そう考えると虫たちの音色も違って聴こえてくるかも!(≧◇≦)
返信する

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