kinuko画廊

子供の頃のように無邪気に、心に浮かぶ絵を描いていきたい
溢れ出すコトダマたちとともに・・・

日本という国

2007-07-19 13:20:43 | ちょっとお堅い話

何故か今書いておかなければと感じ、

重いテーマですが取り上げてみました。


************
 

私は、自分が住んでいるこの【日本】という国が

ずっと好きになれませんでした。

自分が住むこの国をどこかで卑下していたのです。

日本は世界中の人から嫌われてる。

そう思っていました。


その理由のひとつに、

日本が戦争で、他の国に大きな迷惑をかけたことがあげられます。

なんて酷い国だろうって。

いろいろな戦後保障の問題も、他国の反日感情も、

日本に浴びせられる蔑視の言葉も、

「そんなん日本が悪いねんから当たり前」と

何の疑いもせずに、普通に思っていました。

そういう風に教えられてきたし、マスコミにしてもたいていの場合、

そういう報道の仕方だったからです。


けれどこの戦争、別の視点からも捉えられることを昨年初めて知りました。


《私たちの先人は大東亜戦争を戦ったのです》

http://nandakorea.sakura.ne.jp/html/daitoua.html

日本人の発言ではなく、外国の人達がこの戦争についての発言したことや、
書物からの抜粋で構成されています


  先の大戦について肯定的に語ることがタブーのような空気に包まれている
  日本に於いては、日本人自身のそういった発言はすぐに色眼鏡で見られ、
  レッテル張りされてしまいます。
  そこで外国人の意見を集めてみました。

   H・G・ウェルズ(イギリス、歴史学者)

  「この大戦は植民地主義に終止符を打ち、白人と有色人種との平等を
   もたらし、世界連邦の礎石をおいた。」


   他多数・・・・


《嗚呼大東亜戦争》

http://www.senyu-ren.jp/AA/AA.shtml

これは、鄭春河さんというの台湾人の方で、志願して日本兵となり、
大東亜戦争を戦った人がまとめられた文です。
長いですが、とてもわかりやすく書かれています。

前がきより抜粋します

  「しかし台湾同胞よりも日本同胞に一人でも多く読んでいただきたい。
   何故ならば、日本同胞の中には戦後の誤った教育を受けて、歴史の流れや、
   歴史上の真実を知らず、自分の祖国日本を嫌悪する者が多い。
   これでは将来が思いやられる。これらの人々に正しい歴史観と自信を
   取り戻して貰い、世界に冠たる日本精神―――大和魂の振作復興を
   図るのは私個人の望みとする所ばかりではなく、日本に於ける刻下の
   急務で有る外、指導者並びに教育者の使命とすべきではなかろうか」



当事者どうしでは見えないことも、第三者の目で冷静に分析したとき、

単に「被害者と加害者」や「戦勝国と敗戦国」という構図とは

また違った見方がされているのです。


そう、、、よくよく考えれば、それまで原住民から国を奪い、

植民地化してきた欧米各国が何の裁きも受けず、

日本だけが裁かれたということのはおかしな話です。


アジア各国が欧米大国に次々と植民地化されていくのを目の当たりにし、

明日はわが身と、先に手を打つのは無理ないことなのかもしれません。

最後の最後には、黙って強国の植民地になるか、分が悪い戦いに挑むか、

それしか選択の余地が残されていなかったようです。


こういった事情も知らず、悲しいことに私たち日本人は、

長きに渡り自国を愛することが許されない風潮があったのです。

自分の国を腐し、まるで他人ごとのように国の批判し続けたのです。

少なくとも私はそうでした。


このことは、東京裁判でただ一人、日本は無罪であると主張したパール判事が、

後に日本人へ贈っていただいたメッセージどおりなのです。


「欧米諸国は、日本が侵略戦争を行ったということを歴史に
とどめることによって、自分らのアジア侵略の正当性を誇示すると同時に、
日本の十七年間の経緯を、罪悪と烙印することが目的であったに
違いない・・・・・・・・・・

私は一九二八年から四十五年までの十七年間の歴史を二年七ヶ月かかって調べた。
この中には恐らく日本人の知らない問題もある。それを私は判決文の中に綴った。
この私の歴史を読めば、欧米こそ憎むべきアジア侵略の張本人であることが
わかる筈だ。それなのにあなた方は、自分等の子弟に

「日本は犯罪を犯したのだ」
「日本は侵略の暴挙を敢えてしたのだ」と教えている。

満州事変から大東亜戦争に至る真実の歴史をどうか私の判決文を通じて
充分研究して頂きたい。
日本人の子弟がゆがめられた罪悪感を背負って、卑屈、頽廃に流れて行くのを、
私は平然と見過ごすわけにはいかない。
あやまられた彼等の宣伝の欺瞞を払拭せよ。
あやまられた歴史は書き改めねばならない。」

このように、パール判事が危惧したとおりではないでしょうか。


とはいえ、こういったことを知ったからといって、

私はこの戦争を美化しようとは思っていません。

如何なる大義名分を掲げても、戦争をしかけてはいけないと思っています。

他国を我がものにすることなど、あってはならないのです。

また、ナショナリズムを煽るつもりもありません。

自国を愛し誇りに思うことはいいことですが、

それが他国への攻撃に繋がっているとすれば、とても愚かなことです。


私は、迷惑をかけた国のみなさん、痛みを与えたみなさんに対しては、

日本人として申し訳なく思う気持ちは変わりません。

事実、苦しんだ人はたくさんいるのです。

いかに正当性をあげ連ねても、

直視すべき事実は、直視しなければなりません。


ただ、やはりこういった側面があることを知ってよかったと思います。

おそらく、インターネットがなければ一生知らなかったことです。

古傷に触れたくないので、本当は何があったのか振り返ることなく、

目をそむけ続けたと思います。


でも、私たちの子孫のためにも、この姿勢を続けていてはいけないと

思っています。

どこかで断ち切る必要性をひしひしと感じます。

自分の国を愛していると、堂々と言えない国。。。とても悲しい話です。

自分の国を愛しているとしか言ってはいけない国もありますが。。。

それと同じくらい悲しいことだと思います。


ひとつのものごとでも、、それぞれの立場や事情によって、

善にも悪にも、正にも邪にも変わります。

私たちは、ヒーローが悪役を最後に叩きのめすという単純明快な

ストーリーに慣れ親しみすぎているのです。

当たり前の基準も、しきたりも思想も違う国どうしの争いで、

一方的に悪役を押し付けるのは、とても不自然なことです。

この辺りに物語としてのデフォルメを感じます。

演出が上手い側が、悪役をやっつけるヒーロー役を演じたり、

悪役に打ちのめされる悲劇のヒロイン役を演じる。

逆に演出が下手なものが、悪役としてのレッテルを貼られている

ように見えてきます。

ちなみに私たち日本人は、間違いなく後者です。

それが日本人の不器用さであり、よさでもあるのです。

長年、外国から馬鹿にされ続けてきた日本人ですが、

この混沌の時代に来て、(外交はともかく)一般人の間では、

日本の歴史や文化、日本古来の考え方などが注目されはじめています。

彼らが見ているのは、今の日本ではなく、私たちの祖先が世界に示した

『大和魂』とか、『武士道』といったものです。

私たちは、もう一度その心意気を、見直さなければならないのかもしれません。



、、、長きに渡るコンプレックスから幾分開放された今、私は思います。

本当は、どこの国の人かなんて関係ないのです。

日本人だから駄目というのもおかしいし、

また、日本人だから良いというのも、

選民意識の表れのようで、私自身は違和感を持ちます。


私たちはみんな、地球に住む地球人です。

そして、この宇宙の住人である宇宙人です。

他人や、他の国や、他の星と比較して、卑下する必要はないのです。


   
   おっと、、、どなたかがバトンタッチして下さるようです
   勝手に言葉が出てきました・・・


力が強く、戦に長けている者が偉いのではありません

先頭に立ち、旗を振るものが偉いのではありません

巨万の富を持つ者が偉いのではありません

膨大な知識を持つ者が偉いのではありません

奇跡の力を持つ者が偉いのではありません

そこに真心というものがなければ、

どんな宝を手にしたとて、ただの亡者です


神より与えられたそれぞれの賜物を、

地位や権力や名誉のためではなく、

愛と真心をもって使うこと

みなと共に分かち合うこと

それができる者こそ、真の偉人と言えましょう


分かち合うこととは

【和】というあり方です

違うものを否定したり、非難したり、排除したりするのではなく、

尊重し合うという姿です

損得など関係なく、ただ純粋に、調和していこうという心根です


みながこの心を持つことで、一体どれだけの変化が起こせるかわかりますか

これには、地位や権力やお金や知識は必要ありません

誰もが今この瞬間からできることなのです


人がよすぎると騙されるというなら、喜んで騙されて下さい

騙す方ではなかったことを喜んで下さい

誰が見ておらずとも、天にはすべてが届いております


救い主を外に求めないでよいのです

神は、誰一人欠くことなく賜物を与えられています

だからあなた自身が偉人となって下さい

あなたが知らずとも、あなたの魂はそうなれることを知っています

魂の叫びを聞くのです

内なる光としっかりと繋がるのです

そうすれば、あなた自身の中に宿る叡智を見出すことができるはずです

何事も心で見て、心で聞いて、心で読むのです

そうすれば、起こる出来事の、流れる情報の真意が

透けて見えてくるはずです




・・・なんか、多少ズレたようにも思いますが、
自然と浮かんだ言葉なので、きっとこれでよいのでしょう・・・(^_^;)


とーっても長くなりました!!!!!ごめんなさい
ここまで読んで下さった方に心から感謝いたします(ペコリ)



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6 コメント

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Unknown (ビンカ☆)
2007-07-19 14:30:30
この地球上で魂を磨くための永い旅
あるときは戦争での殺し役、また、その逆の殺され役
ヨーロッパやアジアなど転生も多数
ここでは戦いの歴史がまだ終わらない
愛以外はすべてまぼろし・・と言う人もいた
地球も変わり時 私たちも☆.。.:*・°
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ビンカしゃん☆ (kinuko)
2007-07-20 19:59:16
そういえば。。。
私、韓国人の過去世があったのを思い出した!!

みんないろんなところでいろんな役を演じて、
学習していってるんですよね・・・

この世は自分を映し出す鏡
学びは本だけではなく、日常にあり☆

愛を体現していくこと。
クサイけどこれに尽きますよねーーーー!
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今晩わんだふる☆ (ミランダ☆)
2007-07-23 01:33:44
初めて書き込みさせていただきまする^^

そう、していい事としていけない事ってあるのよね。
その為に勉強させられたのかな・・・?と思った。

これからも、魂に響くメッセンジャーきぬちゃんを、応援してまーす(^^)♪

返信する
ミラちゃんへ☆ (kinuko)
2007-07-23 11:15:43
きゃっほー!
書き込みありがとう!(^^)!

うん、いっぱい勉強してるよね。。。
そろそろ知恵に変えていかなくちゃね

応援ありがと~~~~~
返信する
タイトルと同じ本が・・・ (くんくん)
2007-07-27 16:35:51
お久しぶりです^^
お元気ですか?朝蓮さんの日記に掲載されていた
素敵なkinukoさんのメッセージの
「自分で選んだ道を・・・」の言葉・・・
まさに、昨日、楽天ブログで紹介した
最新web絵本の「みずりん第3話」の
「わかれみち」のテーマとシンクロを感じ感激しました

そして・・・一言ゼヒ御愛拶に!・・と伺いましたら

日記のタイトルと同じタイトルの本を
先日、主人が買ってきて読んで感動していたので
またまたビックリ♪

まさに、その本の内容も
中学生に分かるレベルの言葉で綴られた
学校では教えてもらえなかった
知るべき日本の歴史が綴られていました

 「日本という国」
    ↓
http://www.amazon.co.jp/%E6%97%A5%E6%9C%AC%E3%81%A8%E3%81%84%E3%81%86%E5%9B%BD-%E5%B0%8F%E7%86%8A-%E8%8B%B1%E4%BA%8C/dp/4652078145

なんだか・・・とっても嬉しくなってしまいました
良かったら・・・今後とも宜しくお願いいたします♪
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くんくんさんへ☆ (kinuko)
2007-07-28 13:00:57
わ~!ご無沙汰しておりまする☆
ようこそおいでませ!(^^)!

えへへ、くんくんさんとは何かとシンクロしますね☆

きゃ~同じタイトルの本があったなんて・・・
困ったな~^_^;
タイトル変えた方がいいかな?

ま、いっか。こんなに密かに展開してるブログ、
誰も見ないやんね~☆

こちらこそよろしくお願いいたしま~す(^_-)-☆
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