kinuko画廊

子供の頃のように無邪気に、心に浮かぶ絵を描いていきたい
溢れ出すコトダマたちとともに・・・

アセンションを考える

2007-08-30 16:32:00 | アセンション考
『アセンション』(次元上昇)
この単語を私はずっと使わないでいた。

たぶん自分の内側に何かひっかかりがあったからだ。
今でもそれがきれいに解消されているわけではない。
ただ私自身、ちゃんと向き合わなくてはならないと思った。

アセンションに関する情報はネットに溢れているから、
そちらで調べてもらうことにして、
私自身が受け取るメッセージを通して、感じることを書こうと思う。


アセンションとは次元上昇を意味するが、
今回言われているのは、3次元から5次元へのシフト。
それは、簡単にいうと『物質』から『霊性』へのシフトチェンジと
思われる。

荒々しく重い波動から、細かく精妙な波動への変化ともいえる。
細かく精妙な波動とは、『愛』とか『感謝』の波動だ。

私自身は、ある日を境にして世界が突然にして変わることはないと思っている。
地球自体のアセンションの現象は既にはじまっている。
自浄作用として見られる、天災の頻発で明らかだ。
そういったことに、人類がついていけるかということに尽きるだろう。

人類は、目に見えるものだけ(物質)への信仰を捨てる時期がきている。
これは、脳みそがガチンと音をたてるほどの大きな変化だ。


天はありとあらゆる仕掛けを使い、時には厳しく、時には優しく、
気付きを促すように信号を発している。

そのひとつに災いがある。
災いには、人災によるものと、天災によるものがあるが、
結果的にはそのどちらにも「気付きの宝」が散りばめられている。

災いから逃げるのではく、責任の所在を追及するばかりではなく、
個々に投げかけられた問題として取り組まなければならない。

『精神』へのシフトは、愛と祈りだけではなく、
たくましい知恵と勇気と行動が伴ってこそ。


私がメッセージで常々言われるのは、
とにかく『掃除』である。

汚れていては見えないことがある。
持ちすぎていると、執着してしまう。
既成概念を壊す。
時には『信念』さえそのひとつ。
本当の自由というのは何も持たないことのようだ。

もうひとつは、『家庭の和』だ。
実は、『家庭の和』は、社会の、国の、地球の和に直結している。

ここにこそ、たくさんの学びがある。
近いからこそ、自我を押し付けあってしまう。
この関係をよくしていくことは、生まれる前に自らに課した課題だ。

自分の親や子やパートナーとの関係を見直し、
愛に基づいた家庭を創造していくことは、
全体像を変えるのと同じレベルの行為だと言える。


アセンションといえば、なにやら刺激的な感じを受けるが、
私たちがすることは、とてもシンプルで地味なことなのだと思う。

日々、自分のサポート存在に感謝し、
自分と周りの人に感謝し、できるだけ清く保つこと。
こんなところだろうか。

あまりにも地味すぎて、後回しになってしまうんだな、きっと。