毎年、1年のまとめに映画と本のお気に入りベスト10を書いてますが、
もう2月になってしまったよ…。
映画も本もあまり観られてない(読めてない)から、気がすすまなかったりする。
とりあえず本。
順位はありません。
・「太陽はひとりぼっち」鈴木るりか
3冊目の作品になる高校生作家さん。
デビュー作の「さよなら、田中さん」の続編です。
本当に素晴らしいのです!初期の西加奈子を彷彿とさせる。
「14歳、明日の時間割」もよかった。次回作も楽しみ。
・「わたしの良い子」 寺地はるな
去年読んで「好きな作家リスト」に加わった寺地はるなさん。
文章が私好み。そして、他人に深入りしすぎない視点も好き。
「大人は泣かないと思っていた」「夜が暗いとはかぎらない」もよかった
・「化物蝋燭」 木内昇
ずっと好きな作家の一人。新選組の物語(「幕末の青嵐」)から入ったけど、どの作品も面白い。硬派な作風も良いけど、この切ない短編集も大好き。
・「傑作はまだ」 瀬尾まいこ
まっすぐであたたかい瀬尾さんの作品も好きだ。
・「むらさきのスカートの女」 今村夏子
芥川賞受賞作。
数冊読んだが、独特すぎる不気味さがクセになる作家さん。過去の作品も追いかけたい!
・「いつかの岸辺に跳ねていく」加納朋子
加納さんの作品もまっすぐであたたかい。
私はこういう系統が好きなんだよねー。
・「愛なき世界」三浦しをん
植物の研究に愛を注ぐ理系の人々の世界。自分の知らない世界を覗けるのは面白い
・「誰も知らない世界のことわざ」
少し前の本だけど、きれいで楽しくてよかった。手元に置きたくなり、購入。
なんせ、スペインのことわざ「あなたは私のオレンジの片割れ」に尽きる!(笑)「翻訳できない世界のことば」も良い。
・「鬼滅の刃」(19巻 続刊) 吾峠呼世晴
我が家もハマりました。
主人公の心の清さ、悪者も含めた登場人物それぞれの物語が切なくて泣く。
・「キングダム」(56巻 続刊) 原泰久
去年はついに実写映画化もされました!
これが、なかなかよかったので、ぜひ。吉沢亮の政が漫画そのまま!
戦いが大変なことになっているけど、史実を基にしてるんだからきっと大丈夫…。
とまぁ、こんな感じで変わりばえしないけど、読みやすい本ばかりなので、機会があれば読んでみてください。
素直すぎる、甘すぎるチョイスも多々ありますが、 物語の中では殺伐としたものより、心暖まる方が好きなので。
今年はもうちょっと読むようにしよ…。
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