「もしも昨日が選べたら」 素晴らしき哉、人生！

またも知らない間に上映が始まっていた
アダム・サンドラーの映画。
パっとしないタイトルですが・・・。

「もしも昨日が選べたら」（CLICK・2006年・アメリカ）

仕事人間で、家庭を顧みず出世をめざすマイケル（アダム・サンドラー）。
ある日、怪しげな男（クリストファー・ウォーケン）から
”万能リモコン”をもらう。
それは、自分の人生を早送りしたり、巻戻し再生したりできる
不思議なリモコンだった・・・。
（DVDのメニュー画面みたいに、”メイキング（笑）”や
"コメンタリー”（ナレーターはジェームズ・アール・ジョーンズ！
ダースベイダーの声でお馴染みの黒人のオジサン）が
あったりして面白い）

はじめは、リモコンでガミガミ小言や夫婦喧嘩を早送りしたり
吠える犬の鳴き声をボリュームダウンしたり・・・と
使っていたのですが、そのうち、
もーかったるい！出世するまで早送りっ！！！と
どんどん使ってしまうのですが、ウマイ話には裏がある・・・。

で、アダムは、早送りした自分の人生を見せつけられ
人生を見つめなおす・・・という、
予想通りといえば予想通りですが
ほんとーに　心温まるいい映画でした。
アダムに泣かされるとは。

観終わったときの気分って、あの名作
「素晴らしき哉、人生！」を思わせる・・・。
後悔先に立たずといいますが、人生の中で大事なことって
なんだろう、って考えさせられます。

押し付けがましくなく、お涙頂戴じゃなく
素直にイイ映画でした。
もっとたくさんの人に観て欲しいです。

アダム・サンドラー、いい感じになってきました。
トム・ハンクス路線に行くか？？？？

クリストファー・ウォーケンも相変わらずの不気味ぶり。
でも最近コメディが多いなぁ（笑）
奥さん役のケイト・ベッキンセールは今回、
ほんとにキレイでした。ベッカム嫁やシエナ・ミラーと
同系列に扱って(←私の中で）申し訳なかった！
老けメイクもホントにキレイだったんですよ。
年とったらあんな感じになるのかなー？

マイケルがリモコンを手に入れる
”ベッド・バス＆ビヨンド”は実際にある
ホーム・ファーニッシング専門店。
その店で、ベッド用品・バス用品があって
ホントにビヨンド（そのむこう）があるのが笑える。
この映画以降、みんな探したりして。

未来のニュースで”ブリトニー・スピアーズがまた出産。
ダンナのケビンがやっと就職”なんて言ってるのも面白かった。

チェブさんの記事で、
ダスティン・ホフマンの息子とジャック・ニコルソンの娘がでている
というので、注目して見てみました。
ダスティン・ホフマンの息子ジェイク・ホフマンは、
20代に成長したアダムの息子役。
ハンサムです。要チェックかも！
（写真はコチラで）
ジャック・ニコルソンの娘は、ティーンエイジャーに成長した
アダムの娘役。ちょっとしか出番なかったですが、
キレイでした。（写真はコチラ）

アダムの映画におなじみのロブ・シュナイダーも
もちろん登場。いつも国籍不明（笑）