目の中のリンゴ

息子と観に行った米津玄師「空想」よかった!!

「オッペンハイマー」 予習必須

2024年04月13日 | 映画タイトル あ行
映画の感想もちゃんと書いていこう、と決意したのも束の間、なかなか書けないでいる。
インスタをやる気にならず、ブログをえんえん続けているのも、自分の記録として残しておきたいからなんですけどね。

この映画を観たのは公開日早々だったのにもう2週間?!
記録のために一応。

「オッペンハイマー」OPPENHEIMER 2023年・米)

今年のアカデミー賞を席巻した話題作。
作品賞
監督賞(クリストファー・ノーラン)
主演男優賞(キリアン・マーフィ)
助演男優賞(ロバート・ダウニー・Jr)
作曲賞
撮影賞
編集賞

第二次世界大戦下、アメリカはナチス・ドイツに先駆けて原子爆弾を開発することを目標に極秘プロジェクト“マンハッタン計画”を始動させ、そのリーダーにイギリスやドイツの名門大学に留学経験のある天才物理学者ロバート・オッペンハイマーを任命する。ユダヤ人でもある彼は、ニューメキシコ州のロスアラモス研究所に全米の英知を結集し原爆開発に邁進、ついに世界初の核実験を成功させるのだったが…。
(allcinemaより)

ノーラン監督お得意の、時間軸を行ったり来たり、登場人物多い、長い、と聞いていたので覚悟はしていたが、NHKのオッペンハイマーのドキュメンタリーだけでは明らかに予習不足。
(でも、主演のキリアン・マーフィが本人と雰囲気
そっくりなのは驚いた。ジョシュ・ハートネットも)
そこは開き直って淡々と観た。
3時間、飽きることはなく集中して観ることができたのは、豪華な俳優陣の迫真の演技のおかげか…

これから観る方は事実の流れや主な関係者を予習してからどうぞ。理解度が違うと思う。

去年初めて広島の平和記念資料館に行ったので、なんとも言えない気持ちでこの原爆開発の物語を観た。
科学者として、自分の能力が証明され、研究の成果が歴史に残るものとなる喜び(?!)はどれほどのものかと思うけれど、同時にそれが何をもたらしたのか。
それで戦争が終わっても、また世界中でさらなる兵器の開発競争になる。

ドキュメンタリー番組で、オッペンハイマーは後に来日したが、広島と長崎を訪れることはなかったと言っていた。
この映画では原爆開発や戦争そのものやオッペンハイマーの内面よりも、政治劇に重きを置いている。
以前に共産党員と関係があったがために赤狩りの標的となって聴聞会、公聴会で叩かれる。
そこでロバート・ダウニー・Jrとの対立やいろんな人がいっぱい出てくるわけで…

圧倒的な映像と緻密な脚本、見応えある俳優たちの演技合戦。アカデミー賞も納得と思う。
でもごめんなさい、理解しきれてません。ヘタレで幼稚な私には難しすぎたけど、いつか、もっといろいろ調べて学んでから再見したいとは思う。いや、ほんとに。

ミーハー的見所としては、やはりキリアンの蒼い瞳とどこか神経質そうで変人めいたところ。
ジョシュ・ハートネットやマシュー・モディーンなどの懐かしい顔!(マシュー!お爺ちゃんやん!!)
フローレンス・ピューとエミリー・ブラントというタイプの違う美女。(オッペンハイマーさん、お盛んね)
出番は少ないけどオイシイ、ラミ・マレックなどなど。

案の定うまく書けなかったんで、こそっと更新しときます。


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