目の中のリンゴ

20年ぶりにオペラ座熱が再燃!!

6月に読んだ本

2024年07月07日 | 読書
6月の読書メーター
読んだ本の数:5
読んだページ数:1428
ナイス数:217

今年も半分終わってしまいました。
しかし暑い。
6月は「オペラ座の怪人 4Kデジタルリマスター」が公開されたせいで、20年ぶりにオペラ座病が再発。
やはりこの映画は映画館の大きいスクリーンで良い音で観るのが最高に素晴らしい!
衣装やセットも本当に煌びやかで美しく、音楽は言わずもがな。
若いジェラルド・バトラーのファントムが美しすぎて!歌は下手だけど。
(まぁストーリーはあの時代、ということで…)

ああ、わたしはこの映画が大好きだ!!と思ってます。
すでに5回観に行きました。まだ上映してます。皆さんもぜひ。

コンビニ兄弟3:―テンダネス門司港こがね村店― (新潮文庫 ま 60-3)コンビニ兄弟3:―テンダネス門司港こがね村店― (新潮文庫 ま 60-3)感想
積読やっと読了。今回はミツ店長の出番少なめ、ツギさんの魅力増しという感じ。 前巻の終わりで出てきた不穏な女の正体は…「華に嵐」よかったです。このシリーズまだまだ続きそう。気楽に楽しく読めるので好きです。
読了日:06月29日 著者:町田 そのこ

ツミデミックツミデミック感想
最近コロナ禍をテーマにした作品があちらこちらに。いつも新作が楽しみな一穂ミチさんの短編集。先の見えないコロナに、犯罪もパンデミック?!不穏で怖い話で苦しくなったところで、思いがけずあたたかな気持ちになる話。飽きずにあっという間に読了。一穂さんの大阪弁とリアルな、愛ある人間描写が好き。ダメな人間もそこに至る過程があり逡巡を繰り返している。
読了日:06月15日 著者:一穂ミチ

ルックバック (ジャンプコミックス)ルックバック (ジャンプコミックス)感想
映画になってもうすぐ公開というので再読。 以前話題になった時にネットで読んだ。 学校新聞で人気の4コマ漫画を連載する藤野。そこに現れた緻密な絵がものすごく上手い不登校の京本。小4から続く、2人の描くことへの情熱と友情。全ての創作活動する人に刺さると思う…。時は戻せないけれど、費やした時間と想いは無駄ではない。
読了日:06月15日 著者:藤本 タツキ

この夏の星を見るこの夏の星を見る感想
コロナ禍での青春真っ只中。茨城、東京、長崎の五島の中高生が天文を通じて繋がっていく。今この時にできなかったこと、こんな状況だからこそできたこと。たくさんの登場人物を余すことなく描く辻村さん、さすがです。前向きで力強い物語でした。ただ、こんなふうに過ごせないまま、どんどん苦しくなっていく子どもたちも現実にはたくさんいるのだと思うとつらい。
読了日:06月15日 著者:辻村 深月

あなたの右手は蜂蜜の香りあなたの右手は蜂蜜の香り感想
男性が書いた物語にしては「エモい」(もはや死語?)文章が好き。映画の脚本や監督も手がけるだけに、絵画的というか映像が浮かぶ。9才の時、近所に出没した可愛い子熊に会いに行ったら、自分の目の前で母熊が撃たれてしまったことで罪の意識に苛まれる雨子は、子熊の行方を追い…。ただひたすらに子熊のためだけに生きる雨子。幼馴染の那智くんも含めて、ひとつのことに囚われて生きるしんどさよ…。つまらない大人の私は、周りの人たちの気持ちになって読んでしまった。物語のその後の現実を考えてしまうのは野暮ですね。
読了日:06月05日 著者:片岡 翔

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