目の中のリンゴ

20年ぶりにオペラ座熱が再燃!!

「13ラブ30」 女版”ビッグ”と言うなかれ

2009年06月05日 | 映画タイトル さ行
ちょっと前の映画で、ずっと観たかった1本。
数年前に、ノベライズのへーパーバッグを読んで、
絶対観たい!と楽しみにしてたんですが、
劇場未公開。
キャストがマイナーだからかな。
他愛ないラブコメなんですけどね。
私の大好き要素がてんこ盛りで(笑)

「13ラブ30」(13 Going on 30 2004年・アメリカ)

13歳のジェナは、学校のオシャレグループに
憧れる地味な女の子。
仲良しのマットはカメラおたくのポッチャリ君。
早く大人の女性になりたい!
30歳の成功した素敵な女性になりたい!
と願ったところ、目覚めると
30歳の自分(ジェニファー・ガーナー)に
なっていた!
お金持ちで美人でスタイルもよくて、
人気ファッション雑誌の凄腕編集者。
あせったジェナは現在のマットを探すと
彼(マーク・ラファロ)はいい男に成長し
カメラマンになっていた・・・

早く大人になりたい!と願ったら
大人になってた、って まるっきり
「ビッグ」なんですけど(笑)
(↑トム・ハンクスの出世作。大好き)
違うのは、彼女だけじゃなく
周りの人(友達や家族)もトシをとってること。

素敵なだけじゃなく、成功するために
ズルイことや人に言えないことも
やってきた”大人”のジェナ。
でも、それって幸せなの?
どこでこうなったの?というお話。

こういうストーリー、
ありきたりでも大好きです。
ありえへん!!&んなアホな!!
で、お決まりのハッピーエンドでも。

だって、音楽がリック・スプリングフィールドに
マイケル・ジャクソンの「スリラー」(笑える)ですよ。
それだけでもツボ!!

NYのファッション雑誌の出版社
という舞台も好き。
(アメリカの女の子の憧れなのか?
「プラダを着た悪魔」「アグリー・ベティ」
「SATC」でも出てきたよね)

こないだ「JUNO」でシリアスな
ジェニファー・ガーナーを観ましたが、
このラブコメでの彼女も可愛い。
(ちょっとジュリア・ロバーツっぽい。)
とっかえひっかえの衣装も目の保養。

IMDBには、この役の候補はグウィネス・パルトロー、
ヒラリー・スワンク、レネー・ゼルウィガーだった
と書いてあったけどジェニファーでよかった。

ところで、この映画の中で
ジェナの雑誌の表紙がジェニファー・ロペス。
当時彼女は人気絶頂で、ベン・アフレックと熱愛中。
しかし、今ではそのベン・アフレック、
ジェニファー・ガーナーと結婚してます。
なんだか複雑~と思いながら観ていたのでした。
そんなの私だけか。

話は戻って・・・
本を読んだ時、雑誌の編集長が
アンディ・サーキスというのも興味があったのです。
あの「ロード・オブ・ザ・リング」のゴラムです。
キュートなボスっぷりでしたよ(笑)

ジェナの同僚でジュディ・グリア
(「幸せになるための27のドレス」)が
出てたのも脇役好きの私にはよかったです。

そして!ジェナの幼馴染マット役の
マーク・ラファロ
この、地味でぱっとしないマークが
なんか、心をくすぐるのだった。
観る映画ごとに雰囲気がぜんぜん違って
不思議な役者さんなんですわ、これが。
とりあえず
「ユー・キャン・カウント・オン・ミー」
「死ぬまでにしたい10のこと」
「エターナル・サンシャイン」
「コラテラル」をおすすめ。

このキャストの地味さかげんが
劇場未公開であり、私のツボであった
というわけですね。
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