「花より男子（だんご）」 な、なんじゃこりゃー！

時間がない時間がないと言っているわりに、
つい魔がさして録画していたこんな映画を観てしまった。

「花より男子（だんご）」　（1995年・日本）

なにコレ・・・？
いや、もちろん、原作が少女漫画で、台湾でドラマ化されて
大人気になったことや、日本でもテレビドラマ化されたのは
知ってるんですけど・・・
たったの80分ほどだし（２時間ドラマより短い！）あまりにチープ。
調べてみたら、松雪泰子の「白鳥麗子でございます」と
２本立てでした。ア、アイドル映画や～！！

でも、ボーイッシュでめちゃめちゃカワイイ内田有紀ちゃんから
目が離せない！（笑）
他にも、これがデビュー作の藤木直人、谷原章介がメインキャスト！
有紀ちゃんも人妻になり、今やバツイチなんだから
月日の経つのは早いですね！

ストーリーは　あってなきが如し。
坊ちゃん嬢ちゃんの私立大学に入学した、庶民の子・牧野つくしが
F4と呼ばれる学園の人気者男子グループに目の仇にされたり、
急に惚れたり惚れられたりする　ドタバタ学園コメディ。

小学生レベルのわけのわからんイジメが展開され、
急に好きになったりケンカしたり　忙しいったらありゃしない。
原作の漫画ってホントにこんなの？？
（いや、違うと思うけどね）

みんな笑えるほど演技が下手！
でも、この映画に出た過去を抹殺したいほど、
大物に成長した役者さんは、この中にいないようなので、
まぁ、良いかと・・・（笑）
中でも、帰国子女でマドンナ役の女優さん（江黒真理衣）、
ホントに英語ペラペラで、一時期しか日本で活動してなかった
みたいだけど、演技も日本語も下手なのに、
突然喋る英語が素晴らしく上手でした（笑）

そんな映画でも、目の保養になるのは良いことです。
なんだかんだ言って最後まで観ちゃったもん。
有紀ちゃんは　すらりとした手足に大きな目、
サラサラショートの髪が本当に可愛かったなぁ。
谷原章介も、オイシイ役でした。
藤木直人は男サイドの主役のわりに、影が薄っ・・・。
若くて可愛くて初々しいので、観る価値はあります。

典型的アイドル映画を久々に見ました。
私の”日本映画”のイメージってこういう感じだったのよ！
これに比べたら　最近の日本映画やドラマは素晴らしいです。