建造物&アートにしよう。
一度行ってみようと思っていた台東区の朝倉彫塑館へ。
いつものように東急東京メトロパスだから、東京メトロ千代田線西日暮里駅下車。

西日暮里公園脇の坂を登る。

西日暮里公園ってただの公園ではないんだ。道灌山!



諏訪台通りを真っ直ぐに。

に。なんだけど、高村光太郎か。



富士見坂!


今日はどんより曇りだけど真冬の快晴ならほんとにこんなに迫力の富士山が見えるのかな?


いちいち引っかかっていたんでは先に進めない。

あんまり見ないようにして真っ直ぐに。


お!美味そうな佃煮屋さん。中野屋さんというのか。

あっちは夕やけだんだんの谷中銀座。

いや真っ直ぐに。

この建物なんだろ?

いや真っ直ぐと思ったら、朝倉彫塑館。



彫刻家・朝倉文夫は東京美術学校を卒業した明治40年にここに小さなアトリエ兼住居を構えた。
その後、朝倉の活躍と共に敷地の拡張や増改築を繰り返し昭和10年に現在の建物が完成した。
設計は朝倉本人。施工は小林梅五郎他となっている。この施工に関しては入館してアトリエに入った瞬間にわかった。



中は撮影禁止。屋上庭園もあるけど屋上庭園からの撮影も禁止。

土足禁止。スリッパも禁止。靴下で見学。

かといって堅苦しいことはありませぬ。
私自身は、朝倉文夫と言えば作品も含めて大御所みたいなイメージで、どちらかといえば娘の響子さんの作品の方が好きだった。
だったのだけど、アトリエに展示されていた「墓守」に釘付けになってしまった。

すごい・・・
アトリエを一周しただけで職人さんへの敬意というか手仕事への敬意というような気持ちを感じた。
施工の小林梅五郎他とは、たぶん梅五郎棟梁他大工さんや建具屋さんやらなのだろう。
そうして。
ただ己の世界を極めていただけではなく、後進の育成にも力を入れていたことも建物を巡っているうちに誰の説明を受けなくともわかった。
屋上庭園は庭園ではなく菜園。野菜を育てることで観察もできる。屋上緑化の先駆けでもあった。

朝倉が最初に構えた小さなアトリエ兼住居の上にも作品。
屋上庭園から見えるしつい撮影したくなったけど、試しにカメラを構えてみて、屋上からの撮影禁止の理由もわかった。
その先のお宅の洗濯物まで映り込んでしまうのだ。。
彫塑館を出て路地を行き門へ。


来てみて良かったなぁ(^^♪
西日暮里駅へと引き返す。
諏方神社さまに寄ってみる。



この狛犬さま私好み(^^♪

御嶽山?

これをみたけと読むかおんたけと読むか・・・

諏訪台通りってこの諏方神社さまからきているのかな?
