ま。
関東大震災で壊滅状態になった横浜の橋。復興事業で国施工37橋・市施工141橋が新築・改築・修築された。
現存関東大震災復興橋梁・打越橋は、かながわの橋100選&横浜市認定歴史的建造物である!
どっからどう行ってもよいのだが、今回は横浜駅東口からバスで向かう。



これにはわけがある。
そう!横浜市営バス103系統。

かつて横浜市内には横浜市電が走っていた。

横浜市電3系統の終点は山元町。横浜市営バス103系統はかつての市電跡を走るのである。そして、打越橋はそこにあるのである。



山元町バス停下車。

かつて横浜市電3系統の終着駅がそこにあった。

今は静かな商店街。

打越橋へと向かう。



横浜駅東口方向に曲がれば、もう見える(^^♪



かながわの橋100選&横浜市認定歴史的建造物&現存関東大震災復興橋梁・打越橋。

かながわの橋100選推薦文によれば。
昭和3年の竣工で、橋長38mの鋼アーチ橋。アーチが変断面であるため、独特のスタイルとなっている。構造的にはアーチの両端がヒンジとなった2ヒンジで、かつ、その上に載っているトラス構造の補剛桁が連続しているので、上路式のローゼ橋と言える構造である。また、70度の斜橋でもある。デザイン的にも構造的にも、非常に興味深い感じのする橋である。
とある。



設計は横浜市土木局。施工は横浜船渠会社。市施工・復興費街路費支辨橋梁11橋のひとつ。
横浜震災復興誌によれば。
位置・中區富士見町山本町地先:第十七號路線上:市道
橋種・鋼拱桁
斜度・左70.00.00度
橋長・38.5m
有效幅員・7.3m
面積・281.05㎡
施工期・著手大正十五年十月十六日:竣功昭和三年八月九日
總工費・87.362.84円とある。

ゆっくりと上る。




実は、この橋はかつて自殺の名所であった。

眺めが素晴らし過ぎたのかもしれない。


親柱は、灯具は復元だが他は当時のまま。






おや!こんなお店があるんだ。日替わりシェア(^^♪


橋の下には地蔵さま。

横浜市認定歴史的建造物プレートに、かながわの橋100選プレートは行方不明(^^;


下れば湧き水(^^♪




更に下れば中村川。

