東京オペラシティ。


東京オペラシティにはパブリックアートが7作品ある。
シンボルともいえる圧倒的な存在感は「シンギングマン」。

「シンギングマン」。
作者はジョナサン・ボロフスキー。
彼は歌っているのだけど、いつもはかすかに聴こえたり全く聴こえなかったり。

昨日はどういうわけだかよく聴こえた。
東欧のメロディーがおりてきてはくるりとまわってまたのぼり心地よく空に吸い込まれていく。

あのアンテナをみてるみたい。

どこもみてないか。
シンンギングマンは固定されてるただの金属の塊だけど魂は自由なのだ。

物理的に食うに困るようなことではないけど、年が明けてからというもの、心の支えを失うことばかりだった。
シンギングマンの歌を聴いて一緒に空をみていたら、なぜだか心が晴れ晴れとしてきていた。
またすぐに曇るかもはしれないけど、明るい光がさすことの方が多くなってきているって気が付いた。