一本だけ咲いてる。
なんというのかな？今年はボリュームが足りないような。。
ブロ友・りおちゃんからの情報を見ながら、さて今年はいつ東郷寺さまへ行こうかと迷っていたのだけど、緊急事態宣言が解除されてお天気上々の今日、府中市の東郷寺さまのしだれ桜を見に出かけた。
京王・多磨霊園駅下車。
東郷寺通りを東郷寺さまへ。
一番早く咲いたのは散り桜なれど他の木は満開だ。
聖将山東郷寺は、東郷平八郎を開基とする日蓮宗の寺院。
東郷平八郎の別荘と農園があったこの場所に昭和１４年（１９３９年）に建てられた。
ん・・・
確かにりおちゃんの言う通り今年はなんかボリュームが足りない気がする。
そしたらどこかから、わかった！花が小さいんだ！と声がした。
なるほど。髪の毛も本数は同じでも細いと薄く見える。
それでもまるで滝のような見事なしだれ桜。
山門は、伊東忠太の設計で昭和１５年（１９４０年）に建てられた三間三戸の八脚門。
寺の規模からすればかなり大きめの山門で、映画・羅生門のモデルになった山門といわれてる。東京都選定歴史的建造物。
いつもの年より下の花がたくさん咲いているのは今年は日当たりがいいからかな。
たくさんのメジロが飛び交う。
帰り道は「かなしい坂」から駅へ。
「かなしい坂」は、玉川上水掘削の時にこの坂のあたりで工事が失敗したことに由来するという。責任を問われ処刑された役人が「かなしい」とつぶやいたことからその名が付いたという。
玉川上水は高低差があまりない。当時の技術ではかなりの難工事だったと思われる。失敗はありうる。処刑とは重すぎる気もする。何らかの政治的理由で処罰が下されたのやもしれぬなぁ。。
今は普通の住宅地。
こちらのお宅の花桃。今年も素敵に満開。
東郷通りを下ってかなしい坂を上って地下道くぐればクルリと駅。
