でも、梅雨が過ぎたら10月まで毎日がこんなんになるんだからなぁ・・・倒れない程度に行こう。靴マーク一個のところ。
かながわの古道50選・塩つけ道(八王子道)。

この道は、近世、金沢の六浦海岸で採れた塩を遠く八王子まで運搬するために使われた道だそうです。また荷駄賃による生計の道であったといわれてます。現在は、東名高速道路に架かる水頭橋から南側に『塩つけ道』の一部が残ってます。付近には、全国の霊場への巡礼を成しとげた記念に建てられたと思われる廻国供養塔があります。
ふむふむ( ..)φ
相鉄線・相模大塚駅下車。南口に出る。

県道40号線を目指して歩き出す。

もう数歩歩いただけで後悔しはじめる。あぢ・・・
40号線を渡る。


なんだかわからない線路を渡る。


東名につきあたる。



右に曲がる。

次の橋が水頭橋と、なぜだかそこに待機していたおまわりさんに教えていただく。業務妨害してしまったかもしれない。東名沿いに歩く。

あそこ左かな?

お!あった。柵に囲まれて廻国供養塔。

ここがスタート地点。

歩き出す。出す・・・って、シュールだな・・・

公園墓地にラブホ・・・人生全部網羅してるといえば言えなくもないが・・・ま。
水頭橋を渡る。


下を流れるのは車だが。元々は水が流れていたのかな???

橋を渡って右。


お!東名の防音壁の下に地味にあった。

ここかとふり返った瞬間、わお!!!と声をあげてしまった。誰かいたら恥ずかしいじゃないのと思わず周囲をみてしまった。
そう。忽然と古道が現れた。

道をはさんで、山口家と橘川家が軒を連ねる。どちらも大きな旧いお屋敷だ。


かながわの古道50選って、チョイスの基準がよくわからない感じもしたが、なるほどに、これは納得。

両家を過ぎると、タイムスリップは終る。



ついでだから、蓼川神社様に寄っていこうか。
蓼川公園前を右に曲がる。
お!あれだな。




狛犬様まんがちっく♡


合祀のようだが、それにしてもいにしえだな。







こちらもだ。



これは・・・なんだ水準点じゃないの。こういう場所だとなにやら意味ありげに見えるから不思議。

ついでに弁天様にも寄ろう。



お!あった。


そうか。養蚕が盛んだったのか。・・・ここもなかなかに人間臭い。

地蔵様にも寄ってみよう。

あそこかな?

ここも移転してきたようだが、やはり、公民館と地蔵様は良く似合う。






今のたつきは基地と不動産ということなんだろうが、この古道はずっと残っていてくれたらいいな。


あぢくてなにも思い浮かばないから、今夜はカレーだ。
7・12付記。
翌12日に出社して、たまたま綾瀬から来てる同僚と話をした。
えーとね。ヤマグチさんというお宅とタチバナカワさんというお宅の間の道なのね・・・
ヤマグチさんは知らないけど、そのタチバナカワさんってキツカワさんって読むんですよ!大地主さんですよ。幼稚園も経営しておられて、ウチの旦那も娘も通ったんですよ。とてもいい幼稚園ですよ!そんな歴史がある道だったんだ。知らなかった・・・
そうだったのか。
両家の努力がなければ、とてもあの道は維持できない。代替わりとかでもうやめたとなれば、あっという間にのっぺらとしてしまう。
感謝です。