ガス切れし着火ライター冴返る 2022-02-10 10:52:17 | 春の俳句 風あほるビニールハウス冴返る 通天閣赤から青へ冴返る 冴返る居酒屋の酒の制限 落としたるカレースプーン冴返る 冴返る酔ふて飲み干す夜半の水 冴返る乗る人無きスワンボート 冴返る靴に隠れるはりねずみ スーパーにワカメが出回るようになって来た。さっそく買って来てすぐに茹でておいた。熱湯に入れるとたちまち鮮やかな緑色になった。茎の部分が子供の時から好きだ。 昨夜はちょっと飲み過ぎた。
春浅し木の影あわき石畳 2022-02-09 14:28:25 | 春の俳句 枝先のまだつんつんと春浅し 首すくめ待つ信号や春浅し 座る人の無きベンチや春浅し 春浅しすぐに切りたる換気扇 浅春や指一本のタイピング 閉まってる子ども食堂春浅し 昼の時間は気温が上がって過ごしやすいけど、それまで朝のうちはずっと気温の低い日がほとんど続く。今は四月でも。これも温暖化で変わったせいなのかな?心配な、ウクライナ情勢。戦争が終わっても攻め入って四島を略奪したロシアだからな。何をするかわからない。それと手を握る、ならず者国家。どうなる今後?
並びたる小さき仏や蕗の薹 2022-02-08 16:07:35 | 春の俳句 蕗の薹ひらきゆき見つむる心 藁屋根や民話のごとく蕗の薹 惚けし母わらってござる蕗の薹 ふきのたう子のころ語る惚けし母 ふきのたう郷の荷のなか根のままに さっくりと食みし天ぷら蕗の薹 白梅が咲いてるのを方々で見かけるようになった。早春の香りですね。ふらりと思うままに電車に乗って出かけたいところだけど。今はまだ我慢の時。嘆いていても始まらない。昨日、本棚の整理をしてたら、ほとんど使っていないままの絵具を見つけた。眼がちょっと見えにくくなったけど、今年はがんばって絵を描いてみようと思う。気温がわずか上がっただけでも随分すごしやすい。
湯に浸ける残る寒さや蜜の瓶 2022-02-07 14:36:28 | 春の俳句 本棚の閉じしままなる余寒かな 残る寒さや我が身抱くごと眠る 止まりたるエスカレーター余寒なほ 固まりしカレー温める余寒かな 街灯の切れかけてゐる余寒かな 余寒なほ景のモノクロ水墨画 余寒なほ夕日を覆ふ黒き雲 エンジンのかからぬ頭や残る寒さ どうやら寒波も峠を越したようだ。少し緩んだのがわかる。また寒の戻りはあるだろうけど、一息つける。事故で入院した時、目も怪我して手術したけど、とんでもないヤブ医者で、ずっと焦点がズレて具合が悪いまま。眼医者で尋ねたらわりと簡単に治りそう。でも、この今の時期ではためらう。ニュースを見てたら、オミクロン株がカタチをまた変えてしぶとく残りそうなことを言ってた。今年も落ち着くことはないのかな。
おそ春や首元を膨らます鳩 2022-02-06 16:46:39 | 春の俳句 春遅し遊具に触れて離るる子 春遅し兎よりそひ動かざる 春遅し次第に薪の減りゆけり 倒木に森の荒れたる遅春かな おそ春や栗鼠は丸まり尾を被り 今日も強烈な寒さです。朝から(昨日の)カレーを食べて、ちょっと温もりました。 今がピークなのかな?昨夜は何をするでなく、遅くまで起きていました。カレーを食べて燃えてたのかな♪ユーチューブで銭形平次を見てました。おーとこだったーらひとつにかけるう~ 今はとにかく一日一日、過ぎて行くのを待つのみ。ブログの友のページでふきのとうを見ました。春はもうすぐ♪