

藪に消ゆ孕みたる野良猫の妻
どうしても腹ボテの野良猫を詠みたかったのです。以前、そんな猫を見かけたから。
産む場所をあちこち探してるようでした。つい先日もいつもの公園で見かけました。少し入った三つ葉つつじの咲き並んでる細い茂みの中の道で、僕の足音に気づくとサッと逃げて、木々の茂った方へ隠れてしまいました。その振り向いた顔はとても寄せ付けない警戒した顔つきをしていました。初めて見るブチでした。いつも見かけていた猫たちは、この頃は見かけなくなりました。数年ぶりに出会うこともあるから、無事でいることを願って後にしました。
今日は次第に雨になるようです。

雨の降り方次第では、雨の中を見に行きたい気持ちですね。

