菅首相は、施政方針や昨日のダボス会議で、TPP(環太平洋連携協定)の推進を中心とする第3の開国を主張している。
第1:明治維新、第2:太平洋大戦の敗戦後の復興、そして閉塞感漂う現状からの脱皮を第3の開国と位置づける。
実際には、日本も1995年GATTから発展させたWTO(世界貿易機関)発足と同時に加盟、二国間のFTA(自由貿易協定)、EPA(経済連携協定)をいくつか締結し、少しづつ開国しているが . . . 本文を読む
先日のTVで偶然、話題のマイケル・サンデル教授(ハーバード大:政治哲学)の授業を観ることができた。
”ハーバード白熱教室”と銘打って、マスコミで取り上げられ、「これから正義の話をしよう」は30万部を超えベストセラー。
東大:安田講堂に期待して集まった東大生を相手に、命題を投げかける。
「イチロー14億の年収、オバマ大統領数千万円、これは正義か?」
日頃、イチロー、おおすごいなぁ、やっぱり大リーガ . . . 本文を読む
孫が来月から3歳保育園。いろんなことを覚えて手に負えなくなるだろうと覚悟している。
先日、ふと自分の子供時代を思い出し、ハーモニカで童謡を吹いてみた。
男の児(3.5歳と1.5歳)なので、テレビのヒーローに夢中、三銃士やウルトラマンのような勇ましい歌ばかり関心があるようなので、ちょっと情操を育てたいと思ったから。
「春の小川」「ふるさと」「なかよし」「夕焼け小焼け」などメロディーを思い出しな . . . 本文を読む
子犬に散歩を付き合ってもらうようになって3ケ月近くになる。
30分くらい、コースを代えて近所をウォッチングしながら運動不足を解消。
朝・昼・夕とで、出会う人も違う。
朝と夕は、同じように犬を連れた常連さんが笑顔であいさつ。
懸命にウォーキングしている人も、子犬のかわいいしぐさに、思わず歩をゆるめて愛想してくれる。
ドウダンツツジの芽も赤く色づいて、春の息吹を感じる。
湧水からの小川の両 . . . 本文を読む
新聞の世相分析として、「ボヴァリー夫人」(仏フローベール著)を題材に、幼児虐待/育児放棄の頻発問題を解説(仏文学者)していた。
いわく:
「大元の原因は、ただ一つ:資本主義の異常発達。資本主義の本質とは、商品をより多く消費してもらうこと。必要を超えたら、需要は頭打ちとなる。そこで、資本主義が考え出したこと⇒”自己実現としての消費”というアイディアだ。そのためには、お金だけでなく、時間が大切→面倒く . . . 本文を読む
犬を飼い始めて5ケ月、家にいるときは朝の散歩が日課になった。
いろいろとコースを変えて20-30分くらい犬と二人三脚で歩き回っている。
今までとは違って、いろんな発見がある。
まず、通りすがりの人や犬との出会い。
一声かけたり、掛けられたりする中に、何となく温かい触れ合いを感じる。
犬好きな人は、遠くからニコニコしながら自転車の速度をゆるめて、声をかけてくれたりする。
子供も近寄ってナデナデして、 . . . 本文を読む
世界的な経済危機、結婚詐欺がらみの女性の連続殺人など悪いニュースばかりで、何となく閉そく感が漂う感じがするが、先週からいくつか心洗われる経験をした。
①先週2日間、神奈川県南部の湘南台で、外国人(カンボジア、タイ人)を社員として大事にしているプレス加工会社:社員50人そのうち30人が外国人、2,3人だけ日本語ができる。
今年に入り、仕事量が激減、雇用調整助成金を受け、毎週2回、全員参加の社内教 . . . 本文を読む
娘を失って、今日でちょうど3ケ月経った。
哀しみは癒えることはなく、虚しさがつのる。
身内、友だちなど、多くの人たちの愛に支えられて、この間をなんとか過ごせてきた気がする。
子に先立たれた傷つきやすい心で、日ごろ気づきもしなかったいろいろな思い遣りの心を深く感じるようになった。
1ケ月足らずで、仕事を再開し、各地に出かけているので、少しは元の生活に戻りつつあるが、家内は最近やっと、一人で家で過ごせ . . . 本文を読む
2月12日のがん宣告からわずか2ケ月足らず、4月1日の夜、娘は病院で息を引き取りました。その日は、ちょうど家内の誕生日でした。
遠くの知人へのご挨拶です。
心のこもった生花をありがとうございます。
4月4日、近くの教会で、無事お葬式を終えました。
50人位のごく内輪でと思っていましたが、小さな教会があふれるほどの参列(120人以上)がありました。
親戚はもちろん、友人、職場の人たちに . . . 本文を読む
正月の一番の楽しみは、何といっても年賀状。
今年は、世界経済危機で迎えた新年だけに、気を引き締めるような添え書きが多い。
喪中欠礼の挨拶状も年々多くなる感じで、何となくさびしい気がする。
特に、昨年秋、ご主人を亡くされた家族の新年を迎える気持ちに思いを馳せる。
「それぞれの 思いや愉し 年賀状」
ハガキいっぱいに、近況と一年の計を書いてくる友のエネルギーにはいつも感心する。
地域演劇で恥をも厭わず . . . 本文を読む