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白山 総括

2007-09-25 20:08:12 | 山歩き
楽しかったです。kinkachoとしては余裕のある山行でした。最後まで泣きは入らなかったです。パーティーが8人というのも心強かったです。

反省点は、穂高にはまだまだ実力不足だと痛感しました。なまじ高度感を自覚できる余裕があったせいでガチガチでした。足元は整備されてたので、絶対落ちないのがわかってるんですが緊張しました。そして下りがあからさまに苦手です。体幹が弱いです。

岩稜帯は火事場の馬鹿力でクリアしてたんですね。縦走ではこれはいけません。さて、冬に赤岳に行っていいものか考えました。トレーニング次第ですね。

最後に会計。車が出たのと幕営料が安かったので、松坂牛を食べても\9600!3日遊んで安い!ちなみに一番高くついたのは壊れた眼鏡のレンズ代\30000でした。


白山 その3

2007-09-25 18:46:41 | 山歩き
さて、最終日。
5:00起床。昨日のすき焼きの残りにうどんを入れて朝食を摂る。次第にガスが上がってくる間に撤収。7:20出発。まったく便利なテント場だった。
ズシリとくるザックを背負い、南竜分岐からエコーラインで弥陀ケ原に出る。感心するほどだだっ広い高原を木道をご機嫌に歩く。もう二週間も後なら紅葉もあってきれいだったに違いないのが少し残念かな。

10:40室堂への出合に到着し小休止の後、黒ボコ岩から観光新道を下る。さすが「観光」がついているだけあって展望がいい。ということは高度感も抜群!ツボな場所に小屋があって、さすが歴史ある参登道と感心する。多少緊張しながら下りながら、「いや~ここでこれだけ緊張してる訳だから吊り尾根なら泣いてた?」と自問自答しながら別当分岐から工事中の道に入る。疲れたところにこれはきつい。なんでここに光ケーブルがいるんでしょうね。「足元に気をつけてね」「また来てね」の看板に赤ちゃんやオコジョのかわいい写真を何故使うというツッコミを入れている内に
12:20別当出合に帰着。振り返ると山の上部は完全に雲の中になっていた。

「終わった~!」と感慨に浸る間もなくバスが出るとダッシュ。市ノ瀬バス停前の白山温泉で入浴と畳み込むようなフィナーレ。この白山温泉が狭いけど、運良く貸し切り状態で、かけ流しが好感度高し。さっぱりして冷えたジュースを飲むと疲れと空腹感が押し寄せる。しかし、この市ノ瀬、店がない!こんなに何もないのにはビックリ!
結局昼食にありついたのは南条SA。腹ペコで軽くキレてた。福井丼を食べて、足らずにデザートにモンブランソフトクリームを食べて一応落ち着く。
大阪帰着は渋滞に巻き込まれて21:30
皆さん、お疲れ様でした。


白山 その2

2007-09-25 12:59:16 | 山歩き
今年のメインイベント「白山」
涸沢しか頭になかったkinkachoには選択肢になかった山でしたが、本当にいい山でした。お陰様で会の方々の参加があって総勢8名のパーティーになり、車が出ました。これは楽。白山は小屋・登山道がしっかりしている。さらに安心。パーティーはベテラン揃い。そして秋の定番贅沢な「松茸すき焼き」がメニューです。

22日15:00出発、20:20市ノ瀬到着。軽く飲み会の後、明日に備えて22:00すぎ就寝。ここで眼鏡を割るアクシデント。これが一番の出費に…

23日4:00起床。
慌ただしく朝食&テント撤収を済ませ、5:45別当出合へのバスに乗る。積み残しを待って6:20出発。

有名な別当出合吊り橋を渡って砂防新道に入る。場所のせいか、季節のせいか、シャープな冷気はない。白山の第一印象はでかくて、水が多くて、ちまちました草木が多いといった感じ。
すぐに中飯場到着。さすが連休中日、人が多い。水場にトイレと整備されている。kinkachoはここで暑さに耐えかねてシャツ・ズボンを脱いで、Tシャツ・スパッツのやや視覚的暴力姿になる。だって予想より暑いんだもん。
ここから本格的登山道らしくなるも整備がきっちりされててkinkachoの近場のマイナーな里山より歩きやすい。天気は薄曇りで動きやすい天候で天に感謝!
甚乃助避難小屋を経て、あっさり南竜分岐に着き、水平の道で10:10には南竜馬場テント場に余裕で到着。
テントを設営してデポ後11:20トンビ岩コースを取る。アタックザックになったので、至って身軽になって岩の急坂を快調に登ると、トンビ岩からハイマツ帯のなだらかな道。平べったい、広い…道の先に御前峰が「で~ん」と見える。

12:30室堂着。水補給する。こんなに水補給が楽で無料な山は初めて。室堂の小屋は広くて新しい赤い屋根が山とハッキリしたコントラスト。
神社に参って真正面の登山道を登る。ここも整備がいきとどいた道なので空身の親子づれ、カップルも多い。

13:40山頂着。振り返ると緑の中に赤い室堂小屋。山頂向こうはガレガレの火山らしい風景にカルデラ湖と対象的な景色。

山頂からお池めぐりに出発。ガレ場の下りを頑張ると緑のカルデラ湖が荒涼とした白い岩場に点在している。千蛇ケ池、血ノ池などをめぐり雪渓を左手に見てハイマツ帯に戻る。表と裏のように風景が違う。立山の別山乗越を越えた感じに似てるかな?池はないけど裏表な感じが。

帰りは室堂からは展望コースで南竜馬場へ戻る。ストンと落ちる辺りからガスが出だし、残念ながらアルプス展望台からアルプスは見えず。山肌にくっつけたような道を下りきると木道でテント場に帰着。途中に渓流があり心なごむ。17:00

さて、すき焼き!
しかし残念ながら、松茸をテント内に放置したため腐ってる!ショック!!忘れずに肉、野菜と同じく氷と一緒に炊事棟に置いとけば…ウンザリするほど松茸を食べたのに…
気を取り直してビール片手に松阪牛の肉ですき焼き!とにかく美味!下界では食べないような霜降り肉を野外でヘッドランプで照らしながら食べる醍醐味は秋の楽しみ。このために歩荷訓練したんだから満喫せねば!日本酒も久保田の大吟醸だ!五臓六腑に染み渡るとはこの事!うちの会は山で太る人が多い。kinkachoも山食の定番α米にレトルトカレーの夕食はやったことはない。鰻チラシ寿司、ハムステーキ、シチュー、冷麺、鍋いろいろあたりが山食の定番で、歩荷力のある人がいると果物では梨、メロンがあり、今回はベリーAがでた。そりゃ太るわ。