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エレンディレラ

2007-09-15 17:16:31 | お芝居
ブログを振り返ると、山歩きの記事が大半。kinkachoの本分じゃない!これではkinkachoがバリバリの山屋に見えてしまう。本当の山屋さんに失礼ではないか。高校では帰宅部、大学では茶道部と軟弱を極めた身としては、ここで文化系のところを証明せねば。

(ただし、この茶道部。上下関係に厳しい。合宿後は足腰が立たない。茶道具は重い。茶会前は徹夜あり。と友達から「武闘茶道部?」とつっこまれる文化部でしたが…)


文化系の証明(?)に芝居へ行くことに。大御所蜷川幸雄演出「エレンディレラ」シアター・ブラバ2階C列19。

開演前にチケットをなくすという大波乱あり。しかし、かつての連れがこういう事故の常習者だったので悲しいことに対処に慣れてたりして、なんとかなった。入場すると終演が16:00とありドン引き。いかんでしょう。現代劇でこの上演時間は。良くも悪くも蜷川演出のケレン味たっぷりの舞台。原作が南米で思いっきり日本人に合わないぞ~ 南米の風土と貧困がわかんないと世界に入り込めない。あと時代背景も一番馴染みがない頃だ。これで4時間は拷問か?途中崩壊気分にもなったしなあ。見せ方に一貫性がなかったよ。終幕にこぎてけてカタルシスのあったのは認めるけど、くどい!蜷川も老いたか、途中は老人の説教みたいだったぞ。若い頃の蜷川なら、この芝居は休憩なしで120分でいったでしょう。
さて、そしてどうして音楽劇?理由が不明。音楽をマイケル・ナイマン(音楽もくどい!)にたのんだから?中川晃教が歌えるから?歌はいらんでしょう、歌は。