昼食は、人里からはなれてポツンと立つ体験であい塾 匠さんで
小茂田浜まで来るとその傍です
地域のお母さん達が、真面目に対州そばを作って提供してくれてます
なので厳原からも食べに来る方が多いんだとか
比較的広めの店内ですが、この後に続々といらして満席になってました
ここではお店のタイトルのように、蕎麦打ち体験もできるようです
天ぷら好きの息子は、この「天ざるセット」1250円
この蕎麦は対州蕎麦だそうです
天ざるセット
私はそばの味はよくわかりませんが、普通に美味しかったそうです
そばの原種は中国南部からヒマラヤ周辺がルーツとされ、縄文時代に朝鮮半島を経由して対馬に伝来しました
対馬は離島なので違う品種のそばと交わることが少なく、今もその原種の特徴を残すそばが栽培され、それが対州そば
天ぷらはエビと野菜各種
蕎麦は高いので、これ位の価格でしょうがないですね
私は、対馬名物料理の「いりやき」そば(900円)
いりやきとは、鶏肉を椿油で炒って、大量の野菜と鍋に入れて煮た料理
それに蕎麦が入ってます
蕎麦はそば粉100%の対州蕎麦
椿油と鶏肉の香りでスープが美味しい♪
これに「せんそば」という対島独特のそばのざる(840円)を注文してシェア
せんそばは「ろくべえ」と呼ばれるさつまいものそば
せんざる(840円)
サツマイモを細かく砕き、発酵させて澱粉質を取り出し、その澱粉を使って作る麵が「ろくべえ」
そのサツマイモの澱粉に熱湯を加えてからこねて作るのが「せんそば」です
でんぷんなのでモチッとしていて、こんにゃく麺みたいな食感です
二人でつると食べちゃいました
最後に蕎麦湯を頂いて飲んで、二人とも腹7分目
二人で3人前を食べて3000円以上かかりましたが、蕎麦は余り腹にたまりませんね💦
でも話のタネに一度ろくべえや対州蕎麦を食べられて良かったです