ウルトラマンニュージェネレーションスターズ
第2話「ビギニング・オブ・ギンガ~星の降る町~」は、そのタイトルの通り、ウルトラマンギンガに焦点を当て、ウルトラマンギンガに変身するヒカルの初戦闘を描いたものでした。
ウルトラマンギンガ、ニュージェネレーションズの一人ではありますけど、かなり古株ですよね、彼。あれから、一体、何年ぐらいが経過しているんだろう。
今回、観ながら、どこか懐かしい気分に浸ってしまったのは、きっと、私だけじゃないでしょうね。
当然と言えば当然なんですが、ウルトラマンに変身するだけあって、ヒカルの精神には、一切のドス黒いものがないですね。ちょっと、はしゃぎすぎちゃう節はあるにしろ、それは若いんだから当たり前である。一方で、守りたい存在を守るためなら、自分がどれほど傷つこうとも構わず、痛みを堪えて壁になる、その信念が実に熱い。
ウルトラマンギンガ、私も全部を覚えている訳じゃないんですけど、変身アイテムに人形が使われている事に、「新しい!?」とビックリした覚えはあります。あれは、ファンの蒐集欲を刺激しますよねぇ。
王様戦隊キングオージャー
第2話「誰がための王」、いや、もう、グッと来ましたね。私がわざわざ言う必要もないですけど、マヂに、この『王様戦隊キングオージャー』、ここ最近で一番のヒットをぶちかますのでは?
民を虐げ、守らず、利用しようとするのが、ラクレスの掲げる“正義”であるならば、自分は民を傷付けさせないために、王を討つ邪悪になってやる、と決断したギラ。ラクレスの命令を受けた兵士に包囲されながらも、決して怖気づかぬギラを、間一髪で救ったのが、テクノロジーが売りのハイテク国・ンコソパの王様もとい総長であるヤンマ・ガスト。
自分が作り上げたシステムを、王でないにも関わらず、発動させ、キングオージャーで撃破したギラに、ヤンマは興味津々の様子。メチャクチャ、口と柄が悪いけど、ラクレスに腹を一物を抱えており、悪意ある王である、と見抜いていた事を考えると、彼の洞察力は本物だ。また、ンコソパのトップに立てるだけの確かな実力も持っていた。
そんなヤンマがテッペンにいるンコソパが、バグナラクに襲われる。ヤンマが同盟を蹴った事を利用し、ラクレスは彼に謝罪させ、力で屈服させようとする。一度は、民の為に、とギラに諭され、ラクレスに頭を下げようとしたヤンマだけど、漢に生まれ、野望を持って王になったからには、通すべき意地はある。自分の事を棚上げして、ラクレスに歯向かったヤンマに、ギラは慌てるも、ンコソパの民たちが、頭を下げない強さを示したトップに興奮しているのを視て、ヤンマが立派な王である事を知ったようです。
ラクレスの脅しを跳ね付けたギラとヤンマは、続けて襲撃してきた巨大な敵にキングオージャーで立ち向かいます。ふと思ったんですけど、これ、毎回、シュゴッドたちが勝手に集められたら、結構、ヤバいのでは。まぁ、そこはさておき、ンコソパの民のサポートを受け、キングオージャーは追加武装であるダンゴムシ型のチェーンアレイで、敵を見事に撃破!!・・・と思ったら、ギラとヤンマがゴッドカマキリに攫われた!? 次の舞台は、イシャバーナ?
仮面ライダーギーツ
26話「慟哭Ⅱ:真紅のブースト」は、その名の通り、ギーツが強化フォームに変身する回でした。しかも、英寿が、転生系の主人公である事も判明。以前に、彼が口にしていた、「西暦元年」からはジョークじゃなかったんだな。ってか、これ、彼にとって、何回目なんだ?
ジャマトグランプリに参戦しているジャマトはこれまでの個体よりも強さが際立っており、しかも、バッファがコマンドツインバックルを手に入れた事で、より強くなっており、さしものギーツも苦戦を強いられてしまう。辛うじて、第2ターンの終了でピンチは免れたけど、景和と弥音が雷撃でダメージを負ってしまったから、次の戦いでまともに動けるのは、英寿のみ。主人公はピンチでこそ輝くと言ったって、程度があるぜ。
尋常ではないピンチに直面した英寿だけど、彼はいつだって、自分を見失わず、真っ直ぐに貫いていく。勝つ事を諦めないのは、病気の母の快復を祈って、ちっぽけな勇気を振り絞ろうとしている少年の存在も大きいんだろう。考えようによっちゃ、自分を捨てたかもしれない母親と再会したい、その真意を聞きたい一心で、英寿はデザイアグランプリで幾度も勝ち残って来たんだもんな。しかも、生まれ変わってまで。
絶望を吹っ飛ばすために、明るい空気になれる祭りを催した英寿は会場の守備を景和と弥音に任せ、単身でバッファとナイトのペアへ立ち向かいます。一対一であれば問題ありませんが、このペアはヤバい。それでも、ギーツは決して諦めない。絶対に、この世界を自分が守る、ライダーとしての覚悟を示したギーツに創世の女神が微笑みます。一つでも戦況を引っ繰り返せるブーストバックルが四つ飛来し、英寿の持っている一つに合体。計5つ分の出力を有する新バックル、それを彼は何の躊躇いもなく、ドライバーにセットし、新たなフォーム、ブーストマークⅡへ強化変身を果たしました・・・ベタなツッコミですけど、これ、赤いキツネやん。
数的不利を簡単に引っ繰り返せてしまうほどの、超高速と超火力が武器か、このフォームは。シャレにならんほどピーキーっぽいけど、百戦錬磨であるギーツだからこそ、その真価を十全に発揮できそう。街に雷を降らせようとしていた櫓すべてとジャマトを全て撃砕したみせた、仮面ライダーギーツ ブーストマークⅡ。少年も、勇気を振り絞って、鬼から鈴を取れ、万々歳。けど、ニラムがなんか不穏な空気を出してるんだよなァ・・・