『黒狗』の小屋

毎週、(金)に特撮作品の感想、(日)に漫画の感想を書いてます。

今日の出来事(12-11-26)

2023-11-26 19:14:09 | 日記

COMIC快艶(2023/6)一言感想・その②

リーシャちゃんはきゅうけつき! 後編 かにまる

まぁ、陽太くんが幸せに暮らせるなら、外野がとやかく言う事はねぇわ。

メスイキ罰げぇむ 右の人みつる

あぁ、こりゃ、戻れないレベルまで落とされちゃってる顔だわ。

おんこちしん 滑々饅頭蟹ほぐしみ

見えたぜ、彼が売れっ子エロ漫画家になった未来がッッ

ヘルス・デチューン 人格排泄 ZIRAN

人格そのものをケツ穴から排泄させる薬ってのは、面白いアイディアで唸らされた。

JKが子作りSEXをせがむ呪いの家 きりなま

一体、どんな死に方をしたら、こんな生きた人間を狂わせる色情霊が、家に憑くんだよ。

でみへるっ! #02 脳筋処女ニャンコ、服従大作戦 あましょく

生意気な猫っ娘をナマイキでメスネコに落とす、良い展開だ。

ねーうしとらうー!#5 虎穴の五里六中(前編) てぃーろんたん

あんだけ濃厚な経験を積んでるんだから、男の格が上がってなかったら嘘だわな。

先生とぼく 第8話 湯山チカ

読んでて、ニマニマしたくなるようなアオハルしとるなぁ。

 

今週の食事

11月20日(月)

朝食

バケット(トリプルベリージャム)、烏龍茶

昼食

おにぎり(午房若布御飯×2)、烏龍茶

夕食

ビーフシチュー(ライス、アジフライ)、烏龍茶

 

11月21日(火)

朝食

バケット(トリプルベリージャム)、烏龍茶

昼食

おにぎり(おかかしぐれ御飯×2)、烏龍茶

間食

おにぎり(おかかしぐれ御飯)、烏龍茶

夕食

ビーフシチュー(ライス)、カップ焼きそば(ペヤング大盛)、烏龍茶

 

11月22日(水)

朝食

蒸かし芋(紅あずま)、烏龍茶

間食

稲荷寿司、烏龍茶

昼食

ミニフランス(トリプルベリージャム)、烏龍茶

夕食

ナポリタン、ビーフシチュー(ローストチキン)、烏龍茶

 

11月23日(木)

朝食

バケット(トリプルベリージャム)、烏龍茶

間食

お汁粉、烏龍茶

昼食

天麩羅饂飩(午房の掻き揚げ)、烏龍茶

間食

串団子(海苔吹雪、薩摩芋餡)、烏龍茶

夕食

ごはん、餃子(タレ)、黒酢酢豚、中華スープ(若布、キャベツ、青梗菜、人参、葱)、烏龍茶

 

11月24日(金)

朝食

バケット(トリプルベリージャム)、烏龍茶

昼食

おにぎり(若菜若布御飯×2)、烏龍茶

夕食

ホットドッグ、サラダ菜(おろし醤油ドレッシング)、中華スープ(若布、キャベツ、青梗菜、人参、葱)、烏龍茶

 

11月25日(土)

朝食

バケット(トリプルベリージャム)、烏龍茶

昼食

おにぎり(ちりめん山椒御飯、梅ちりめん御飯)、烏龍茶

間食

おにぎり(若菜鹿尾菜ごはん)、烏龍茶

夕食

中華丼、カップ焼きそば(ペヤング大盛)、味噌汁(若布、キャベツ、青梗菜、人参、葱)、烏龍茶

 

11月26日(日)

朝食

バケット(トリプルベリージャム)、烏龍茶

間食

豚饅、冷水

昼食

稲荷寿司、烏龍茶

間食

大学芋、烏龍茶

夕食

カツサンド(トンカツソース、ケチャップ)、レタス(おろし醤油ドレッシング)、味噌汁(若布、キャベツ、青梗菜、人参、葱)、烏龍茶

 

今日、読んだ本

この(4)もまた、読み手の胸を熱くさせてくれる。

当然、『ONE PIECE』などのバトル漫画や『古見さんはコミュ症です。』と言ったラブコメ漫画とは違う、ドキドキ、である。近いモノを挙げるならば、『双亡亭壊すべし』や『花の慶次~雲のかなたへ~』などの人間力を高くしてくれる骨太の漫画を読んだ時に味わえるドキドキだ。

この(4)の帯に応援コメントを書いている稲垣理一郎先生の言はまさしく、その通りで、心を燃やしたい人は、ぜひ、読むべきだ、と私は思う。

何かに熱くなるなんてダサい、と感じる毎日かもしれないが、心を燃やして、全力で生きる、それがカッコいい、自分が熱くなれるモノを探してみたい、と思えてくるかもしれない、この『サンクチュアリ』を読んだら。

あくまで、私が思っている「定義」ではあるが、やはり、カッコいい男ってのは他人の生き方に影響を与える力を持っているんじゃないだろうか。

この男が頂点に立つ所を見てみたい、と思わせるだけの「熱」を浴びた者たちが、自分の惚れた男を助けるために、己の全力を尽くす生き方を貫く姿には、グッと来てしまうものだ。

この(4)では、改めて、北条が、そのカッコいい男だってのを実感させられた。それは、何故か。北条が、デカい野望を秘めている黄によって撃たれ、意識不明の重篤状態に陥ったからだ。

北条に、人として惚れている者たちは激しく動転しながらも、彼が復活する事を心から信じて、彼が目を覚ました時に備え、自分たちが出来る事を全力でやっている。コイツは、野望を成就させるまで絶対に死なない、と思って貰える、そこもカッコいい男の条件かもしれないな。

北条を撃った黄にしても、実際、渡海さんに負けないくらい、北条に影響されている人物の一人だ。渡海さんや宮村は、北条の器に惚れ、味方として彼の為に命を懸ける覚悟を決めている。一方で、黄は彼らと同じように、北条のデカさを肌で感じているからこそ、自分の生き様を貫くために排除に動いた。これもまた、北条の影響を受けている証拠だろう。北条が、チャチな漢であれば、わざわざ、消す必要はないんだから。

それほどの影響力を持つ北条の親友である浅見もまた、彼に負けないくらい、熱い戦いを繰り広げている。北条が凶弾に倒れたからこそ、浅見の躰から発せられている熱は、ますます、凄い事になっている。志を共にする仲間を増やし、浅見は政界の巨頭たる伊佐岡の命を獲るべく、大胆な一手を打つのだが、果たして、これは成功するのか!?

 

この台詞を引用に選んだのは、ごもっとも、と思ったので。

実際、色々と簡単じゃないのは、素人である私だって解る。

だが、上を目指して、自分で道を作る気概を持っていない政治家に、国を託そう、と思えないのも事実だ。

待ってたって良い事はなく、風は自分で起こさなきゃ、前には進めないのだ。

「情けねェこと言ってんじゃねぇよ・・・」

「あっ!?・・・・・・」

「政治家が情けねェこと、言ってんじゃねぇ!!政治家がエレベーターの順番、待っててどうすんだ!!」(by浅見千秋、70年会)

 

もう一つ、グッと来た台詞を紹介。

これもまた、浅見のカッコよさに痺れてしまうものだ。

若さは、時に危うい。

だが、その危うい部分を自覚した上で、萎縮せずに、ガンガンと前に進めるのは、本当に強い奴だ。

「たとえ、敵がどんな強大な権力を持っていようと、オレは恐れない・・・それが、若い人間の特権だ!」(by浅見千秋)

 

この台詞を引用に選んだのは、色々と思う事はあるにしろ、間違いではない、と感じる部分が大きいので。

確かに、世の中、真っ向からぶつかっても勝てない敵がいる。

しかし、その程度で捨てられないのが、野望だ。

敵のデカさ、怖さ、強さを知ってこそ、安穏と生きるのではなく、どうやったら命懸けで勝てるか、を考えてこそ、漢だ。

この言葉を口にしてしまう時点で、この緒方ってジイさんは、自覚の出来ない老いって難病に侵されちまってるんだろうな。

「世の中には、どうあがいてもかなわぬ敵がいる・・・それを知ることが、組の存続、ひいては、指揮官自身の存命、組織の繁栄につながる・・・」(by緒方)

 

この台詞を引用に選んだのは、これもまた、北条の男としての凄さを感じさせてくれるものだから。

こんだけの事をやってきてもなお、決して驕らず、冷静さを維持できている精神力には、ただただ、驚き、感服し、尊敬の念を抱くのみだ。

上を目指す野心を持つ男には、こういう慎重さと自己分析能力も必須なんだろう。

しっかし、この坊やのお母さん、北条がヤクザだ、と知ったら、ガクブルだろうなぁ。

「ねェ、お兄ちゃん、あの山、登れるの!?登れるの、ねえ!?」

「ああ・・・・・・でも、いっぺんには、登れないんだ・・・・・・一歩一歩、前へ進んで行かないと、滑り落ちたり、大きな岩に叩き落とされたりするんだよ・・・」

「ふ~~~ん・・・」

「お兄ちゃん達は、ようやく五合目だ・・・」(by子供、北条彰)

 

この台詞は、もう、どストレートに、北条の格を表現してくれている。

漢の格の魅せ方、勉強させてくれるなぁ。

「刺すか!?・・・」(by北条彰)

 

こちらも先に紹介した台詞に負けないくらい、北条の放つ凄味を表現してくれているものだ。

極道に限らず、命をそれに懸ける、と決めた人間であれば、こうあるべきなんだろうなぁ。

ほんと、素人丸出しの意見で申し訳ない気持ちにもなるんだが、この時の北条の顔、池上先生は、一発で一気に描いたんだろうか、それとも、納得がいくまで何度も描き直したんだろうか。

いずれにしろ、この覚悟が出来ている顔は、並の漫画家には描けん。

「何故だ?!・・・得な戦争ではあるまい・・・あんたの若さを舐める気も、甘く見る心算もない・・・だが、まっとうな極道だったら、刀ァ抜く相手も、刀の納め時も心得ている・・・」

「オレぐらい、まっとうな極道はいない、と思っていますよ・・・極道だから、一度吐いた唾ァ、飲み込むわけにはいかない!!」(by伊吹英明、北条彰)

 

この台詞を引用に選んだのは、北条と渡海さんの間にある絆の美しさを、しみじみと感じ取れるので。

北条と浅見の友情とは違う、だけど、同じくらいに尊い、と感じられる。

これもまた、愛なんだな。

「だが、一つだけ聞かせてくれ、渡海・・・オレには九州独立という大義名分がある・・・だが、おまえに何がある!?神戸を敵に回す何が!?何故、なんのために!?」

「・・・何故!?・・・・・・強いて言えば・・・愛・・・かな・・・」

「あ、愛!?・・・」

「・・・これ以上の大義名分はねェだろう、エ!?・・・人生いろいろ、男もいろいろ、てかァ~~~」(by岩田、渡海さん)

 

この台詞を引用に選んだのは、石原さんのイイ女っぷりに磨きがかかっている、と感じさせてくれるものなので。

どうして、腹の据わった女性ってのは、こうも綺麗なんですかね。

しみじみ、男ってのは、どう逆立ちしたって、本物のイイ女には勝てん、と思う。

そんなイイ女の凄味を引き出した北条は、やっぱり、格が違う。

「・・・・・・本当に、いいんスか!?・・・こんなことが、署長にでも知れたら・・・」

「・・・後悔はしないわ・・・―――今、ここにこうして居られるのなら・・・・・・こんなもの、いつでも捨ててあげる」(by尾崎、石原杏子)

 

この台詞を引用に選んだのは、中城の不退転の覚悟をがっつりと感じ取れるからだ。

ハッとさせられるものが、これにはある。

「生きる」と「生かされる」、全く違う事は、頭じゃ解っていても、実際、大きな力に尻尾を振っている者は多いんだろうな。

それが、悪い、とは言わない。そんな風に生きていくしかいない者もいる。

ただ、世の中には、生かされるのは御免だ、とデカい力に立ち向かえる者がいる。

だから、生かされていて、これからも、そうやって生きていくしかない者は、せめて、そんなカッコいい男の道を邪魔しないでやって貰いたい。

邪魔したら、それこそ、マヂモンのクズに成り下がるぞ。

「力の前に尾を振るのは簡単だ・・・・・・振りたくなくても、振ってしまえば、生きられる。だがな、それは、生きてるんじゃねェ・・・生かされているんだよ!!オレは、沖縄という国で生まれ、沖縄という国で育った・・・骨身に滲みてるんだよ・・・力に翻弄され、てめえの意志とてめえの手足で動けなきゃ、屈辱と後悔しか残らねぇ!!」(by中城)

 

こちらもまた、中城って男のカッコ良さを魅せてくれる台詞だ。

確かに、ゴールは同じかもしれない。

だが、共に、そのゴールに向かう相手は選びたいもんだ。

同じ道でも、心から信頼できる友と歩めば、前に進む楽しさは増し、ゴールにたどり着いた時の多幸感は形容しがたいものになるだろう。

改めて、彼らと歩み続けられなかった黄に対しては、怒りや憎しみはなく、ただただ悲しくて、バカヤロウ、と言いたくなるなぁ。

「どうして、黄の話に乗らなかった・・・」

「・・・確かに、沖縄の旗ァ、本土にブッ立てるんなら、誰と組んでも同じだ・・・・・・だが・・・どうせ、立てるなら、お前や渡海と立ててえンだ・・・」

「・・・・・・」

「おまえ達は絶対に裏切らん・・・」(by大西、中城)

 

この台詞を引用に選んだのは、北条と浅見の「友情」と形容するしかない関係性を、これ以上ないくらいに熱く表現してくれているからだ。

「相楽連合の田代からだ・・・北条が死んだ・・・・・・としたら、どうする!?」

「信用しない・・・」

「・・・何故!?」

「何故!?約束したからだ」

「・・・約束!?」

「そう・・・約束だ・・・オレ達は、そうやって生きてきた・・・そして・・・これからも、そうやって生きていく!」(by青木、浅見千秋)

 

これもまた、浅見の凄味にブワッと来る。

今の日本の政治が停滞どころか、劣化してしまった要因は色々かもしれないが、根本的には、この一個なんじゃなかろうか。

今の政治家たちからすると、今の政治、日本に命を賭ける価値はない、と言いたくなるんだろうけど、その価値が無くなるような国会や国にしたのも、やっぱり、政治家なんだろうな。

じゃあ、どうしたら、命を燃やす価値のある国に、今、出来るのか、と問われたら、私も困ってしまう訳だ。

しかし、今、もしも、浅見のように、冗談抜き、文字通りに、てめぇの命を国政に張って、本気の勝負が出来る政治家が出てくれば、何かは変わってくれるかもしれない。

そういう政治家が出てきたのならば、国民の一人として全力で応援したい。

「五木さん、宗さん・・・今まで、何度となく、民自党から政権を奪う機会はあった・・・だが、その都度、野党側のメンツやイデオロギー、利害関係で野党の連合は成らなかった・・・何故です!?」

「・・・・・・」

「政治家が政治に命を賭けてねェからですよ!」

「・・・い、命!?」

「国会議員が動かすのは、地方政治じゃない・・・国政だ!国を動かす国政なんだ・・・命賭けじゃなきゃできない仕事だ・・・」(by浅見千秋、五木、宗)

 

そして、これが、この(4)で最後に胸が熱くなった台詞。

渡海さん、カッコよすぎる。

こんだけ撃たれて、死にかけている状況で、一人の漢を守るために、こんな言葉を言えるなんて、アンタ、漢だよ。

それこそ、『ONE PIECE』のスリラーバーク編で、くまからルフィを守ったゾロの漢気に匹敵している。

そのシーンが好きな人は、ここも絶対、心が感動で満ちるはずだ。

「クッ・・・ぬぅ~!行かせねェ!行かせねェぞ、黄~~~!こ、黄!・・・あ、あいつはな、あいつは死んじゃいけねェ人間なんだ・・・オ、オレでガマンしろ・・・・・・オレの首でガマンしろや~~~!」(by渡海)

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三大特撮感想(2023/11/19分)

2023-11-24 20:00:26 | 日記

ウルトラマンブレーザー

第13話「スカードノクターン」は、総集編だったんですけど、これまでの戦いを振り返りながら、何気に、重要な情報をしれっと出してきましたね。

これまでの戦いの要点を纏めた資料を作っておけば、今後の戦いで、何か役に立つかもしれない、と得意ではないパソコンで頑張るアンリさん、立派だなぁ。パソコンがフリーズしてしまい、機械に強いヤスノブさんのサポートも請けつつ、アンリさんは戦ってきた怪獣について思い返す。そんな彼らの心強い味方であるアースガロンは、格闘が得意なアンリさんが搭乗している時は肉弾戦がメインになり、射撃が得意で、なおかつ、アースガロンに装備されている重火器の性能を引き出せるヤスノブさんが搭乗していれば、遠距離戦メインになる。こういう戦闘スタイルを変えられるのも、アースガロンの強味と言えるでしょう。

エミさんが、ヤスノブさんに頼んでいた情報集め。それは、宇宙から襲来したバザンガ、ゲバルガについてのものだった。この二体が地球にやって来た時の軌道は同じであり、また、セミ星人が呼び寄せたガラモンとは異なっていた。これが意味するものは、バザンガとゲバルガが同じ星に生きている怪獣である事。そうなると、気になるのが、どうして、この二体が地球にやってきたのか。バザンガは街を破壊し、ゲバルガはネットワークに侵入する能力で混乱を齎した。この世に偶然などない以上、たまたま、二体が地球にやってきた、とも考えづらい。やはり、何者かが、何らかの目的があって、地球へ怪獣を送り込んでいるのか。

レヴィーラが出現した時、会社に潜入したエミさんが読んだ資料に書かれていた「V99」って単語は、やはり、相当に重要なものっぽい。また、司令部参謀長のハルノレツが、前回、電話で口にしていた「セカンド・ウェーブ」、こちらも気になるな。ゲバルガが「セカンド」なら、バザンガは「ファースト」って事になる。となれば、「サード」では、更にヤバい怪獣が来るってことか。ハルノレツと、その電話の相手は、宇宙怪獣が、どこから来ていて、何の目的で来ているのか、を知っているのか。ブレーザーは、宇宙怪獣を地球に送り込んでいる敵と戦うために、この地球に来たのか? うーむ、気になる所が多すぎる。

一方で、ゲントは、テルアキさんから、改めて、ブレーザーに対して、どう思っているのか、と問われた。以前は、不信感が芽生えかけていたから、「様子見」って言葉を濁していたゲント。でも、今は、ブレーザーにも「誰かを守りたい」って気持ちがあって、それは自分と一緒だ、と知れたからこそ、ブレーザーを知ろうとする努力をしよう、と決意している。だから、彼の中には、ブレーザーを疑う気持ちはもう無いようだ。味方なのか、敵なのか、それが解らないからこそ、知ろうとする努力をすべきだ、とゲントに説かれたテルアキさんは一先ずの納得に到り、続けて、何故、ブレーザーと呼称したのか、をゲントに問う。まぁ、こちらは、ゲントの体験によるもので、彼自身も未だに明瞭じゃない部分があるみたいだから、明確には答えられなかったな。分析能力に長けているテルアキさん、もしかすると、ゲントがブレーザーなのでは、と疑ったかもな。

改めて、これからも、ブレーザーと絆を強くしていく努力を続けながら戦っていくしかない、と気持ちを新たにしたゲント。そんな彼が作戦室にやってくると、アンリさんはキーボードに突っ伏して、居眠りの真っ最中。呆れ笑いを浮かべるゲントは、アンリさんが描いたと思わしき絵に苦笑し、宇宙怪物についての考察を読んで険しい表情に。やっぱり、ゲント自身も、これについて、疑惑を抱いていたのかも。そんな最中、大慌てで起床したアンリさん。そんな彼女の居眠りを咎めぬゲント、優しい。反省したアンリさんは資料作りに戻るが、キーボードに突っ伏していたせいで、謎の文字の羅列が並び、そして、作成中の資料は消えてしまっていた・・・前者はアンリさんの自滅にしろ、後者はもしかして・・・

 

王様戦隊キングオージャー

第37話「イロキの乱」、もう、これは色んな意味で凄かったです。前回は、ヒメノ様とセバスチャンの絆にグッと来たわけですが、今回は、カグラギの評価がガッーンと上がり、イロキに対する評価が引っ繰り返り、そして、グローディーの評価がドッゴーンと下がりました。

多分、私だけじゃない、とは思うんですが、やりやがった、と大笑いしたファンも多いでしょう。何をやったか、そりゃ、天野浩成さんと雛形あきこさんの共演に決まってます。映画に雛形さんがイロキ役として登場し、天野さんが本編で敵幹部のグローディに決まった時点で、あるかもしれない、と期待してましたが、いざ、本当に共演したのを見ると、笑いが止まらなくなっちゃいました。まさか、こうも、公共の電波でイチャイチャをかますとは。

ともあれ、この37話の感想に戻りましょう。改めて言いますが、ほんと、今回は、カグラギが漢を魅せてくれました。その魅せ方をサポートしてくれたのが、イロキであるのは、わざわざ、言うような事でもありません。かつて、カグラギは、民から食料を奪い、飢えさせる罪を犯したイロキを討ち、トウフの王殿になりました。しかし、事実は違ったのです。イロキは最初から暴君だったのではなく、むしろ、民を想い、国を豊かにすべく、努力を惜しまぬ名君でした。その為に、良い米を作れ、なおかつ、馬鹿正直な生き方を貫いていたカグラギを、王殿にすべく、教育もしていました。

全世界が大混乱に陥った17年前の「神の怒り」、その時、自国だけじゃなく、全世界に輸出されていたトウフの米に、何者かが毒を混入させたのです。まぁ、誰が毒を入れたか、は解り切っています。そう、グローディです。死体愛好者であるグローディは、綺麗な死体を手に入れるために、米へ毒を入れたのです。犯人は解らぬものの、世界に毒入りの米が出回れば、トウフの評判はどん底に落ちてしまう。だからこそ、イロキは、民に憎まれ、恨まれ、殺意すら向けられるのも承知で、米を独占したのです。そして、トウフを安心して任せられるカグラギに、王殿の座を円満に渡すべく、毒入りの米を食した上で全てを燃やし、彼に自らを斬るよう促しました。しかし、イロキの真意を悟れず、また、元来の優しい性格ゆえに、カグラギは彼女を斬る事が出来ませんでした。故に、イロキは今際の際に、彼を「裏切り者」と言ったんですね。また、イロキだけじゃなく、カグラギが人を斬れぬ性格だ、と解っている上で、イロキを討ってくれた、カグラギこそが王殿に相応しい、と民へ、あのタイミングで訴えたスズメも大した女傑ですよね。

17年もかかってしまいましたが、その間に、イロキの覚悟を知ったカグラギ。イロキを見習い、民の為に己の手を汚すやり方で王道を進み続けてきた彼は、イロキではなく、懲りずにまた、トウフの米に毒を入れたグローディに怒りの刃を向けます。食べ物を粗末にした怒りは強いとは言え、空腹状態に加え、怪人状態になったグローディの五感を一時的に封じる能力で窮地に追い込まれてしまったギラたちに代わり、カグラギはグローディを圧倒します。尊敬していた人に汚名を被せたグローディだけでなく、イロキの覚悟を汲めなかった己への怒りも乗った刃の圧は凄まじく、さすがのグローディも退散を余儀なくされましたね。カグラギが魅せてくれた覚悟に、イロキは満足気に微笑み、塵と還っていきました。カグラギは改めて、これまで以上に汚れた道を、民の為に歩んでいく、と肚を括っていました。そんなカグラギの脇にいた黒子を見て、ふと思ったんですけど、もしかすると、イロキにも仕えていた古参の中には、彼女の覚悟を知っていた者もいたんじゃないでしょうか。カグラギに、今、混じりけのない忠誠を誓っているのは、イロキの最期の命令があったから? いずれにしろ、カグラギは、これからも、自分の手を汚し、汚名を被るのも気にしないんでしょうけど、もしも、彼が人の道を踏み外しかけた時は、ギラたちが全力で止めてくれるでしょうね。

 

仮面ライダーガッチャード

第11話「キャッチ! スパイだ!? ライダー失格!?」は、戦闘シーンの激しさも然ることながら、宝太郎の仮面ライダーとしての立場が揺さぶられるストーリー展開になっており、ドキドキとハラハラのバランスが実に好かったですね。

京都で、オカルトケミーのナンバー10「ユーフォーエックス」を捕獲したクロトー。その「ユーフォーエックス」のエネルギーを使って、新たなドライバーを作り出そうとしているようですね、冥黒の三姉妹は。しかし、アトロポスの力を以てしても、ナンバー10は完全に抑え込めないようで、「ユーフォーエックス」は空間跳躍能力での逃走に成功してしまいました。憤り、再捕獲してくる、と気合が入っているクロトーを、アトロポスは「グリオン」と言う名を出して諫めました。グリオンと言えば、悪魔の名前ですが、そいつこそが黒幕なんでしょうか?

一方、京都から帰ってきた宝太郎たちは、ケミー探しに奔走中。全員で協力し、インセクトケミーのナンバー4の「バクオンゼミ」、ナンバー7の「スタッグバイン」、ジョブケミーのナンバー3の「ドクターコゾー」、アニマルケミーのナンバー4の「ブッサソーリ」、ナンバー5の「バウンティバニー」、ナンバー7の「ツッパリヘビー」、アーティファクトケミーのナンバー3の「ミテミラー」、ナンバー5の「パンパカパーカー」、ナンバー6の「テレヴィ」を新たに仲間に迎えました。着実に、カードは埋まっていますが、まだまだ、一枚も姿を見せない種類のケミーもおり、どんな姿なのか、楽しみですね。一方で、スパナは三姉妹がマルガムの破片を採取して、何かを為そうとしている事をミナト先生へ報告します。ケミーを封印するのに必要なブランクカードが消えている事もあり、内部に、三姉妹のスパイがいる、と判断した上層部は、調査官を派遣してきたようです。

そんな事は露知らぬ宝太郎は、ショッピングモールを襲ったスパイダーマルガムと戦闘に。粘着性の糸を武器にするスパイダーマルガムに、ガッチャードは「バクオンテレヴィワイルド」、「スタッグミラーワイルド」、「グレートサソーリーワイルド」、「ドクターヘビーワイルド」、「バニーパーカーワイルド」とフォームチェンジを連続で行い、圧倒し、倒し、「キャッチュラ」を新たに仲間に迎えました。しかし、その戦い方を観ていた調査官の一人、釘宮は宝太郎のケミーを「仲間」と考えるスタンスを否定し、戦い方にも無駄が多すぎる、と非難し、ドライバーを没収しようとします。この横暴さに、仲間たちも怒りを隠せません。基本的に、宝太郎をナチュラルに見下してはいるものの、これまで、ケミーを回収してきている事は正当に評価しているスパナも、宝太郎を守る姿勢を見せてくれました。

空気が悪くなる中で、冥黒の三姉妹が学園に侵入した、と報告が。生徒たちを守るために、学園を探し回っていたりんねの前に姿を見せたのは、やたら親しく、だからこそ、不気味な態度で接してくるアトロポス。去り際に、りんねの耳元で囁いた「これから起きる事は、全て君の所為」ってのは、実に意味深。一体、何をやらかす気なんでしょうか。一方で、ガッチャードは、再び、スパイダーマルガムと戦闘へ突入。どうして、カードへ封印したはずの「キャッチュラ」がマルガムになっているのか、と混乱しながらも、ガッチャードは「ジャングルジャン」×「ライデンジ」でライトニングジャングルへフォームチェンジ。ゴルドメカニッカーなみに重量級で、スピードや機動性こそ落ちてしまうものの、その攻撃火力はえげつない。糸に縛り取られ、動けなくなるピンチに陥るものの、そこを、「ユーフォーエックス」に助けられ、スパイダーマルガムに必殺技をぶち込み、改めて、「キャッチュラ」をカードに封印しました。しかし、スパイダーマルガムに変身していたのは、釘宮じゃなく、針馬で、しかも、謎の能力で、唖然としている宝太郎の手から、「キャッチュラ」を強奪してしまった。彼女がスパイであるのは確定だろうが、一体、何を得るために、アトロポスたちに尻尾を振っているんだろう。そして、アトロポスたちが生み出したドライバーは、誰の手に渡るのか・・・

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今日の出来事(12-11-19)

2023-11-19 19:24:01 | 日記

COMIC快艶(2023/6)一言感想・その①

狐~きつね~ あむたけ

時代は違っても、獣耳ロリコンはいるんだなぁ。

年頃のアイライン おたき

ラスト一コマ、顔は書かれてないけど、お互いに顔が真っ赤になっているのが、容易に想像できる。

Trick or Treat~雄犯しをアゲル♥~ 海野りょう

世の中、天職ってやつは、意外なキッカケで見つかるもんだ。

春の残り香に誘われて shimoshi

このアオハルの苦味が、彼らを人間として成長させてくれる事を祈ろう。

フェイザー ひげた

本気で愛した女性をしっかりと見送った彼は、いい男になる、と私が保証しよう。

生徒会長の知らないコト エビフライ定食

まぁ、こういう形でヤッちまった以上、男として、しっかり、責任を果たそうな。

搾りたてミルキーウェイ~フルーツ牛乳~ ひろびー

ストローを乳首に挿してミルクを飲むってのは、結構、フェチ全開だったな。

母乳三姉妹は僕のメス さやかた

確かに、全ページ、エロエロだったな。

 

今週の食事

11月13日(月)

朝食

バケット(トリプルベリージャム)、烏龍茶

昼食

おにぎり(紫蘇鹿尾菜ごはん×2)、烏龍茶

夕食

ビーフシチュー(ライス、バケット)、烏龍茶

 

11月14日(火)

朝食

バケット(トリプルベリージャム)、烏龍茶

昼食

おにぎり(ちりめん山椒御飯×2)、烏龍茶

間食

おにぎり(ちりめん山椒御飯)、烏龍茶

夕食

ビーフシチュー(ライス)、カップ焼きそば(ペヤング大盛)、烏龍茶

 

11月15日(水)

朝食

バケット(トリプルベリージャム)、烏龍茶

昼食

天麩羅饂飩(午房の掻き揚げ)、烏龍茶

間食

大学芋、烏龍茶

夕食

ビーフシチュー(コロッケ)、烏龍茶

 

11月16日(木)

朝食

大学芋、紅茶(微糖)

昼食

おにぎり(鰹塩×2)、烏龍茶

間食

ぶっかけうどん、烏龍茶

夕食

鰹のたたき丼、ビーフシチュー、烏龍茶

 

11月17日(金)

朝食

バケット(トリプルベリージャム)、烏龍茶

昼食

おにぎり(おかか若布御飯×2)、烏龍茶

夕食

鰹のたたき丼、ビーフシチュー(バケット)、烏龍茶

 

11月18日(土)

朝食

バケット(トリプルベリージャム)、烏龍茶

昼食

おにぎり(小魚若布御飯×2)、烏龍茶

間食

おにぎり(小魚若布御飯)、烏龍茶

夕食

ビーフシチュー(ライス)、カップ焼きそば(ペヤング大盛)、烏龍茶

 

11月19日(日)

朝食

蒸かし薩摩芋(紅あずま)、烏龍茶

間食

蒸かし薩摩芋(紅あずま)、烏龍茶

昼食

ビーフシチュー(コロッケ)、烏龍茶

夕食

焼うどん(豚こま、キャベツ、玉葱、人参・焼肉のたれ)、鰹のたたき、烏龍茶

 

今日、読んだ本

もう、最高でした、この(2)も。

頭を空っぽにするくらい笑いたいって思っている人には、ぜひ、お勧めです。

しかし、そんな笑いたいって事は、結構、精神が追い詰められているって事だから、この『見るからに怪しい二人』を読んでいる場合じゃなく、一刻も早く、心療内科を受診すべきかもしれない・・・

多くの人に読んでもらいたくて書くべき感想で、何を書いているんだ、とツッコまれそうなので、改めて、この(2)の感想を。

先巻でも、しみじみと思いましたが、やっぱり、人間、見た目が大事ですね。

この『見るからに怪しい二人』の主役、長髪と短髪は、なまじ、S級越えイケメンだからこそ、人の視線を集め、誤解されてしまうんでしょうな。

それこそ、彼らが不細工であったのならば、誰も彼らに注目しないから、同じ行動を取ったとしても、誰も気にすまい・・・いや、それはそれで、違う意味で怪しさマックスで通報沙汰になるのか。

現代社会で、良い事をするってのは難しいんですねぇ。

この(2)では、そんな二人に負けないくらいのキャラ性で、読み手にインパクトを与える新キャラが出てきています。

それが、スーちゃん。長髪と短髪に負けないくらい、このスーちゃんも、関わった人間に、堅気じゃない、と誤解され、慄かれています。

しかし、このスーちゃん、周りにどう思われているか、など全く気にせず、徹底的に、己が行きたい路を一切、周りを見ないで、直進しています。こう書くと、すっごい迷惑をかけるキャラな感じはしますが、今のとこ、洒落にならん被害を被っている人はいないので、やっぱり、彼女も善人なのでしょうね。

個人的には、順調に絆され、牙が抜けて来てしまっているあっちゃんもお気に入りなので、(3)で彼の登場が増え、みーくんとライバルっぽい感じになってくれたら、嬉しいですね。

 

この台詞を引用に選んだのは、カッコよ、と思ってしまいそうになったものなので。

冷静に考えると、子供に何、ろくでもない事を吹き込んでるんだ、と呆れるような内容なんだが、ブロッコリーを食う食わない、って前提さえ忘れたら、結構、良い事は言っているんですよ、スーちゃん。

確かに、自分の自由は己の力で掴むしかない。

そこは、一切、間違っていないんですよね。

しかし、やっぱり、冷静になっちゃうと、アンタは子供以下か、とツッコみたくはなる。

大人になると味覚が変わって、子供の頃は食べられなかったモノが食べられるようになるって言うし、食べてみても良いだろうに。

もしも、この漫画を読んで、キライなモノを食べない、と自分で決めちゃう子供が増えて、頭を抱えるお母さんに文句を言われたら、どうします、鬼澤先生(笑)

「いいか、坊主。人には絶対、譲っちゃいけない道がある。権力に屈さず、自分の意志を貫くことで、あたしはブロッコリーを食べない、という自由を手に入れた。自分の自由は、自分で掴みとるしかないのさ!」

「僕、絶対にブロッコリーを食べないよ!」(byスーちゃん、トモくん)

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三大特撮感想(2023/11/12分)

2023-11-17 20:15:48 | 日記

ウルトラマンブレーザー

第11話「エスケープ」、恐れていた事が起きた、と言ってしまうと、大袈裟かもしれませんが、看過できない事態となったのは確か、と感じたストーリー展開でした。

デマーガを倒そうとした”自分”を止め、ミサイル攻撃も、えげつない咆哮で消し飛ばし、親子を救う方法を取ったブレーザー。結果的に、ブレーザーは正しい事をしたとは言え、肉体の動きを自分から奪ってまで行動したブレーザーに対して、ゲントは不信感とまではいかないものの、不安を抱いてしまう。しかし、ゲントは、それについて考えている場合じゃなくなってしまう。何せ、怪獣は、いきなり、やってくるのだから。

今回、地球へ宇宙から飛来したのは、宇宙電磁怪獣・ゲバルガ。ハッキリ言ってしまうと、間抜けな姿をしている。B級映画に、人を喰うヒトデが出てきたら、きっと、こんな感じだろう。多分、ないよな、ヒトデが人間を恐怖のどん底に陥れるパニックムービーは? まぁ、そこはさておき、間抜けな姿をしているゲバルガだが、ぶっちゃけ、強い!! 実際、間抜けに見えるタイプほど、実際の強さはぶっ飛んでいるってのは、特撮のお約束だしな。

丸まった際の表皮の硬さも相当だし、あのフォルムで格闘戦も結構、出来るってのは、かなり反則的じゃなかろうか。だけど、このゲバルガの一番、やべぇのは、そこじゃない。最も警戒しなきゃいけなかったのが、相当な広範囲まで広げることが出来るEMP攻撃だったのだ。現代は、電子機器の力に大いに頼っちゃっているから、そこを攻められると、弱いんだよなぁ。アースガロンも、ぶっちゃけた言い方をすれば、機械。なので、モロに、EMP攻撃を喰らってしまった。ゲントが危険を察知して、すぐに現場からの離脱をしたけど、ゲバルガの網が広がる方が早く、アースガロンは湖へ落っこちてしまう。

ブレーザーに対する不安はあるものの、この場では、彼の力を借りるしかない、と判断したゲント。序盤こそ、十分にゲバルガと戦えていたブレーザー。だけど、ゲバルガの電磁バリア、その硬度は、スパイラルブレードすら通用しないほど。やっぱり、話が進んでいくと、これまでの怪獣を倒せていた必殺技も、だんだんに威力不足になってきちゃうなぁ。スパイラルブレードが通じない敵に、またしても、遭遇してしまったブレーザー。ゲントはエネルギー不足状態でも、「SKaRD」の隊長としての責任感と根性で、ゲバルガとの戦いを続けようとする。だが、ブレーザーは、そんなゲントの意志を無視するようにして、その場からの退却、いや、逃亡を選んでしまう。ほんと、ゲントとブレーザーは、これから、どうなっちゃうんだろうか・・・

 

第12話「いくぞ! ブレーザー」は、デマーガとの戦い、そして、ゲバルガとの戦いでゲントとブレーザーの間に溝が生じていたからこそ、よりグッと来るストーリーになっていました。やっぱり、特撮もので、こういう不和は、絆が回復する時の激熱感を強めてくれますね。

ゲバルガとの戦いを放棄し、その場から逃げ去る選択をしたブレーザーに、ゲントの不信感は強まってしまう。ただなぁ、スパイラルブレードが効かず、エネルギー不足であった以上、あのまま戦って、ブレーザーがゲバルガに勝てたか、そこは微妙である。確かに、まだ、レインボー光輪って攻撃手段は残っていた。でも、あの電磁バリアの防御力を考えると、厳しかった気もする。レインボー光輪も効かず、エネルギーも枯渇してしまったら、完全にやばかっただろう。であれば、あの場からエスケープしたのは正しかった気もする。

いずれにしろ、自分と気持ちを合わせてくれないのであれば、ブレーザーと一緒に戦う事は出来ない、とゲントはブレーザーストーンを自分のロッカーへ保管して、任務に就く事に。上から厳しい叱責を受けてしまい、「SKaRD」の進退も懸かっている以上、いつも以上にマヂでやるしかない。それは、ゲント以外の隊員も理解しているからこそ、冷静で的確な指示を出せるゲントをある程度は安全な位置に置き、他の隊員が前線でゲバルガと相対する事に。やっぱり、ゲント、部下に慕われてるんだなぁ。

ゲバルガ討伐の肝となるモノ、それが、チルトナイトスピアー。まさか、ガラモンの素材を利用して、巨大な杭を作ったとは。それを、アースガロンのパイルバンカーで、電磁バリアを張る際の核となる部分に打ち込んで、EMPを使えないようにするって作戦か。作戦そのものは悪くなく、全員の連携も完璧で、杭をゲバルガにぶち込んで、EMPを使えないようにして、アースガロンで格闘戦を挑む事も出来た。けど、ゲバルガは格闘戦でも強いんだよなぁ。手足は確かに短いんだけど、やたらとパワーがある。ピンチになってしまったアースガロンを見て、咄嗟に、ポケットに手を伸ばしちゃうゲントだけど、彼はストーンをロッカーに置いて来てしまっている。

後悔を振り切るようにして、アサルトライフルのみでゲバルガに立ち向かおうとするゲントは視る、ブレーザーが何を考えていたのか、を。そして、知る。ブレーザーも、自分と同じように、誰かを守るために戦っていて、その誰かに、ゲントも含まれていた事を。守るための戦いをする、その覚悟と決意が一致した時、ゲントとブレーザーの絆は一層に強さを増した。ゲバルガに追い込まれながらも、気持ちが一つになっているウルトラマンブレーザーは決して退かない。その強い心が、新たなストーンを生み出し、ゲバルガに打ち込まれていた、チルトナイト製の杭を作り替え、チルトナイトソードを爆誕させた!! ゲバルガの電撃をぶった切っているのを見て、「雷切!?」と思ったのは、私だけじゃあるまい。強硬な電磁バリアすら物ともせぬチルトナイトソードにより、ゲバルガが真っ二つにされたシーン、これにはスッと胸がしましたね。まぁ、更衣室は滅茶苦茶になってしまい、片付けは一苦労だし、壁の穴の誤魔化しも大変だろうけど、ゲントとブレーザーが仲直り出来て、良かった、良かった。

 

王様戦隊キングオージャー

第36話「ヒメノのお見合い作戦」は、サブタイトルに入っている通り、ヒメノ様がメインとなるストーリーでしたね。今回、ヒメノ様に惚れた、惚れ直したってファンは多かったでしょうねぇ。

シュゴッダム、ンコソパ、ゴッカン、トウフの四国は依然として、五道化に支配されている状態ながら、イシャバーナだけはヒメノ様に奪還されていた。ンコソパの奪還に失敗してしまったギラたちは希望を失うことなく、次の戦いを始めようとしていた。そんな中、いきなり、ヒメノ様が、自分に相応しい伴侶を得るための見合いをする、と全世界に向けて発表したものだから、ギラたちは面食らってしまう事に。

実は、このヒメノ、カメジムが化けていたのである。そう、イシャバーナは、まだ、五道化の手の中にあったのだ。本物のヒメノ様は、カメジムが化けた医者によってばら撒かれた毒で動けぬ民や臣下を人質に取られ、しかも、自らも毒に犯された状態で、地下の牢獄に入れられてしまっていた。そんな状態でも、民たちを救おうと足掻いている、本物のヒメノ様が格好良すぎる。

まさか、カメジムが化けているとは露知らぬギラたちは、ヒメノに文句を言いに行くも、ヒメノはしれっと受け流す。そんな中、超絶と言っても過言じゃないレベルの美男子が、見合いに参戦。その美男子は、イシャバーナの公爵家跡取りたるロマーネ・ディアボーン。彼も含め、ギラたちは、ヒメノの課す試験に挑む羽目に。カメジムの目的は、この見合いの中で、ギラたちを暗殺し、国同士の争いを更に激しくさせる事だった。

ぶっちゃけた話、この作戦自体は陰険ではあるにしろ、効果的なのは認められる。ただ一つ、カメジムにミスがあったとするなら、ギラたちのポンコツっぷりを計算に入れていなかった事。食事のマナーは洗練されていたけど、ダンスまでは修得していなかったのか、ギラのステップはメチャクチャでスッ転んでしまう。でも、ギラはまだ、素人って感じで可愛いですむけど、ヤンマは酷かった。こう言っちゃなんだけど、DT臭が丸出しだったな。前回、あんなにもカッコよかったのになぁ・・・そんな二人に反し、リタの踊りは見事だったが、ロマーネは流れるような動きで、リタと交代する。

一つ目の作戦が失敗しても、カメジムはめげず、愛を囁かせる作戦で、毒殺を図るけど、ギラは耳元で怒声を発し、ヤンマは言葉が出なくなってしまい、そこに、ジェラミーが茶々を入れる。リタの方は、緊張から、「モッフ」しか言えなくなっちゃう。そんなリタに、カメジムは毒を打ち込もうとしたが、その注射器を吹っ飛ばしたのは、本物のヒメノ様。あんだけの状態だったのに、ヒメノ様は自分に打ち込まれていた毒を解析し、薬を作り出したのだ。ほんと、薬学の天才だな。

そんだけでも驚くのに、ロマーネの正体が、まさか、執事のセバスチャンだったとは。いや、正確に言えば、セバスチャンに特殊メイクで、普段、化けているのが、ロマーネなのか。あまりにも美しすぎる容姿で、他者を昏倒させてしまう咎に苦しみ、己の顔に傷を付け、命すら絶とうとするほど追い詰められていた彼に、救いの手を差し伸べたのが、誰でもないヒメノ様だった。人間の持つ、本当の美しさとは、見た目だけではなく、心の在り様である、と言い切り、彼に壮年のメイクをする事で、ロマーネに普通の生活を送れるようにしてあげたのだ。故に、ロマーネは、あれほど忌み嫌っていた元の容姿に戻る事も厭わず、カメジムに化けたヒメノに近づき、逆転のチャンスを窺っていたのである。

牢獄にいたせいで、確かに、ヒメノ様の見た目は薄汚れており、カメジムが化けているヒメノの方が綺麗で、パッと見たら、ヒメノの方が本物に見えるだろう。だが、どんなに見た目が変わっても、生き様にこそ、真の美が宿るのだ、と自信満々に言い切れる、その強さで、ギラたちやメイドたちは、彼女こそが本物だ、と確信する。国をメチャクチャにされ、自分も牢獄に入れられた怒りも合いまったヒメノ様は、カメジムにえげつない攻撃をかます。でも、カメジムに同情の余地はねぇので、スカッとした、実に。こりゃ、カメジム、また、お仕置き決定だな・・・ざまぁ。

改めて、奪還に成功したイシャバーナで催されるマルシェに平穏を感じながら、セバスチャンが淹れてくれた美味しい紅茶を味わうヒメノ様。そんな中、ヒメノ様は、セバスチャンに、元のロマーネに戻りたいか、と問う。しかし、セバスチャンは穏やかに微笑みながら、今の自分こそが、本物なのだ、と告げる。ほんと、ここ、グッと来ましたね。理想的な主従の形が、ここにあります。一方で、もしかすると、ヒメノ様とセバスチャンは、お互いに、淡い恋慕の念も抱いているんじゃないかな、と思ってしまいました。主と従者の恋、個人的に好きなんですよねぇ。

 

仮面ライダーガッチャード

第10話「炎の京都! ~悲恋・ケミー雷電事件~」は、修学旅行パートってことも相まって、戦闘だけじゃなく、人間ドラマも重厚で、見応えがバッチリでしたね。一話完結タイプも、話の上手い纏め方が勉強になるので好きですけど、こういう前後編も嫌いじゃないんですよねぇ。

前回、ゴルドダッシュで、蓮華と錆丸が駆けつけてくれたおかげで、ホッパー1×スチームライナーのスチームホッパーにチェンジできたガッチャード。このまま、形勢逆転で一気に勝負を決められるかと思いきや、そう簡単にはいかないのが世の常。決して、基本フォームであるスチームホッパーは弱くないんですよ。攻防や跳躍力などを考えると、実にバランスが良い。だからこそ、相手が手数と力で押してくるタイプだと、少し不利になっちゃうんですよね、威力不足が浮き彫りになって。

またしても、窮地に陥ってしまったガッチャードに救いの手(?)を差し伸べてくれたのが、蓮華たちと一緒に来てくれたゴルドダッシュ、そして、以前、宝太郎に見事、釣り上げられたメカニッカニ。二体の相性がガッチャンコであると即座に気付くと、宝太郎は迷わず、ドライバーへセットし、ゴルドメカニッカーへチェンジ!!

金ピカで、ゴッツいフォームだな! 見た目は鈍重そうだけど、ゴルドダッシュの特性であるスピーディでワイルドな動きも可能で、メカニッカニのレーザー攻撃も強力だ。変身音声を付けるのであれば、「減速知らずのキングクラブ」か、「挟撃ッッ爆速ッッ」でしょうか。手数の多さで攻めてきたジャングルマルガムを、見事に圧倒し、宝太郎は悪人から、ジャングルジャンを分離させる事に成功しました。しかし、わざわざ、護送車を襲って解放した犯罪者が倒されたってのに、クロトーは苛立ちを見せつつも、そこまで焦っていないのが、不気味と言うか、不安を抱かせますね。

クロトーが、どうして、落ち着いていたのか、は加治木の初恋相手である聖さんの兄が、放火魔である事が判明して、納得できました。ジャングルマルガムは、あくまで、前座。クロトーが注目していたのは、鬱屈した悪意を秘めていた兄・剣の方だったのか。

まさか、聖さんが会い、抱き着いていた相手が兄だとは知らぬ加治木は、自分の恋は破れた、とショックを受けてしまう。親友の心も心配だけど、ケミーも蔑ろにはしたくない宝太郎は、加治木をりんねに任せ、ミナミ先生と共に、ケミーを探しに行く事に。

そんな加治木の心を捕えて離さぬ聖さんは、剣との再会に喜んでいました。しかし、剣は、そんな妹の思いを踏み躙ります。確かに、周りから、良いお兄さん扱いされていたら、ストレスも溜まるかも知れません。そのストレスを放火で発散していたのも言語道断ですが、妹を殺そうとするなんて、ほんと、兄の風上にも置けませんなッッ

聖さんが会っていた男が、恋人ではなく、実兄である、と知って、ホッとしたのも束の間、犯罪者である事も解かり、大慌てで、聖さんを探しに行ってしまう加治木。この考えなしで動いちゃうのが、実にアオハル感ですな。

駆けつけた加治木が見たもの、それは、放心状態の聖さん、不気味な怪物、そして、その怪物と戦う正義のヒーローだった。あの噂は本当だったんだ、と大興奮する加治木。そんな加治木を他所に、工場内の火事が大きくなっていく事に焦りを隠せない。いくら、錬金術でも万能じゃないから、ここまで延焼しちゃうと、どうにもならない。だからこそ、ここで頼れるのは、仮面ライダーガッチャード、つまりは、宝太郎。

バッテリーマルガムの電撃でダメージを受け、追い詰められたガッチャードだけど、親友の声援で萎みかけていた闘志が復活。その気持ちに応えるように、ヒーケスキューとフレイローズが彼に力を貸してくれる事に。この二体でチェンジできるフォームは、消防車と薔薇の特性を持つヒーケスローズ。変身音声は「情熱の火消し野郎ッッ」か「レスキュー!!ロイヤル!!」でしょうか。ヒーケスキューの放水能力で一気に火を消すと、ガッチャードは薔薇の目くらましで、バッテリーマルガムの視界を封じ、そこへ、ウォーターカッターで大ダメージを与え、勝利!

これで、ライデンジを救えた・・・・・・と思ったら、兄に裏切られた怒りで悪意に心が満たされた聖さんが、バッテリーマルガムへ変貌してしまった。妹からの殺意をぶつけられそうになった兄を、ガッチャードはギリギリのところで守る。そんなガッチャードの行動に、ますます、頭に血が上ってしまう聖さん。

ケミーと心が通じ合っているからこそ、この場で、最も適しているフォームは、ゴルドメカニッカーである、と本能的に直感した宝太郎。ゴルドダッシュの電撃に強い特性を活かして、ガッチャードは電撃を受け続ける。自身にも、ケミーにも負荷をかけてしまう、無茶が過ぎる戦い方だが、宝太郎が、そんな無茶をするのは、ライデンジだけじゃなく、悪意に染まってしまった聖さんも救いたいから。そんな宝太郎の真意を見抜いているミナミ先生、良い教師だわ。

そんな宝太郎が頼みの綱としたのは、誰でもない、加治木。聖さんに運命の恋をした加治木でなければ、聖さんの心を悪意の中から救い出す事は出来ない、と信じたのだ。そんな宝太郎の気持ちに応えるように、加治木は男として、勇気ある一歩を前に踏み出し、電撃にも怯まず、距離を詰め、聖さんのオカルト好きに、本気で訴えかけました。そんな魂からぶつかった加治木の覚悟で、聖さんは本来の心を取り戻します。その瞬間を逃さず、必殺技を繰り出したガッチャード、ここまでの戦いで、確実に戦士として成長していますな。

ライデンジは回収できて、剣と聖さんの兄妹仲も元通りとはいかないにしろ、まぁ、ある程度は改善されました。しかし、二人ともケミーと関わってしまった以上、それに関わる記憶は全て、消さねばなりません。残酷なようですが、それは曲げられないルール。それは守らなきゃいけない、と解っていても、辛い気持ちになってしまう宝太郎。錬金術師として、そこを曲げるつもりはないけれど、教職者として、生徒の心を慮りたいミナミ先生は、最大の譲歩として、三十分間だけ、加治木と聖さんに会話する時間をくれました。今回は、ほんと、加治木だけじゃなく、ミナミ先生の株も、私の中で上がりましたね。

自分たちの記憶が消されるのを知らないのか、それとも、聞かされているのか、そこは解らないけれど、まだ喋っていない、と名残惜しそうな雰囲気を醸す加治木と聖さん、二人の前に出現したのは、まさかのUFO。根っからのオカルトフリークである二人は大興奮ですが、あぁ、無情かな、その瞬間に、記憶消去が行われてしまい、二人は呆然とした表情のまま、離れていくことに。

しかも、そのUFOが、ナンバー10のケミー、ユーフォーエックスだったとは。宝太郎を見た事で、頭に血が上っていたクロトーさんだけど、何だかんだで、自分が京都ですべき仕事は忘れてなかったんだな。バッテリーマルガムが倒された後、その場で、ガッチャードに攻撃しなかったのは、ユーフォーエックスの回収を優先したのもあるんだろうけど、二体もマルガムを倒し、なおかつ、無茶なやり方で肉体にダメージを負い、万全ではない宝太郎を倒すのが本意じゃなかったのかな。やっぱり、見たいなぁ、宝太郎が、謎の敵に攻撃され、倒されそうになったタイミングで、助けてくれるクロトーさん。

加治木の恋を終わらせてしまった事を悔いる宝太郎とりんね。だけど、ここで、大いなる意志の粋な計らいが。ここで、まさか、加治木と聖さんが、運命の出逢い直しをするとは!?にくいことしてくれるじゃねぇの、こんちくしょうが。

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今日の出来事(12-11-12)

2023-11-12 19:15:09 | 日記

永遠娘(十五)一言感想

神様のウラガワ 武藤まと

厳格な神様だからこそ、ちゃんと、息抜きはした方が良い。

今夜は吸血鬼-後編-  吸斬

吸血鬼にも、強気な女はアナルが弱いってお約束が通じるんだな。

マヨヒガの幼婆たち 瑞葉編 あまがえる

見た目はロリでも、経験値はとんでもない訳だもんな、ロリババアは。

翡翠色の楽園 毒茸人

骨の髄、魂の根っこまで愛しているんだ、例え、愛した人の本性が、形容しがたい化け物であっても、大した問題じゃあない。

お騒がせヴァンパイア-第4話- まぎん

ソウタくん、これは、マヂで説教案件だからな、逃がしちゃダメだぞ。

まきこみ 第6話 あやね

どこへ引っ越そうとも、好きな相手と思い切り愛し合う、そこは変わらない、変わっちゃいけない。

呉牛の神様 ロボク

人間、不貞腐れていると、その場所の良い所が視えなくなるもんだ。

遺跡守りのゴーレムさん ガロウド

天才と馬鹿は紙一重と言うが、ぶっ飛んだ変態性を持っている者こそが、本物の天才なのかもな。

こん活! 2 夜歌

あー、こりゃ、女の子が生まれるわ。

生を歩むものたち びんせん

生きる、その定義は難しいけど、誰かを愛し、その人を置いて逝きたくない、と思う心があるのなら、生きているんじゃないか?

永世の扉 後編 黒青郎君

時が移ろおうが、場所が変わろうが、生きる人の欲、永遠の命を求める気持ちは常に同じだな

 

今週の食事

11月6日(月)

朝食

バケット(リンゴジャム)、烏龍茶

昼食

おにぎり(鮭若布御飯×2)、烏龍茶

間食

蒸かし薩摩芋(紅あずま)、烏龍茶

夕食

ハヤシライス、胡瓜キムチ、烏龍茶

 

11月7日(火)

朝食

バケット(リンゴジャム)、烏龍茶

昼食

おにぎり(梅紫蘇若布御飯×2)、烏龍茶

夕食

ハヤシライス、胡瓜キムチ、烏龍茶

 

11月8日(水)

朝食

バケット(リンゴジャム)、烏龍茶

昼食

おにぎり(若布御飯×2)、烏龍茶

夕食

豚キムチ丼(豚こま、白菜キムチ)、胡瓜キムチ、中華スープ(若布、キャベツ、人参、青梗菜、葱)、烏龍茶

 

11月9日(木)

朝食

バケット(トリプルベリージャム)、烏龍茶

昼食

おにぎり(若菜若布御飯×2)、烏龍茶

夕食

ごはん、麻婆春雨(豚こま・中辛)、胡瓜キムチ、味噌汁(若布、キャベツ、人参、青梗菜、葱)、烏龍茶

 

11月10日(金)

朝食

ごはん(鰹昆布)、烏龍茶

昼食

おにぎり(若布御飯×2)、烏龍茶

間食

おにぎり(若布御飯)、烏龍茶

夕食

麻婆豆腐丼(中辛)、中華スープ(若布、キャベツ、人参、青梗菜、葱)、烏龍茶

 

11月11日(土)

朝食

チキンライス、烏龍茶

昼食

おにぎり(チキンライス×2)、午房の唐揚げ(七味)、烏龍茶

間食

大学芋、烏龍茶

夕食

ごはん、鶏キムチ(鶏皮、白菜キムチ)、中華スープ(若布、キャベツ、人参、青梗菜、葱)、烏龍茶

 

11月12日(日)

朝食

蒸かし芋(紅あずま)、烏龍茶

間食

蒸かし芋(紅あずま)、烏龍茶

昼食

ぶっかけうどん、烏龍茶

間食

大学芋、烏龍茶

夕食

バケット、ビーフシチュー、烏龍茶

 

今日、読んだ本

結論から、真っ先に言うと、これは良いアオハルモノだ。

ヒロインが可愛い、個性的、主人公との仲も良好、とラブコメに欲しい要素も、しっかりと入ってくれている。

全体的に画力の高さを感じられ、特に、ヒロインの色っぽいシーンと動物に、鈴木先生の気合が入っているのを、しっかりと感じ取れた。読み手それぞれではあるが、私としちゃ、ヒロインに自分の性癖をブッ込んでいる作品は結構、好きだ。

タイトルと表紙にインパクトがあるので、ちょっと、一瞬、読むべきかどうか迷ってしまうものではあるにしろ、実際、読んでみると、面白い。

自分の「好き」が、しっかりとしているヒロインは、それだけで惹かれるものだ。

安仁馬さんの「好き」は、動物なのだが、その切り口っつーか、見ている所、魅力に感じている所が、人とちょい違う。

本人には、一切、悪気がないので、逆に、動物の豆知識に搦めた意見や感想が、悪意のある毒舌よりも、相手に痛恨のダメージをぶち込んでいるのが、実に笑える。まぁ、毒を喰らった相手は笑うに笑えないが。

そんな魅力溢れる安仁馬さんの隠せない「好き」に戸惑ったり、驚かされたりしながらも、頭ごなしに否定せず、それが彼女の魅力である、と受け入れて、肯定する主人公・日野くんの大器にもグッと来るものがある。

自分の「好き」を、誰よりも受容してくれる日野くんに、安仁馬さんが、他の人とは違う距離感や態度で接し、動物に対して感じているモノとも違う好意を示しているのが、実にキュンとする。

個人的には、(2)でラブコメ感が一層に強まってくれる事を期待している。この(1)の本編ラストで、日野くんが見つけた衰弱した黒猫ちゃんが、どのような役割を果たすのか、楽しみだ。

 

この台詞を引用に選んだのは、日野くんの良さが、これ以上にないくらい出ているな、と感じたものだったので。

自分の尊敬できる人の影響を受け、その人のスタンスを踏襲する。

人間的に成長する方法の一つだろう、これは。

自分のスタンスを、日野くんが理解してくれ、生き物の命をむやみに奪わないでくれた、それが、安仁馬さんにとっちゃ、何よりも嬉しかったんだろうな。

クモ女ってあだ名も案外、悪くない、と自分で思えた安仁馬さんは、ますます、美人度が上がっている。

それに、日野くんへの気持ちが、ラブに傾きつつあるのも確かっぽい。

しかし、クモ女、つまり、アラクネか・・・安仁馬さんがアラクネとなったら、日野くんは絶対に、逃げられず、糸でグルグル巻きにされちゃいそうだな・・・・・・まぁ、現時点で、日野くんは、安仁馬さんの魅力の虜だから、大して変わらんか。

私は、基本、蜘蛛も蛇も大丈夫なタイプ。

なので、家で蜘蛛を見かけても、放置している。

実際、アシダカグモなら、ゴキブリを狩ってくれるから、大歓迎。

まぁ、そもそも、ゴキブリが繁殖しないように、部屋を綺麗にしておけばいいんだけど。

蜘蛛や蛇、飼ってはみたいなぁ、とは思っている。個人的には、タランチュラやポールパイソンに興味アリなんだけど、購入や飼育に必要なお金の方がなぁ、と尻込みしている現状。

そんな迷いを抱えつつ、私は、ちょいちょい、レプタイルショーに足を運んでいる。

次巻では、蜘蛛や蛇のネタが多めだと、実に嬉しい。

いっそ、二人して、ペットショップとかでバイトをしてくれんだろうか。

「日野くんは、アシダカグモ、怖くないの?」

「うん、まあね。前にうさぎ見に行った、じいちゃん家、あったでしょ?古い家だから、昔はよく、クモとか出てきて・・・見慣れてたんだ。けど、それ以上に―――安仁馬さんの話をたくさん聞くようになって、ぼくも生き物に優しくなりたい、と思ったんだ」(by安仁馬瑠衣、日野大志)

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