『黒狗』の小屋

毎週、(金)に特撮作品の感想、(日)に漫画の感想を書いてます。

三大特撮感想(2023/6/25分)

2023-06-30 19:59:33 | 日記

ウルトラマンニュージェネレーションスターズ

第17話「決めるぜ覚悟~秘密基地にようこそ~」は、ウルトラマンジードが初めて変身し、戦った日を振り返るストーリーになっていましたね。

ウルトラマンジード、わざわざ言う事でもないほど、ウルトラマン好きとしては常識ではありますが、彼は悪逆非道の限りを尽くし、戦闘力も桁違いであるウルトラマンベリアルの因子を受け継いだ者、いわば、息子です。

ウルトラマンに限らず、どんな作品に於いても、主人公の設定ってのは、見る者、読む者を惹き付ける上で大事な要素。ジードの、ベリアルの息子って言う、基本にして重大な設定は、かなり、ウルトラマン好きに衝撃を与えるモノでしたね。私だけかも知れませんが、悪の中の悪であるベリアルの息子、この設定を知った時、「ジョルノ・ジョバーナー!?」と驚いてしまいました。ジョルノは本編で、父のDIOと直接対決をしてませんから、当然、パクリではないんですけど、悪のトップの息子でありながら、正義の側に立っているってのは熱いですよね。

そんなウルトラマンジードに変身するのが、濱田龍臣さん。今や、イイ男っぷりに磨きがかかっている俳優ですが、この頃はまだ、可愛さの方が勝っている感じだな、と今回、思いました。それ、誉め言葉ですか? と濱田さんには思われそうですが、私としちゃ、褒めているつもりなので、ご勘弁を。自分が何者なのか、と迷いながらも、今、自分が直面し、大切な人を脅かしている危険に対して、臆することなく、敢然と立ち向かい、戦うリクの勇気は、濱田さんだからこそ出せるモノでした。

ウルトラマンジードが最初に戦ったベリアル融合獣、それは、レッドキングとゴモラがミックスされたスカルゴモラ。初戦って事もあって、ジードは自分の性能に振り回されている感もありましたが、それでも、大切なものを守りたい、って言う心の強さがプラスに働いていました。しかし、実際問題、よく勝てましたよね。スカルゴモラは、どう考えても、ゴリゴリのパワー特化タイプ。バランス重視であるプリミティブで勝てたのは、奇跡とまでは言いませんが、ほんと、凄い。スカルゴモラが力を溜めているタイミングを狙って、レッキングバーストをぶち込む、その勝負勘は、さすが、ベリアルの息子ってところでしょうか。

 

王様戦隊キングオージャー

第17話「王は逃げない」は、ヤンマの王としての素質と覚悟が見え、同時に、ラクレスの下衆っぷりが、これまで以上に強烈だな、と観ている者に感じさせるストーリーになっていましたね。

バグナラクと和平交渉を行ったラクレス。しかし、それは世界や民の為じゃなく、己が王として君臨しているシュゴッダム、その一国だけを無傷で生き残らせる為だけの一時凌ぎ。ラクレスにとって、自分に遜らぬ国は、悪であり、どうなっても良い。つまり、バグナラクに襲われようと、知ったこっちゃないのである。きっと、民の為に苦渋の決断を下したカグラギが治めるトウフも、機が来れば、難癖をつけて支配に動くんだろうな、ラクレスは。

そんなラクレスに、ヤンマが媚びる道理は一切、ない。しかし、ピンチであるのは、間違いない。傲岸不遜な態度でありながらも、一国の王として、万が一の時を想定し、何かが起こる前に、すべき手を全て打っておくヤンマは、覚悟が出来ているな。ヤンマの頼みを聞くのは気分が良い物ではないにしろ、ラクレスを好き勝手にさせるよりは、遥かにマシなので、ヒメノとリタも、その時に備え、動きを起こす。

リタは、甘っちょろい考えでラクレスとデズナラク8世を引き合わせ、この危機を招くきっかけになったジェラミーの捕縛に動く。争いに終止符を打ち、世界を平和にする、その為に動いていたはずなのに、ラクレスも、デズナラク8世も、己の欲しか満たそうとせず、戦いはより加速してしまった。自分の所為か、と凹むジェラミーだったが、リタの発破で、王をなりたい、と望んだ己自身を取り戻す。ヒメノは、バグナラクの侵攻によって怪我を負ったンコソパの民の治療と避難を一手に請け負う。余計な事をしでかさないように、と縛られていたギラも、シオカラによって、この場から連れ出されそうになるも、ヤンマが敵に背を向けて逃げぬ男、と知っているからこそ、避難を頑なに拒否。側近として、シオカラも、ヤンマがまた無茶をするかも、と心配していたんだろうな、ギラの言葉に手も足も止まっちまう。

そして、ついに、ヤンマに訪れる、洒落にならないピンチ。こんだけ追い込まれながらも、決して、己を曲げぬヤンマの芯の強さに、一撃将軍と讃えられるダイゴーグも、武人として感じる所があったのか、無駄な情けをかけず、いたぶるような真似もせず、一撃でヤンマの命を断たんとする。しかし、そこにヤンマの屍はなかった。何故なら、ギラがギリギリのところで、ヤンマの救出に成功していたからだ。ジェラミーの登場で、ここ最近、少しばかり、存在感が希薄になっていたからこそ、このタイミングで表舞台に、その姿を見せた時のインパクトの大きさがより増していたな。また、散々、避けていたヤンマの拳を、パシンッと受け止め、同時に、彼から思いを託されるシーンも胸熱い。ついに、復活した邪悪の王は、友の為に、民の為に、そして、己の野望の為に、この戦いに臨む!!

 

仮面ライダーギーツ

41話「創世Ⅲ:漆黒の将軍」は、見ていて、ただただ、胸が締め付けられるストーリー展開でしたね。

タイクーンの最強フォームは、ほんとね、楽しみにしていたんですよ。ブジンソード、そのデザインは、控えめに言っても、すっごくカッコいい。でも、まさか、闇堕ち丸出しフォームとは思わなかった。いや、景和の心が真っ黒に染まる理由は、確かにある。唯一の肉親である姉が、仲間であり、友情も抱いていたバッファにとって屠られたのだから、弟として狂気に走ってもおかしくない。

ただ、実際問題、景和をそっち側へ突き落したのは、誰でもない、ケララだよな。こいつ、とことん、景和を、本物の仮面ライダーに到らせ、自分が心から満足する事しか考えてない、クソ親父だったか。『仮面ライダービルド』の序盤で、戦兎を騙していたマスターみてぇだ。しかも、カエルの形態も持っているから、邪神・バァルにすら思えてくる。

ケララに唆された景和は、ジットに襲われ、英寿とウィンに守られていたツムリを、その場から守る名目で連れ去っていく。ジットだけじゃなく、英寿たちも、すぐには駆けつけられない場所まで来ると、景和は、ツムリの同情を誘い、同時に、女神の力で、自分に世界を守る力を与えてくれ、と縋りつく。本心から、景和に同情していた事もあって、ツムリは彼が狂い始めている事を察せず、彼に力を与えるために祈りを捧げてしまった・・・・・・

ツムリを騙して手に入れた力、それが、ブジンソード。これまで、タイクーンがニンジャバックルを相性の良さから多用していたので、最強フォームも忍者に絡んだモノかと思っていたんですが、忍者ではなく、侍大将って感じのフォルムですね。私だけかも知れませんが、この変化に、『忍者戦隊カクレンジャー』に登場する追加戦士・ニンジャマンを思い出しました。彼は怒りが頂点に達すると、サムライマンにチェンジしていたので。あと、タイクーンのモデルは狸。ギーツの最強フォームが九尾の狐をイメージしたものとすると、タイクーンは四国の大妖怪である・隠神刑部かな。いずれにしろ、復讐の権化と化したタイクーン ブジンソードが、その黒い刀の切っ先を向けたのは、姉を手にかけたバッファ。圧倒されてしまうバッファだけど、これは、景和に対する罪の意識があるからかもな・・・

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今日の出来事(12-6-25)

2023-06-25 19:11:40 | 日記

自分に漫画を描くのに必要なモノが揃ったら、描いて、LO編集部に持ち込みしてみたいエロ漫画の妄想・その⑳と④

とあるスポーツジムのプールで、一心不乱に泳ぐ青年

イケメンで、いくつかのバイトも掛け持ちしているので金には困っていない、また人柄も良い

しかし、彼女を作らず、同年代の女性から告白されても、丁寧に断るため、周りは不思議に思っていた

それは何故か、この青年はロリコンだったのだ。しかし、女児には手を出さない紳士性を有している。また、ロリコンである己も恥じていた為、泳ぐ事で、性欲を紛らわせていた

そんな彼に、ある日、明らかにゲスいロリコンである、と丸判りの容姿と体型の醜悪な青年が近づいてくる

見た目だけじゃなく、性格も醜悪な青年は、主人公が、時折、プールで泳いでる女子小学生らをチラ見していた事から、同志である事を見抜いていた

青年は、ロリコンである事を恥じてはおらず、チャンスさえあれば、女子小学生とSEXしたい、と目論んでいた。けれど、不細工であるために、女子小学生から警戒、毛嫌いされていた

そこで、醜悪な青年は、このイケメン主人公を餌にして、女子小学生をナンパし、一発キメようと考えていた

主人公は、そんな青年のゲスい考えを知らず、自分の性癖を悪くない、と言ってくれた彼に感謝し、共に、様々なプールがあり、多くの女子小学生も遊びに来るレジャーランドへ向かう

当然ながら、女子小学生が好意を持つのは、主人公だけ。彼を利用しようとしていた醜悪な青年には、全く、興味を示さず、いないものとして扱う

チ〇コもデカいとなれば、金を脅し取る目的で、ここに来ていた女子小学生らもメスのスイッチが入り、主人公に食べられてしまう

主人公は、ロリコンとして自信が持てるようになり、切羽詰まった醜悪な青年は女子小学生を襲おうとして、警備員に捕まり、警察へ連行されるのだった

 

今週の食事

6月19日(月)

朝食

バケット(トリプルベリージャム)、紅茶(無糖)

昼食

おにぎり(梅紫蘇ごはん、鰹昆布)、烏龍茶

夕食

肉野菜炒め丼(豚挽肉、小松菜、ブナシメジ・焼肉のたれ)、味噌汁(若布、輪麩、赤海苔、葱)、烏龍茶

 

6月20日(火)

朝食

バケット(トリプルベリージャム)、オレンジティー

昼食

おにぎり(肉野菜炒め、鰹昆布)、烏龍茶

夕食

野菜炒め丼(モヤシ、キャベツ、人参、小松菜、ブナシメジ・麻婆豆腐の素《中辛》)、中華スープ(若布、輪麩、赤海苔、葱)、烏龍茶

 

6月21日(水)

朝食

バケット(トリプルベリージャム)、紅茶(無糖)

昼食

おにぎり(若菜御飯、鰹昆布)、烏龍茶

間食

煮干し、紅茶(無糖)

夕食

カジキマグロのステーキ丼、レンチン野菜(キャベツ、モヤシ、人参・山葵ドレッシング)、味噌汁(滑子)、烏龍茶

 

6月22日(木)

朝食

バケット(トリプルベリージャム)、紅茶(無糖)

昼食

おにぎり(紫蘇昆布御飯、鰹昆布)、烏龍茶

夕食

肉野菜炒め丼(鶏皮、キャベツ、人参、モヤシ・焼肉のたれ)、味噌汁(滑子)、烏龍茶

 

6月23日(金)

朝食

バケット(トリプルベリージャム)、紅茶(無糖)

昼食

おにぎり(鰹昆布×2)、烏龍茶

間食

おにぎり(鮭若布)、烏龍茶

夕食

魯肉飯、搾菜チキン、レンチンモヤシ、味噌汁(滑子)、烏龍茶

 

6月24日(土)

朝食

蒸かし男爵芋(ケチャップ、肉味噌)、オレンジティー

間食

煮干し、麦茶

昼食

稲荷寿司、烏龍茶

間食

黒糖団子(プレーン、粒餡、漉し餡)、烏龍茶

夕食

焼きそば(お好み焼きソース)、味噌汁(滑子)、烏龍茶

 

6月25日(日)

朝食

蒸かし男爵芋(ケチャップ、肉味噌)、烏龍茶

昼食

ジャムサンド(トリプルベリージャム)、コロッケサンド(トンカツソース、ケチャップ)、烏龍茶

間食

薩摩芋チップス、烏龍茶

夕食

小海老御飯、コロッケ(めんつゆ、トンカツソース、ケチャップ)、鰺の南蛮漬け、レンチンモヤシ(エノキ茸、モヤシ・山葵ドレッシング)、烏龍茶

 

今日、読んだ本

え、エグッ!? なんだ、これ、(3)の比じゃない、キツさやん。わっかりやすいハッピーエンドで終わっていないのが、これまた、好い~

江口先生、この(4)のストーリー展開、今まで以上にエグさがキレッキレッすなっ!そういうトコ、私は大好きですよ。ほんと、このエグさにショックを受けたくて、『出禁のモグラ』を読んでいる、と言っても過言じゃありません。

正味、前作にして代表作である『鬼灯の冷徹』からではなく、この『出禁のモグラ』から、江口先生の味を知った漫画読みには、ややキツめかも知れず、下手をすると、(5)を買うのを躊躇してしまうかもしれません。でも、繰り返しになりますけど、私は、大好きですよ、こういう展開っつーか、“人間”の描き方。

この(4)の表紙が、純粋善と表現しても良いくらいに、ド天然で「良い子」である詩魚ちゃんによって飾られているから、余計に、本編で露わになった、鮫島一賊の吐き気を催すほどの邪悪っぷりが、より際立っていますね。表紙詐欺って言い方は適切じゃないでしょうが、この対比は、小説家を志している私としても勉強になります。

いや、でも、ほんと、鮫島一賊の抱えていて、なおかつ、島を支配していた闇は、思っていた以上に澱んでいて、根強く、何より、ドス黒かったですわ。

一体、どれほどの屍の山を積み重ね、その頂上に、己らの栄華を築いていたのか、そう慄くと同時に、そんな支配形式だったからこそ、思いもよらぬタイミングと人物によって、呆気なく崩壊させられるのだな、とスンッと自然な納得にも到れます。

鮫島一賊だけじゃなく、モグラたちの言動からも、人の本質とはどこに、なおかつ、何なのか、と少し真面目に考えたくなりますね。

少なくとも、私は善と悪、そのどちらかだ、と決めつける気はなく、むしろ、善と悪が最初は50:50で、環境や他者との交流、挫折などの経験で、その比率が変わっていく、いわゆる、混沌・混雑の状態こそが、人の本質だろう、と思っています。色んな感情や思考がゴチャゴチャしていてこその人間だからこそ、そんな人間が集まって、社会が形成されていくんじゃないでしょうか。

この(4)のメインが誰か、となると、それは難しい所ですね。モグラも、真木くんも、八重ちゃんも、誰も彼もが良い味を出していたので、この(4)の質がより高くなっている訳ですから。その上で、あえて、私の印象に残ったキャラを言うのならば、森くんが人魚に引っ張られた時、咄嗟に体が動いた真木くんですね。確かに、見た目はイモいかもしれませんが、ここで動ける男はカッコイイですわ。

鮫島一賊が支配していた国は、こうして、瓦解した訳だが、これから、どうなっていくのか、色々な意味で楽しみですね。良くも悪くも、女王様なユイが、これから、どう化けるのか、期待はしています。悪女ぶっちゃいるけど、杏子さんに負かされ、ギャン泣きしているあたり、根はそこまで腐っていないのだろう、と思えました。何と言っていいか、分からんけど、自分の人生、てめぇを嫌いにならないで済むやり方で楽しもうぜ、ユイちゃん。

 

この台詞を引用に選んだのは、モグラの抱えているモノが、また一つ明らかになってきたな、と感じたので。

とんでもない年月を生きている訳だから、モグラは、この言葉通り、多くの別れを経験し、「死」を視てきたはずです。

常人、いえ、常人以上であっても、心が壊れても不思議じゃありません。

でも、モグラは、少しばかり厭世的で、言動にやさぐれた感が漂いながらも、完全には絶望しきっていません。

きっと、これは、心が壊れていない、からじゃなく、壊れても、その都度、モグラが壊れた自分の心を自力もしくは周りの力を借りながら直してきたからでしょうね。

まぁ、極端な言い方をすれば、いっそ、完全に壊れ、誰かを救いたいって気持ちをとっくに失っていたら、モグラは何度も辛い目に遭わずに済んでいるのかも知れませんけど、彼からお節介な部分が無くなったら、一体、誰になるんだ、って感じですよね、きっと。

何にせよ、これからも、モグラは、これまでのように、自分が傷付くのは百も承知で、余計なお世話を働いて、キツい現状にある人を救おうと全力を尽くしちゃうんでしょう。

そんなモグラだからこそ、真木くんみたいな、イモいお人好しタイプが、ついつい、手を貸してしまうのですね、きっと。

「余計なお世話なんじゃねぇか? 正直、そこはわかんねぇよ。でも、たとえ、何もできなくても、何もしなかったら、八重ちゃんが後悔するのはわかってる。お節介、自己満足、確かにそうだ。だが、少なくとも、俺は気付かれずに死んだ人と、気付かずに後悔した人を、両方、死ぬ程、見てきてる」(byモグラ)

 

もう一つ、強烈だった台詞を紹介。

ただ、これは、この台詞自体がインパクト大っつーよりも、モグラにこれを言わせ、殴らせるほど、鮫島鯉太郎の人格的なヤバさにゾッとしたって方が正確です。

自分の頭で考えず、心で感じず、魂を磨かない、依存している相手の言う事だけを愚直に信じた状態で生きてきた人間は、ここまで気味が悪くなれるのか、と吐き気すら覚えましたね。

江口先生、よくもまぁ、こんなおぞましいキャラを生み出し、ここまで不気味に動かせますな。

俗っぽい言い方に成っちゃいますけど、バケモノよりも、そのバケモノを生み出して育ててきた人間の方が、よっぽど、人でなしですわ。

この強烈な一撃を喰らった読み手で、私も含め、自分で物事を考えねば、と思えるようになると良いですよね。

「いい加減、自分で考えてごらんなさい!!!」(byモグラ)

 

そんで、もう一つ、紹介。

これは、何と言うのか、モグラに、良かったですね、と言いたくなったから選びましたね。

私ごときが偉そうに言っちゃいけないんでしょうけど、モグラの表情を描かないってのが、これまた、上手いですよね、江口先生。

雄八さんからの手紙を読んで、モグラは、一体、どんな感情を浮かべ、この台詞を絞り出しているのかな、と考えたくなります。

生きている意味、ぶっちゃけ、私には、まだ分かりません。

むしろ、30代で、自分が生きている意味を完全に理解している奴がいたら、相当に痛々しい具合じゃないでしょうか。

ぶっちゃけ、人間、死んだ後にしか、自分が生きた意味に気付くもの。

しかし、生きている意味、それを考える事自体は、決して、くだらなくはないと思うので、皆さん、この『出禁のモグラ』のように心に刺さる好い漫画をたくさん読んで、自分の頭で色々と考えてみたらどうでしょうか。

「・・・俺なあ、来てよかったよ。八重ちゃん、ありがとうな。あと、まあ、生きる意味な、多少はあるな」(byモグラ)

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三大特撮感想(2023/6/18)

2023-06-23 22:15:58 | 日記

ウルトラマンニュージェネレーションスターズ

第16話「腐れ縁の男」は、ジャグラス・ジャグラー推しの私としては、グッと来る内容でしたね。

絶対とは言えませんけど、ジャグラスを嫌いなウルトラマンファンはいないのでは? 人間態はイケメン、怪人形態はインパクトがある、戦闘力は高い、人を食ったような性格とニヒルな物言い、どれほど窮地に追い詰められても揺るがない信念、どこを取っても、魅力的なヒールですよね、ジャグラスは。

ウルトラマンオーブとジャグラス・ジャグラーの関係性を、一言で表現する、それは実に難しいです。友人や親友の類じゃないのは、どう考えても、明らかです。かと言って、敵なのかっつーと、微妙な気もする。ライバルと言えばライバルのような気もしますが、そんな爽やかなモノが、二人の間にある気もしない。やっぱり、腐れ縁、これが最も、しっくり来る間柄なんでしょうね。オーブが、腹の内が読めない奴、と言いながらも、ジャグラスの筋の通し方に対しては、信を置いている部分が、これまた、良いんですよね。

ウルトラマンゼットとハルキにとっても、やっぱり、ジャグラス、ヘビクラは、形容しがたい相手なんですよね。最初は、頼りになる隊長だと思っていたけど、途中で、彼の正体を知って、混乱の坩堝に落とされました。けど、ジャグラスが、自分の正義を過信している者らに、正義の危うさを思い知らせるスタンスを持っている事を知って、完全な敵意を持つには到らず。デストルドス戦でも、命懸けの共闘をしていますしね。やはり、間柄が形容しがたい相手。でも、それが、ある意味、ジャグラス・ジャグラーって怪人を如実に表現している。

ラストで、まさか、ジャグラス・ジャグラーのカードが出るとは思わなかったな。ゼットも言っていたけど、未来人の感覚で、ジャグラスがヒーローポジションとして認定されたって事なのか? でも、ジャグラス自身は、「柄じゃねぇな」と、苦笑しそうではある。確かに、ヒーローではない気もするけど、私は、ここぞって時に登場して、ウルトラマンたちと共に、世界の平和を脅かす巨悪に立ち向かってくれる、面倒見のいいジャグラスが嫌いじゃない。いつか、オーブ、ゼット、ジャグラスが共闘するのを見たいものだ。けど、この三ヒーロー(笑)が共闘しなきゃいけないほどの怪獣って、相当な強さとヤバさになるのでは?

 

王様戦隊キングオージャー

第16話「10才の裁判長」は、リタの内面にグンッと迫るものであり、また、「神の怒り」の真実、その一端が明らかになると同時に、二人の女王様の仲が、ほんのちびっとではありますが縮まるストーリー展開になっていましたね。

ゴッカンの王にして、絶対中立を貫く国際裁判所の長であるリタ。常にクール、まぁ、時にぶっ壊れるにしろ、な彼女が大好きなのが、イシャバナーナのアニメキャラであるもっふん。そのもっふんのビッグサイズの人形が、リタの癒し。そんなリタが喉から手が出るほど欲しい一品、それが、イシャバーナの職人が一体一体、手作りしているちびもっふんプレミアム。一度は、心の弱さ、物欲に負けそうになっちゃいそうになるあたりに、リタの可愛さが出ていますね。

なのに、リタはちびもっふんプレミアムをイシャバーナへ買いに行こう、と誘ってくれたモルフォーニャに、冷たく、「NO」を突きつける。これは、未だに、もっふん好きを隠したいからではなく、発売日、彼女には絶対に外せない用事があったのである。それは、彼女が王になって、最初に裁いた男への再尋問。男の罪は、王殺し。先代のゴッカンの王にして、前裁判長を殺した男は、自分で殺した、とハッキリ言いながらも、未だに、その死体がどこにあるか、を言わずにいたのである。側近であったとは言え、どうして、前王は、自分を後継者に指名したのか、ずっと、リタは心に引っ掛かっていたらしい。

その疑問が、ついに解決される時は、やってきた。男が前王を殺害するために使ったとされるのが、毒。この事件が起きた時、「神の怒り」も発生しており、そして、イシャバーナの前国王夫妻にして、ヒメノの父母も、謎の刺客によって、毒殺されていた。繋がりがあるのだ、と直感したリタは、ヒメノに毒の解析を依頼。事が事なので、ヒメノも快諾。そして、その毒が、スコピのもの、と判明した。すぐさま、リタがこの事実を突きつけると、男は観念したように、けれど、どこか、嬉しそうな雰囲気も醸しながら、男は長年、抱え続けていた真相を語りだす。ヒメノが訴えてきたように、「神の怒り」は人災の一種であり、前王はその犯人を法の力で裁けないが故に、自らは殺された事にして、犯人をずっと、どこかで封印し続けているのだ、と。

前王が、自分を後継者に指名したのは、単に側近だったからではなく、絶対中立の立場で人を正しく裁く為に、最も大切な素質を持っている、と見抜いていたからだ、と知る事が出来たリタ。長年の不安が解消されたリタは精神的な成長を果たし、男の監視と口封じを命じられていたヲゲラジームを見事に撃破。ヲゲラジームは巨大化するも、未だに好からぬ動きをしているバグナラクに苛立ちを募らせているジェラミーのタランチュラナイトによって、これまた、瞬殺されちゃった。あんだけ、長年、潜伏任務に従事していたのに、こんな最期を迎えるとは憐れな奴・・・まぁ、何にせよ、リタとヒメノが仲良くなれたので良かった。でも、今度は、ラクレスがンコソパに何かをかましそうなんだよなぁ。

 

仮面ライダーギーツ

40話「創世Ⅱ:タイクーン覚醒」は、まぁ、シンプルに、精神的にキッツゥ、と思わされるストーリー展開でしたねぇ。とっくに、子供らを置き去りにしているからか、制作陣の容赦のなさが、この終盤で、ますます加速してきました。

現在進行形で、人々の平穏な日常を脅かしているジャマトは放っておけない、と景和、道長も、この戦いに参じる事に。もう、自分の理想の世界が叶えられる事がないけれど、今、ここにある危険を見て見ぬフリは出来ぬ、と激闘の日々へ再び、戻る決意をした二人の勇気を、英寿は讃え、ツムリはデザイアドライバー、バックルとIDコアを手渡す。

景和が、またしても、ライダーとして復帰してしまった事を知り、ビックリ仰天する姉・沙羅。けど、驚き、呆れ、ショックを受けつつも、弟の性格を姉として知っていたからか、意外にも、すんなりと受け入れてくれた。しかも、景和がライダーとして、人助けに専念できるよう、生活費稼ぎは自分に任せなさい、と言ってくれる。ほんと、良いお姉さん・・・だからこそ、あのラストはキツかった。

その沙羅が、バイトの面接に行ったきり、家に帰ってこない。しかも、あの大智と接触しているもんだから、大智に騙された経験がある景和としちゃ、気が気じゃない。英寿も不穏な空気を感じ取っており、景和と共に大智に会いに。最初こそ、スッとぼけていた大智だったが、英寿が踏み込んできた途端に、その本性を明らかに。ジャマ神になる、その野心に取り憑かれている大智は、自らも、上級ジャマトに変貌。ギーツとタイクーンが共闘して挑むも、ダメージは与えられるが、倒せない。このまま、大智の掌の上で踊らされるのは危険、と判断したギーツは、マーレラジャマトの相手を請け負い、景和に沙羅を探しに行かせる事に。だが、マーレラジャマトは、既に手遅れだ、と嘲笑。

残念ながら、英寿の不安は的中してしまう。バッファがほぼ圧倒して倒したジャマト、それは、大智にジャマトを寄生させられ、しかも、人に戻れぬところまで侵食されてしまっていた沙羅だったのだ。悲痛な叫びを上げながら、沙羅を抱える景和、ほんと、見ていて辛かった。沙羅が地面に沈んでしまった後、景和の拳を、あえて、ガードせず、顔面で喰らった道長もこれまた。自分がやった、と言い訳をしない所が潔いんだけどなぁ。姉を喪った哀しみ、助けられなかった怒り、そして、とてつもない絶望と憎悪が、景和の心を黒く染めていく・・・果たして、景和は闇落ちした末に、どんな力を得るんだろうか。

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今日の出来事(12-6-18)

2023-06-18 20:18:36 | 日記

LO(7)一言感想

夏のハメ技攻略! 雪雨こん

親友を義兄さんと呼ぶ日も近そうだな、颯太くん・・・どんまいw

姪っ子ちゃんには逆らえない!?~温泉旅行に行こう~ 山田コナユキ

次の旅行で、二人はパパとママになっちまいそうだな。

家庭内ぷち不倫 後編 みさお。

自分の意志で転がりだしちまったんだ、もう、壊れるまで止まれんよ。

3人の特別な夏休み 藤坂リリック

もう、この年齢から、男が良い女に手玉に取られちまうのは決まってるんだろうな。

ふたり一緒に きのもと杏

喧嘩もするが、何だかんだで仲の良い双子って良いよね。

炎上バズを狙ったクソガキの末路 前島龍

もう、タイトルがネタバレってるが、まぁ、キライじゃない。

セイギの修行 わかるティッシュ

特撮ヒーロー好きな良い娘を騙す・・・コイツこそ、正義の鉄槌を喰らうべきなのでは。

あの夏の話 さつよ

まぁ、人間、死にたくなる時もあるが、世の中、楽しい事、いっぱいあるんだぜ。

姉は妹を兼ねる。 みやぜん

大人しそうに見えて、魔性を秘めている女子、悪くないな。

おにいちゃんはダメッ! はやけ

立派な兄をも狂わす、それが、妹の巨乳か。

教え子と期間限定セフレ契約 すがる春

優等生で打算的な女の子が、キツい事を言いつつも、セックスの虜になっていくのは、たまんねぇな。

えるおう整骨院 無道叡智

やっぱ、マッサージ系は心のチ〇コが元気になるぜ!!

さぶななラビング マキオ

しっかりと約束を守ってくれるかりんちゃん、えぇ子や。

僕がみゆちゃんの最強支援者 EB110SS

こうゆうのも、一種のプロ意識って言うべきなんだろうな、多分。

甘酸っぱい経験♡ ポンスケ

まぁ、男として孕ませた以上は、そこに根を張って、生活しなきゃ、クソ野郎だからな。

 

今週の食事

6月12日(月)

朝食

バケット(リンゴジャム)、烏龍茶

昼食

おにぎり(おかか昆布御飯、鰹昆布)、烏龍茶

夕食

肉野菜炒め丼(豚こま、キャベツ、モヤシ・青椒肉絲の素)、味噌汁(刻み揚げ)、烏龍茶

 

6月13日(火)

朝食

バケット(リンゴジャム)、烏龍茶

昼食

おにぎり(ちりめん山椒御飯、鰹昆布)、烏龍茶

夕食

肉野菜炒め丼(豚こま、ブナシメジ茸、モヤシ・麻婆豆腐の素《中辛》)、煮物(蒟蒻、人参、大根、黒はんぺん、ちくわぶ)、味噌汁(じゃが芋)、烏龍茶

 

6月14日(水)

朝食

バケット(トリプルベリージャム)、紅茶(無糖)

昼食

おにぎり(ふりかけ・おかか、鰹昆布)、烏龍茶

間食

芋けんぴ、烏龍茶

夕食

肉野菜炒め丼(豚こま、ブナシメジ茸、エノキ茸・ポン酢)、煮物(蒟蒻、人参、大根、じゃが芋)、味噌汁(若布、輪麩、赤海苔、葱)、烏龍茶

 

6月15日(木)

朝食

バケット(トリプルベリージャム)、野菜ジュース

昼食

おにぎり(紫蘇昆布御飯、鰹昆布)、烏龍茶

間食

芋けんぴ、麦茶

夕食

煮穴子のちらし寿司、肉野菜炒め(鶏皮、法蓮草、キャベツ・中華スープの素)、味噌汁(若布、輪麩、赤海苔、葱)、烏龍茶

 

6月16日(金)

朝食

ごはん(鰹昆布)、烏龍茶

昼食

おにぎり(ちりめん御飯、鰹昆布)、烏龍茶

間食

芋けんぴ、野菜ジュース

昼食

天丼(薩摩芋、午房の掻き揚げ)、肉野菜炒め(豚こま、キャベツ、法蓮草・中華スープの素)、味噌汁(若布、輪麩、赤海苔、葱)、烏龍茶

 

6月17日(土)

朝食

バケット(トリプルベリージャム)、紅茶(無糖)

昼食

おにぎり(鮭若布御飯、鰹昆布)、烏龍茶

間食

芋けんぴ、麦茶

夕食

肉野菜炒め丼(豚こま、キャベツ、法蓮草・めんつゆ)、味噌汁(芋けんぴ)、烏龍茶

 

6月18日(日)

朝食

蒸かし男爵芋(ケチャップ、肉味噌)、烏龍茶

昼食

カップ焼うどん、烏龍茶

間食

黒糖ゼリー、烏龍茶

夕食

肉野菜炒め丼(豚大腸、キャベツ、法蓮草・焼肉のたれ)、中華スープ(若布、輪麩、赤海苔、葱)、烏龍茶

 

今日、読んだ本

<div class="booklog_html"><table><tr><td class="booklog_html_image"><a href="https://www.amazon.co.jp/dp/4785973366?tag=booklogjp-default-22&linkCode=ogi&th=1&psc=1" target="_blank"><img src="https://m.media-amazon.com/images/I/51zhbO6oZOL._SL160_.jpg" width="105" height="150" style="border:0;border-radius:0;" /></a></td><td class="booklog_html_info" style="padding-left:20px;"><div class="booklog_html_title" style="margin-bottom:10px;font-size:14px;font-weight:bold;"><a href="https://www.amazon.co.jp/dp/4785973366?tag=booklogjp-default-22&linkCode=ogi&th=1&psc=1" target="_blank">31歳地味眼鏡OLさん (全1巻) (ヤングキングコミックス)</a></div><div style="margin-bottom:10px;"><div class="booklog_html_author" style="margin-bottom:15px;font-size:12px;;line-height:1.2em">著者 : <a href="https://booklog.jp/author/%E6%96%B0%E5%B1%85%E3%81%95%E3%81%A8%E3%81%97" target="_blank">新居さとし</a></div><div class="booklog_html_manufacturer" style="margin-bottom:5px;font-size:12px;;line-height:1.2em">少年画報社</div><div class="booklog_html_release" style="font-size:12px;;line-height:1.2em">発売日 : 2023-03-09</div></div><div class="booklog_html_link_amazon"><a href="https://booklog.jp/item/1/4785973366" style="font-size:12px;" target="_blank">ブクログでレビューを見る»</a></div></td></tr></table></div>

思っていた以上に、エチエチな作品だったな、これ・・・・・・

しかし、読み手の予想と期待を上回らない作品じゃ、感想を書こうって気にならないのは事実。つまり、これは、読み手を色んな意味で満足させてくれる、質の良い作品ってこと。

変な言い方も知れんけど、さすが、少年画報社から発行されているだけある。

先にも書いたが、中身はエチエチなので、子供にはお勧めできない。と言うか、読ませたら、私が怒られちまうな。

だからこそ、エチエチな漫画を堂々と読める年齢になっている人には、性別関係なくお勧めしたい、と思う。

人によっちゃ、新たな性癖の扉が、この『31歳地味眼鏡OLさん』によって開かれる可能性もある。

どうせ、表紙に書かれているヒロインが、眼鏡を外したら、実はメッチャクッチャ美人で、男どもを魅了して、ズッコンバッコンするだけの日常モノでしょ、と思った方もいるだろう。

残念だが、その予想は外れている。このヒロイン、柚木園さんはいつまで経っても美人にならない。一応、言っておくが、私は彼女を不美人、と思っている訳じゃない。では、美人、と思えるか、そこは微妙、と言っておこう。では、魅力はどこか、と聞かれたら、これまた困るんだが、まぁ、微乳なトコ、と言っておくかな。

しかし、柚木園が地味だからこそ、描かれているエチエチな部分が実に良く、また、妙に現実的だ、と感じさせる。これを読んだ女性の中には、「あ、これ、私じゃん」と、柚木園さんのそれに、己の痴態を思い出してしまった方もいるかもしれない。

基本的に、柚木園さんが発散しているだけの内容なので、物足りないっちゃ物足りない気もするが、かと言って、竿が出てくるのも、何か違う。なので、第14話「同性になら全部、見られてもヘーキだよね?」的な展開を、ちょいちょい入れてくれれば、私としては十分かな。

あえて、もう一つ、今後の展開に対して希望を述べるのであれば、31歳地味系OLの特徴を活かした食生活、ズボラ飯を作るような回をやってほしいかな。ジャンクで、背徳感が溢れ、罪深い料理で、柚木園さんが、もっとダメになるトコを愉しみたい。

 

この台詞を引用に選んだのは、わかりみが浅くない、と思えたので。

これは男女、年齢関係なく、会社務めしている人間なら、大体、思う事じゃないだろうか。

起きるまで寝られる休日を楽しむには、やっぱり、ちゃんと働くべきなんだろうな。例え、仕事中に、エロい妄想をしてしまう事があったとしても。

しかし、当然ながら、休日の半分を寝ただけで消費してしまうと、物凄い自己嫌悪に襲われるので、やらなきゃならん事があるなら、頑張って起きるべき。

そのやるべき事をちゃんと終わらせた後であれば、もっと、休日が楽しめるから。

「あー、金曜日が何事もなく終わったー 明日は起きるまで寝てよう」(by柚木園さん)

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三大特撮感想(2023/6/11分)

2023-06-16 17:23:55 | 日記

ウルトラマンニュージェネレーションスターズ

第15話「繋がりは円環」、”円環”って単語から察せるように、メインを張るのはウルトラマンオーブ。

どのウルトラマンも人間たちや他のウルトラマンとの繋がり、絆を通して成長し、強くなっています。もちろん、オーブだって、その例に漏れません。とある事情、まぁ、ざっくり言えば、トラウマですね、で自分本来の力を発揮できなくなっているオーブは、他のウルトラマンの力を二つ、その身に借り受ける事で変身し、怪獣と戦い、タイプチェンジを行うスタイルのウルトラマンですから、繋がりに対する感謝の念が一層に強いのかも知れません。そんなオーブと繋がりを持っているウルトラマンは、結構、多いです。

今回の話で、紹介されていたのは、ウルトラマンセブンとウルトラマンゼロの父子ウルトラマン、ギンガ、ビクトリー、エックスのニュージェネ勢でしたね。

トラウマを克服して、自分だけの力と姿を取り戻したオーブですが、他ウルトラマンの力を借りて戦うスタンスは貫いており、新たな絆を育めば、更に強力なフォームを獲得する事が出来ます。ウルトラマンたちへの恨みを抱く・・・まぁ、ほとんどの怪獣、宇宙人に当てはまるでしょうけど、魂に実体を与えて使役し、なおかつ、自らも不死身の肉体を有しているレイバトスを討つべく、セブンとゼロに十年の修行を付けて貰ったオーブがチェンジできるようになったのが、エメリウムスラッガー。どんなフォームかと言えば、セブンの聡明さとゼロの勇敢さを兼ね備えたバランスが良い戦闘フォームですかね。例え、相手が不死身であろうと、再生能力が追い付かないほどの猛攻撃をぶち込めば良いってのは、荒獅子なゼロのような発想ですが、オーブはその戦法で見事にレイバトスを撃破しちゃいました。恐るべし。

ギンガ、ビクトリー、エックス、三人のウルトラマンの力で、オーブが得たのが、最強フォームと言っても過言じゃない、オーブ・トリニティ。二人じゃなく三人の力が合わさっているってのもあるんでしょうが、この力を得る際に、地球で出逢ったナオミ、ジェッタ、シンとの絆がより強まったのも、最強に到った理由ですね、間違いなく。しかし、そのトリニティフォームでも苦戦してしまうほど、サデスとデアボリックの力は脅威的。ピンチに陥ったオーブを救うべく、この戦場に現れてくれたのが、セブン。ほんと、今でも、モロボシ・ダンが人気なのは納得です。セブンのサポートもあり、新たに得たトリニティの力をより引き出せたオーブは、見事にサデスとデアボリックを一刀両断。サデスのやられっぷりは、ほんと、天晴でした。

 

王様戦隊キングオージャー

第15話「スズメにお見舞い」は、カグラギと、彼の妹・スズメの家族関係に迫るストーリーだったんですが、「まさか」の展開で、思わず、大声で笑っちゃいました。

どう考えても、良からぬ思惑を抱いているのが丸判りのラクレスは、ジェラミーに会うべく、カグラギを動かす。妹が人質状態にある事もあって、カグラギはジェラミーを歓待。ラクレスに対して、良い印象を抱いていないジェラミーは当然ながら、乗り気じゃない。しかし、ジェラミーが良い反応をしない事くらい、カグラギは予想済みで、彼は既にジェラミーを動かす方法も理解していた。ヤンマに、母の形見を悪戯の道具として使われた事にマヂギレした、つまり、ジェラミーの弱点は、家族。それを把握していたカグラギは、妹が人質に取られている事を、クロダさんに明かさせ、見事、ジェラミーを動かす事に成功・・・2000年生きているジェラミーを手玉に転がすカグラギ、とんでもねぇな。

ジェラミーの動かし方を把握しているのは、カグラギだけじゃない。面倒臭い性格である分、構ってちゃんな一面もあるからこそ、すげない扱いをされたら、ジェラミーはスパッと本題を喋ってくれる。ジェラミーから、カグラギがラクレスに妹を人質に取られ、その為に利用されている事を知ったギラは、当然、二人を一緒に助けたい、と願う。ギラのお人好しっぷりに呆れ返りながらも、ラクレスからカグラギを切り離し、完全に、自分達の味方に出来たなら、それは心強いのも事実なので、ギラに力を貸す事に。と言っても、王が他国の城に不法侵入をかましたら、一発アウトなので、潜入と救出は、変装(?)したギラだけで行わなきゃいけない。

メチャクチャ苦労しながら、やっと、スズメが幽閉されているらしい一室へ辿り着いたギラ。だが、普通に来たのならともかく、この格好だったもんだから、スズメは大絶叫。その声に大慌てで駆け付けたカグラギたち。普段、他者を欺いているからこそ、妹・スズメを心配するカグラギの姿には、嘘を感じませんでしたね。だけど、ここで、衝撃の事実が発覚。カグラギを駒扱いするために、ラクレスの手の中にあると思われていたスズメだけど、ラクレスラヴである事が明らかに。思ってもいなかった展開に、カグラギはメッチャ、ショックを受けてしまう。その傷心に付けこむようにして、トウフを属国化させようとするラクレス、ほんとにゲスいな。

ショックはショックだが、カグラギが常に第一とするは、民の笑顔と国の平和。例え、自分が屈辱感で腸が煮え繰り返りそうになっても、それを押し殺し、クズに頭を下げられる。本当に、強いな。そんなカグラギの、王としての姿勢、また、家族の絆に胸を打たれたらしく、ジェラミーは巨大化したバエジームと戦う事に。今回は、ゴッドタランチュラが、人型に変形し、タランチュラナイトとなり、とんでもない機動力を活かした戦闘を展開していましたね。バエジームも弱い訳じゃないんだろうが、タランチュラナイトが相手じゃ、まるで歯が立たず。さて、果たして、ラクレスは、本当に、デズナラク8世と和平交渉を行う気があるんだろうか・・・絶対、ろくでもねぇ事を考えてるよな、コイツ。

 

仮面ライダーギーツ

39話「創世Ⅰ:俺のデザグラ」では、前回、グランドエンドを実行した運営の思惑を、最強フォーム・MarkⅨへ変身し、ぶっ壊した英寿が、母から受け継いでいた創世の力で新たな世界を作り出した事からスタートしていますね。

創世の力を独占し、多くの不幸を積み重ね、この時代の人間を翻弄し、利用し、踏み躙ってきた運営のやらかしを、このままにしておくつもりは微塵もない英寿。「創世の女神」の息子として責任を果たすべく、彼は、ライダーたちの記憶を復活させ、先の戦いで壊れなかったタイクーンとバッファのIDコアも復元させます。しかし、あくまで、母から力の一端を受け継いでいるだけの英寿では、一度に全ての願いを叶える事は難しい。残念がりながらも、2000年生きているからか、地道に事を為す、その大切さも知っているようで、焦りはしない。このどっしりとした感じに、成長を感じますね。

そんな中、どういう訳か、街で、ジャマトが暴れ出す事態が発生。当然、英寿は駆けつけます。しかし、まさか、ポーンジャマト相手に、最強フォームであるMarkⅨを使うとは、と驚きました。ただ、よくよく考えると、英寿が持っていたバックルは、グランドエンドの影響で、景和たちのモノと同じように消えてしまったのかも知れませんね。多少の変化を起こしているようですが、やはり、ポーンジャマトごときじゃ、仮面ライダーギーツ MarkⅨ相手に善戦は出来ません。呆気なく倒された訳ですが、メッチャクッチャ小さいジャマトが、人間の中から出てきました。もしや、これは、寄生能力を持っているのか?

自分たちの、ライダーとして戦っていた記憶が戻っているのは、英寿によるものと知った景和たち。これから、どうすべきか、を迷う面々。しかし、景和は、人々がジャマトに襲われていたら、例え、変身できなくても、体が他人を助けるために動いてしまうタイプ。そんな彼の人の好さを知っているケララは、景和が自分の望む仮面ライダーになるまで、未来に戻らず、この世界に留まり続ける模様。ほんと、腹の中が読めんオッサンだ。いくら、景和が騙されやすいとは言え、さすがに、怪しんでいるよな。一方で、ベロバも、燻っている道長に接触。どこまでも、道長に執着するな、このバァさん。

いや、でも、ほんと、驚いた。とんでもねぇレベルで、ミニマムサイズのジャマトを生育していたのが、あの大智だったとは。人が変わり過ぎじゃない? 彼も、仮面ライダーとしての記憶を取り戻しているはずだけど、こうやって、ジャマトを使って、世界をメチャクチャにしようとしているって事は、何かがあったのか。一番、ありえるのは、ベロバか。一方で、運営も、グランドエンドは完全に達成したいようで、サマスは謎の男に命令を下します。どうやら、新たなゲームマスターらしい、この男は、創世の力を使うギーツを倒すために、ツムリを新たな創世の女神にする事を目論んでいる様子。やはり、ツムリがこの戦いのキーになるようだな。

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