金さんの「あっちこっち」Hot Line

大好きな奈良を走る金さんの東奔西走の日常活動録。家庭菜園や地域活動や、学校支援に走ります。

NO1021 – 市自治連合会役員会

2015年11月04日 | 地域活動

朝から自治連合会の役員会があった。今回は議題が少なかったが、定例会で行う地域自治協議会検討委員会の報告内容で議論になった。

 

委員長より、奈良市の庁内検討委員会が開かれたようだが、各部長の理解が十分でなく進展がなかったとの報告があった。しかし、今月末には、第2回合同会議が予定されているが、行政側の議論が深まっていない中では、合同会議を開催する意味がないとの意見が出た。

 

10月8日に「「奈良市市民参画及び協働によるまちづくり条例の見直しについて」提言書が、奈良市市民参画及び協働によるまちづくり審議会より市長に提出された。

 

その中で、奈良市は、10年間の長期総合計画の中に地域コミュニティ政策作成のために、地域の現状を把握するため、平成25年度に奈良市地域活動推進課と奈良市自治連合会(以下「自治連合会」という。)に協議の依頼をしたことが契機となり、自治連合会の中に「地域自治協議会検討委員会」を設置されました。

 

自治連合会では、25年、26年と検討委員会を毎月開催し、検討内容をまとめ平成26年2月に『地域自治組織の検討に関する中間報告書』を奈良市に提出してきました。

 

そうした中で、検討委員会で豊中市の視察や、六条自治連合会では、高松市へ視察。佐保川自治連合会では、26年に松山市視察、27年7月には、加賀市NPO法人歴まちづくり大聖寺のまちづくりを視察。10月には、自治連合会と各種団体合同で、松阪市視察。など行ってきた。

 

地方分権の流れの中で、住民自治を生かしたまちづくりには、2つの流れがあって、1つは、平成17年当時の「平成の大合併」を機に「まちづくり協議会」「住民協議会」「地域コミュニティー協議会」(市町村によって名称は色々)が行政側主導で制度設計をされているところと、1つは、住民自治拡大を求めて住民主導による制度提案が行われてきている流れがある。

 

奈良市の場合は、市長出席のもと行われた、26年の会議で、私の質問に「住民から(自治連合会から)提案をしてください。それによって協議していきましょう」という答えをいただいていた。

 

しかし、これはおかしい話だと私はず~と思っている。結果、行政側では未だに、庁内での調整も何もできていないことがはっきりした。

 

奈良市の地域コミュニティーづくりは、奈良市総合計画に位置付けられているものなのに、制度案もできていないのは重大な問題だと思う。

 

これからの奈良市はどうなっていくのやら???

 

そんなことより、明日、南丹教育委員会連絡協議会(亀岡市、南丹市、京丹波町、南丹教育局)から17名の視察があり、吉岡会長の都合が悪いので、私が代役で、三笠中学校における、コミュニティースクールの取り組みや、奈良市が行っている小中一貫教育の説明を石原校長先生と行わなければいけないので、その仕込みをしっかりやろう。


明日の資料の一部












最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。