金さんの「あっちこっち」Hot Line

大好きな奈良を走る金さんの東奔西走の日常活動録。家庭菜園や地域活動や、学校支援に走ります。

NO803 – 組織のマンネリ化

2014年06月17日 | 地域行事

『子どもを守る会』総会が、佐保川小学校で開催された。一条高校、三笠中学校、佐保・大宮幼稚園、佐保川保育園、新大宮駅前交番、その他地域の各種団体で総勢90名中60数名が参加。

 

2004(平成16)年11月17日、市立富雄北小学校一年生有山楓(かえで)ちゃん(7 つ)が下校途中に連れ去られ、殺害された誘拐殺人事件に端を発して登下校中の子どもを犯罪から守ろうと結成されて、はや10年がたちました。

この間さまざまな活動を展開してきましたが、青色パトロール車両の減少や、街頭指導参加者の減少、登下校における巡視活動の低下などメンバーの意識の低下が伺えます。

しかし、総会は、シャンシャンで終わったが、これでよいのかと疑問が残った。

 

さまざまな総会に参加してきたが、いずれも地縁組織の団体で、行政主導で活動している組織ではあるが、前例主義・事なかれ主義が横行している。

その原因のひとつが、誰もが主体的な参加でなく、「当て職」で組織の会員となっていることではないかと思う。

それぞれの役職を持った人達は組織の運営に苦労をしているが、その人達は、変化を求めるには大きなエネルギーがいることを知っている。変化への方法や手順がわからない人が多いのではないだろうか?

 

そんな中で、新しくその役についた人から本質的な質問がでたり、行事の意義などに疑問がだされることがある。この時が見直しや変化のチャンスであるが、なかなか活かされない。

 

とにかく感情が先に走って、論理的に議論できない.議論をしても屁理屈が先攻しているように思える.また、全体感にたって発言する人が少なく、自分の意見が全て正しいと思い込んでいる人が多い。

 

議論をするとき、相手の意見を聴いて合意点や相違点を鮮明にしてその上で新しいアイディアを出していこうという姿勢が大事ではないかとつくづくと感じる。

どの組織も団体も、各種行事や、活動で同じことをしても新しい視点を取り入れ、アイディアを出し合い、変化を恐れずマンネリ化を打破していかなければいけない。


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