金さんの「あっちこっち」Hot Line

大好きな奈良を走る金さんの東奔西走の日常活動録。家庭菜園や地域活動や、学校支援に走ります。

1046 – 連合会役員会

2016年01月06日 | 地域行事

本年、最初の連合自治会の役員会が行われた。今年、初めて市長の出席があった。新斎苑建設について市自治連合会に理解を求めるために説明に来られ、パワーポイントを使って計画の説明があった。現在パブリックコメントを募集中ということで紹介があり、意見を寄せて欲しいとの話があった。

以下は、ホームページの抜粋です。

 

「奈良市新斎苑基本計画(案)」に関する意見を募集します。

 

施設が狭あいで老朽化した現東山霊苑火葬場に代わり、待たせることなく心穏やかに故人をお送りできる安らぎの施設として、また周辺環境との調和や機能性と安全性を重視した新斎苑(火葬場)建設を推進するため、基本計画の策定を進めています。策定にあたり広く市民の皆様からご意見を募集しますので、郵送、FAX、電子メール又は直接持参の方法でお寄せください。

 

表 4-11 建築概要

 

鉄筋コンクリート 地下1階・地上1階

 

 

構造規模

 

 

延床面積 約 5,200 m² (地階 約 3,500 m² 地上1階 約 1,700 m²)

 

 

 

 

火葬炉設備

 

13炉( 汚物炉1炉、動物炉1炉)、燃料:灯油

 

 

告別室兼収骨室

 

6室

 

 

待合室

 

6室程度、待合スペース(ホール)、授乳室、キッズルームなど

 

 

その他

 

喫茶・売店、多目的ホール(小)1室、霊安室など

 

 

駐車場

 

約80台

 

 

地域住民からの反対運動で計画が進んでこなかったが、財政的にも合併特例債が活用できる期限が来ていることで一気に進めようとされているようだ。

今日も、施設の説明はあったが、今日までの経過の話はなかった。

 

住民が不安に感じていることに対する、適切な解決策が示されていないのではないかとおもった。役員の中にも、当該地の会長がおられて反対の意見が出され紛糾することもあった。また、12月議会で議員から他の場所での提案があったが、その内容が現時点では不明だが、今月に発表するとのことなので、市連合自治会として現時点で提案されている場所での賛成を決議することはなく待つことになった。

 

ただ、市自治連合会としては、多くの市民の不便さや、財政的に合併債が使える期間の終わりが逼迫していること等々もあり、速やかに新斎苑が建設されるように、多くの人にパブリックコメントに参加するように推進しようということになった。

 

示されたパース図です。

 

 

 

その後引続いて、協働推進課の職員の参加のもと地域自治検討委員会が開かれた。

3月議会に条例改正と、それに伴う規則案の提示があったが、議会に提案するためにパブリックコメントをする期間を考えるとギリギリなので、自分たちの案を了解して欲しいという姿勢がありありと窺われた。

 

本来、奈良市長期総合計画のもと、基本構想や基本計画、実施計画が作成されて、その裏付けとして条例で位置付けをして進めていくものと思っているが、奈良市のまちづくりについては、その中で「まちづくりにおける新しいシステムの構築」のため、行政への市民の参画と協働によってまちづくりを行っていくとしています。そのための基本的事項を定めた奈良市市民参画及び協働によるまちづくり条例を制定されています。

 

奈良市のまちづくりを協働で行っていくためには、現在の条例では、地域に地縁団体の自治会を始めボランティア団体など様々な団体があるが、地域の代表となる組織がないので、地域を代表する組織(市民公益活動団体)を条例に追加するための改正を行おうとしています。

 

現在の条例では、地域に地縁団体の自治会を始めボランティア団体など様々な団体があるが、地域の代表となる組織がないので、奈良市のまちづくりを協働で行っていくためには、地域を代表する組織(市民公益活動団体)が必要であり、その代表組織を条例に追加するための改正を行おうとしています。

 

改正しようとする条例の基本事項の細部を規定するのが「〇〇規則」でさらに具体的取り組むための取り決めとして「〇〇要綱」を定めて実施していきます。

 

しかし、奈良市では「まちづくりにおける新しいシステムの構築」を謳いながら、その全体像(ビジョンや制度構築や推進フレーム)を示すこともなく、条例改正を議会に上程するために「地域自治協議会」の設立と認定等についてだけの規則を市自治連合会に示してきたが、前回「認定の要件が示されていない」と指摘をした部分の追加を示してきただけだった。

 

「まちづくりにおける新しいシステムの構築」とはどんなシステムで、住民にとってどのようなメリットがあるのか?今でも市民参画を言うが参加に終わっているが、どのように改善されるのか?「協働」と言って行政の下請けになるだけではないのか?等々各地の連合自治会に出かけて行って出前講座を開催しているが、参加者から質問を受ける。

 

汗をかくことは厭わないが、奈良市の対応には辟易する。

 

また、今日質問したことなどは、「合同会議で議論してください。」との話があり、「来週18日に決まりましたので」との話。これには頭にきた。合同会議ということであれば、市長の都合だけではなく、奈良市自治連合会長にもその日程調整がいるのではないかと思うが、前回も「来週の、いついつに行いますのでよろしく」と一方的な通達だった。

 

 

市自治連合会では検討委員会を立ち上げて「まちづくりにおける新しいシステムの構築」をしようというので、25年から取り組んでいるが1昨年は奈良市側が全く進まず、昨年は進んだように思っていたので「奈良市のいいシステムの構築に向けて」私も多くの時間を割いて勉強し、他市への視察も自費で行い、昨日は、自治会長への啓蒙のためのチラシ作成も行ってきたが、本当になんとも言いようがない。

 

残念だ!!!


最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。