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2021.5.3 made in Yuwa「春の工房展(めぐり)」へ行ってきた!

2021-05-06 22:44:48 | 日記
2021年5月3日(祝)


秋田市雄和地区で開催されている「made in Yuwa「春の工房展」」を巡ってきました。
この工房展は、秋田市雄和地域に点在する芸術家の皆さんが、各工房をつないで観て回れるイベントを開催しているものです。
春と秋の年2回開催されており、キムカズは今回初めてお伺いすることができました。

車で一気に回るのも楽だしいいのですが、せっかくなので自転車でゆっくりと回ってみようかなと思い、「サイクリングターミナル」で自転車をレンタルしてみました。
1回90分間借りれて410円なので、とってもリーズナブル。しかも、自転車は丁寧なメンテナンスがされているので、快調なサイクリングを楽しむことができました。
今回お借りした自転車がこちら。オレンジ色でこれから始まるサイクリング旅行にワクワク感がわいてきました。
 

早速移動開始。国際教養大学を横目に自転車をこぎ始めます。
ほどなく走ると、「春の工房展」を知らせる看板や「made in Yuwa」の幟が立てられ、予想以上にスムーズに目的地に向かうことができました!
     

ということで、最初の工房を訪問。こちらの工房は「アトリエソウマ」さん。
絵画を制作しているアトリエソウマは、相馬大作さんの工房です。(電話:090-6542-6555)
庭から入口にかけてが、もうおしゃれです。
そして、アトリエの中に入らせていただきました。
室内にはたくさんの作品が展示されていたほか、普段創作活動を行っているアトリエも見せていただけるという、なんとも幸せな瞬間を感じることができました。
    

アトリエソウマさんを出ると、上空を飛行機が横切りました。
そうなんです!ここ雄和は「秋田空港」が所在する地区なので、秋田発着の飛行機が方々の都市と秋田とを結んでいる地域でもあるのです。
 

次に向かったのは「出羽和紙」。(いではわし)と読みます。
出羽和紙は、高橋朋子さんの工房で、手漉き和紙の工房です。(電話:018-886-8910)
雄和のきれいな水で漉いた和紙がたくさん陳列されています。
コピー用紙なんかじゃ味わうことのできない、いろんな表情を見せてくれる手漉き和紙たち。この紙でお手紙を書いてみるだけでも、送る側の気持ちまでも届けてくれること間違いなしです。
    

次に伺ったのは「瑠璃窯るりよう」さん。(電話:090-8614-1508)
玄関先からとってもおしゃれな瑠璃窯さんです。
陶器作家の安藤るり子さんがお出迎えくださいました。
日常使いで愛用したくなるような、デザイン、色合い。すごくきれいです。
それから、瑠璃窯さんではろうそくも作っています。
       

さ、次に向かいます。
通りを小路に入っていきましょう。
ここでも道順をきちんの案内してくれるので、心配することなく進むことができました。
   

坂道をほどなく登り切ったころ見えてきた工房が「いやしろち」さんです。
陶器を製作している秋山章子さんの工房です。(電話:090-6455-7668)
煉瓦で敷かれた道を進んだ先に工房があります。
どうです?すごく色合いがかっこよくないですか!デザイン、すごい。
ここの陶器も普段使ってみたいものがたくさんありました。
     

いやしろちさんを出て、すぐ向かいにあったのが「senami」さん。
貼り絵作家の石川実視さんの工房です。(電話:090-4311-1670)
小さな建物でしたが、中に入るとたくさんの貼り絵作品が展示されていました。
どれもこれも可愛らしいデザインで、女の子なんかは間違いなく惚れこむはずです。
   

以上のように、今回5つの工房が参加して行われた「春の工房展」をご紹介しました。
どの工房にもたくさんのお客様がお見えになっていて、作家さんと楽しく会話をされていたのがとっても印象的でした。
時には芸術に触れることで心も豊かになることを実感した一日となりました。

ここからは、その道中での余談です。
工房展の帰り道で見つけた史跡。
「戊辰戦争糠塚森の決戦」
慶応四年(1868)一月、鳥羽・伏見において始まった戊辰戦争は、やがて東北にも波及、七月末には秋田の地も戦火に巻き込まれた。秋田戊辰戦争最後の決戦は、九月十一日から翌日にかけて、ここ椿台の地、糠塚森を中心に行われた。(ここにも「9.11」があったとは。驚)
ここには秋田支藩の椿台城が建設中で、秋田藩防衛の拠点ともされており、秋田・庄内両軍の死闘が重ねられた。結局、薩摩・長州軍に支援された秋田軍が防衛に成功し、庄内軍の猛攻を食いとめた。
雄和地区は薩長軍方の秋田藩と、庄内軍方の亀田藩との領内であったこともあって、ほぼ全域が戦場となり、多くの住居(総戸数の約三十%)が焼失したほか、両軍の兵士の不足を補うため、多くの者が郷夫や使節人夫に徴用された。
明治四年(1871)に廃藩置県となり、十一月に秋田県が成立した。
とあります。
今は頭上を高速道路が通っているこの地で、幕末の戦いが繰り広げられたとのこと。
この地で戦った兵士やそれに駆り出された雄和の住民の多くもここで最後を遂げたと思うと、現代の平和の有難さと共に、その歴史の上にいまの時代があることの時の流れを感じさせられてしまいます。
   

そして最後にもう一つ。この日のランチ。
サイクリングターミナルに至近で、国際教養大学にも隣接するネパール料理店「ダイニング&ラウンジあえら」さん。
ランチメニューの中から、「ダルカレー」を辛口+大盛りでいただきました。(笑)
豆がたくさん入ったカレーで、好みの辛さだったので、しっかり満腹になることができました。
ここ「あえら」さん、何を食べても美味しいですし、夜はお酒を飲みながらのネパール料理もgoodです。
お薦めの「ダイニング&ラウンジあえら」さん。ぜひ、多くの皆さんに立ち寄っていただきたい一店です!
    

こんな感じで自転車で回った雄和の街。
春の心地良い風を感じながらのサイクリングは最高でした!!



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