おきなわさんのKIMONOしらず

着物って一年たつと自分の中の常識が違ったりする(笑)
そんなわたしの着物に関する成長記録
最近は紅型や琉装も興味アリ

洋服と和服の逆転

2014年08月23日 | イベントなど
流行の波になかなかのれないおきなわさん

今頃になって はじめて
朝の連続テレビ小説
『カーネーション』をみています


先日 23回「誇り」という回をみました

初めて洋服を着て街をあるく主人公に
洋裁の先生がおっしゃる言葉


主人公)どんな顔して歩けばいいのか分からない

先生)カーネーションになったつもりで
堂々と歩きなさい


大切なことは
堂々とすること

洋服をきて胸を張って歩くことが
使命だと言う





じろじろ見られたら
おかしないか
ちゃんとにあっているか
気になるそう

時代の一番先頭で
旗を振ってあるいている先生も
本当は緊張している



最後は

やっぱり着物が楽だ~  と
きっちり着付けした着物をきて寝転がる…



おもしろい




平成の世はこの頃と正反対


この時代までとは言わないけど
洋服も和服もどちらも
気取らず気軽に着れる日が
訪れるといいですね

琉装と和装

2014年08月22日 | イベントなど
七五三の前撮り
本当は予定になかったのですが
沖縄に帰ったついでに
琉装を撮りに行ってきました




うちなーかんぷーや
紫布を巻いた髪型にしたかったのですが
嫌がるおひさまちゃんと
飛行機の時間との戦いだったので
髪型は譲歩

しかし和装の日本髪は譲れません



スタッフさんに遠回しに簡単な髪型を
勧められましたが
どうしてもおきなわさんの3歳と同じ
前髪をあげた日本髪にしたかったのです


今回はスタジオアリスさんに
お願いしたのですが
沖縄のこちらの店舗は
3歳用はお被布タイプしかないとのこと
しかし、なかなか気に入るのがなく
お被布の隣に飾ってあった
こちらの撫松庵の帯付きに手が伸びました
スタッフさん曰く
帯付きは時間がかかるから…とのこと
個人的には帯付きこそ写真撮影にもってこいなんじゃ!と
お願いすると追加料金などナシで
できましたよー

スタジオアリスさん
ありがとうございます


東府や(とうふや)

2014年05月22日 | 着物が似合う街並み
細かいことは後日追加

とりあえず写真だけ









旅行の着物

2014年05月16日 | ぎもん
こんばんは~

御無沙汰しています

おきなわさんは元気です

急きょ、旅行が決まり

その下調べと準備に追われています



そして今度こそ着物着ていこう!って思っていますが




悩んでいます…


今までなら何にも考えず
正絹の無地か小紋辺りを選んでいたのですが
小さな子連れの旅行…

こういう時って
化繊や木綿とかが良いんじゃないかな

化繊の単衣
沖縄に置いてきちゃったよ~
袷じゃ暑そうだしな(>_<)

そして
実は

おきなわさん木綿を着たことないので
(というか持っていない)
実際どこまで着ていけるのかがよく分かっていないのです



教科書的なことは分かるのですが
あるじゃないですか
なんていうかな…
空気みたいなもの…

何度も行ったことがある地域やホテルなら
これくらいカジュアルでも大丈夫!という範囲も分かりますが
初めて行く土地だし
どの程度のホテルかも分からないと
どれぐらいのカジュアルが許されるのかも判断しずらい…
(この気持ちをくまさんは分かってくれない…)



ちょっとオシャレな木綿着物があったら
結構 便利に使えるんじゃないかな… とか

撫松庵の絵羽浴衣くらいなら
化繊の付け下げっぽいから
半襟つけて足袋履けば温泉ホテルぐらいなら行けるのかな~とか
でもあれ化繊だからきっと透けるんだよね
さすがにこの時期はダメなのかな~とか


いろいろネットの着物を探しながら
あれこれ悩んでいます


あーーー。
どうしよう…。


みなさん、木綿着物で旅行ってどの程度OKだと思いますか?
気兼ねなく何処でも着ていますか???

紙で琉服作ってみます その7

2014年05月03日 | おきなわのこと
おきなわさんが体験した
沖縄県立博物館・美術館ワークショップ
千代紙で作る琉服(琉装)の復習も
あと少しです

前回その6はこちら

今回で仕上げ

[えり]をつける です

仕立てをしたことがある方には
なんてことない[えり]ですが
着物や琉装に縁のない方はもちろん
多少着れるくらいでも
これは理解しにくいですよね


おきなわさんは
おひさまちゃんの肌襦袢を縫うときに
この解読を試みました

しかしおきなわさんの頭では
解読不可能
とりあえずぶっつけ本番で
やってみました



今回も一緒です
ここは着物などの襟付けを
理解していない方には
かなり説明が難しいので
テキトーにやってみてください
どうにかなります(笑)




[えり]の両端を内側に折り曲げて
糊づけします



このようになります



のりしろを残し半分におります
(全体の1/3を残すといえば
いいのでしょうか…)




見えにくいですが上の白い部分は
のりしろを残しています




[えり]の真ん中を[うしろみごろ]の
[背]にあわせて
[おくみ]の のりしろに貼り付けます




こんなかんじ




反対も同じように
青いラインを目安にはりつけます






これで完成!!!



すみません
今回のおきなわさんの完成品は
えりかたあきが
まさしく空いてしまいました(笑)
本当はここも
くっつていないといけない…
やりなおすのが面倒なんで
(というかくっついてしまい
すでに剥がれないので)
今回はこれでよし!とします(笑)




復習おしまい!!

紙で琉服作ってみます その6

2014年05月03日 | おきなわのこと
さてさて
この琉服を作るシリーズも
あと少しです

おきなわさんは
かなり復習になって
より作り方を理解できつつあるのですが
ご覧の皆様には伝わりにくいかも
しれませんね

自分の記憶用で申し訳ありません


その5の続きは

[そで]を[わき]にあわせます





青いラインあたりに糊をぬって
[かたやま]にあわせて
[そで]を[わき]の のりしろに
つけます



反対側も同じように糊付けして貼ります




このようになります




上下を逆にして
青いラインあたりに糊をぬります



[うしろみごろ]の のりしろと
[まえみごろ]の[わき]を合わせます




反対側も同じようにあわせると
このようになります




次に[おくみ]と[えりかたあき]の
のりしろを内側に曲げます


ちなみな何度やっても
ここは微妙です

着物の半襟縫うのと同じで
実際は布でカーブになっているので
紙ではなかなか表現が難しいです




こんな感じで
おきなわさんは若干テキトーです(笑)




さあ、あとひと踏ん張り!
次回でおしまいですよ

紙で琉服作ってみます その5

2014年05月03日 | おきなわのこと
こんにちは
おきなわさんです


去年だったか一昨年だったか
沖縄県立博物館・美術館で開催していた
[琉服を作ってみよう!]という企画


当時、琉装に興味を持ち始めた
おきなわさんは飛びつきました!


久しぶりに本棚にしまっておいた
ワークショップの資料をひっぱりだして
復習しております


ワークショップのときは
すでに用意された千代紙で行いました

ただ切り貼りしないといけないので
今回はペーパーナプキンで行っています

大きめの包装紙などがあれば
最も簡単なのかもしれませんね


昨日まではこちらをご覧ください
その4

ではでは今日は



[前みご]と[おくみ]をあわせていきます





前回貼り付けた[うしろみごろ]の
上下を逆にして
[おくみ]をこのように並べます




[まえみごろ]と[おくみ]の裾を
折り曲げて糊付けします
(水色の線が目安です)




折り曲げた状態です
(裏も白だから分かりにくいですね)





[まえみごろ]を斜めにおります



また[おくみ]ののりしろも曲げて
糊をぬって貼り付けます




このような形になります




反対側も同じように糊付けして
あわせます






このような形になります




両サイドにある[わき]の のりしろを
内側におります



[肩山]の赤いラインあたりを折り曲げ
おり目をつけて
今日はおしまい!





ここまで できたらあとひといき!




つづきはこちら

紙で琉服作ってみます その4

2014年05月03日 | おきなわのこと
[うしろみごろ]をあわせます




使うのはこちらの2つのパーツ

うしろみごろを下に
まえみごろを 上にしています


ちなみに
切り込みはここに入っています
のりしろ5ミリと
さらに1センチ入っていますが




まず[背]のりしろを曲げて
糊を塗ります



糊を塗った部分を貼り付け
合わせたら右に倒します



[すそ]を内側にまげて
糊づけします










このような状態になります

まだまだ続きます








ちなみに今回の琉服(琉装)つくりは
沖縄県立博物館・美術館の
ワークショップで教えていただいたものを再現しています

当時は定期的に行っていたようですが
今は別の内容のワークショップを
開催しているようですね

いい企画なのになー

紙で琉服作ってみます その3

2014年05月02日 | おきなわのこと
ここからいよいよ
糊付けして組み合わせていきます



まず[そで]をつくります




必要なパーツは4つ
そで2つとまち2つです



まず まち を三角におります



そでの のりしろを折り曲げて
まち をつけます





そでの のりしろに糊をぬって
そでしたを合わせます




そして…
[そで]が完成!













ちなみに今回の琉服(琉装)つくりは
沖縄県立博物館・美術館の
ワークショップで教えていただいたものを再現しています

当時は定期的に行っていたようですが
今は別の内容のワークショップを
開催しているようですね

いい企画なのになー

紙で琉服作ってみます その2

2014年05月02日 | おきなわのこと


みごろに限らず
のりしろはすべて5ミリです
みごろは切り込みが入っていますが
細かい場所は後ほど




こちらは まち



こちらは そで



こちらは えり




最後に おくみです






ちなみに今回の琉服(琉装)つくりは
沖縄県立博物館・美術館の
ワークショップで教えていただいたものを再現しています

当時は定期的に行っていたようですが
今は別の内容のワークショップを
開催しているようですね

いい企画なのになー

紙で琉服作ってみます その1

2014年05月02日 | おきなわのこと


必要なパーツは全部で9枚






ab みごろ

cd まち

ef そで

g えり

hi おくみ です


いただいた千代紙の寸法を載せようと
していますが
なんか調子が悪い…

次に続けますね




紅型の壁画作り

2014年05月02日 | おきなわのこと
おきなわさんが
中学三年生のころの話です
母校では文化祭が3年に一度行われます
おきなわさんは3年生で文化祭を迎えたのです


なぜそうなったのか
当時の記憶があいまいですが
おきなわさんのクラスは紅型の壁画を
作ることになりました

まず事前学習として
那覇市の伝統工芸館にいって
クラス全員で紅型体験を行いました

そのときにおきなわさんは初めて
紅型というものの存在を知りました
そのころすでに亡くなっていた
曾祖母が生年祝いのときに
お祝い着を羽織っていた記憶は
ありますが
今考えるとそれが紅型だったのですね


そして独特の色づかいや
独特の型が好きになれませんでした

昔からシンプルでモノクロが好きだったおきなわさん
紅型の強烈なインパクトが苦手だったのです


体験学習ではできるだけ
くまどりを減らしました
できれば
藍染めのほうがカッコいいと思いながら
でも教えてくれる方々に促されるまま
イヤイヤくまどりをした記憶もあります

どんな柄だったのかも覚えていません

その後この時に作ったマットは
数回引越したので自宅にも残っていないだろうと思います
20年たった今は
本当にほんとうに…
残念で仕方ありません





さて紅型の事前学習を終えた
おきなわさんクラスメイトは
文化祭までの間に
巨大な壁画を作り始めました
当時、文化祭に対して
どのくらいの費用が
学校から割り当てられたのかは
分かりませんが
担任の先生はかなりの額を自腹で払ったそうです

文化祭後には中学校の玄関の壁画として貼られていました


その先生に数年前ばったりお会いする
機会がありました
あの頃とまったく変わらなくパワフルで
笑顔がとびっきり素敵な方でした


そして先生から
残業な事実を教わりました
『あの壁画がもう飾られていなく
どこにしまわれているかも分からない…
捨てるなら私にいただきたい…』と


そうなんだ
それはかなりショックです



そしておきなわさんは
この齢にしてやっとやっと
紅型の魅力にひかれはじめています

あの頃もっと紅型に思いを寄せていれば…





後悔ばかりです


















今度沖縄に帰った時には
あの紅型さがしてみよう…




折り紙で知る琉服

2014年05月01日 | おきなわのこと
いつだったか
沖縄県立博物館・美術館の
ワークショップで体験した
琉服を作ろう!

久々にひっぱり出しました

近いうちに復習してUPしますね












・・・・・・・・




名古屋帯と袋帯  生まれは名古屋が先だった!

2014年05月01日 | きものの本
おきなわさん
最近は着物に関する本をなるべく
たくさん読もうと思っていまして
そんな中でみつけた本です

【ひと目でわかる!保存版
帯の基礎知識】
(社)全日本きもの振興会推薦







この本は帯に関して意外と細かく
そして分かりやすく記述されているので
いろいろと用途は広がりそう
(おきなわさん向けです)


そしておきなわさんには
衝撃的な事実が…



まず一つ

半幅帯の紹介にあるのですが

『錦織や緞子、唐織などの
豪華な細帯は、
パーティなどにも使えます。
こうした帯は
浴衣用の半幅帯よりも長めなので、
さまざまな帯結びができます』



実はおきなわさん同じセリフを聞いたことがありました

帯の職人さんとお話する機会があったのですが
その方の半幅帯は振袖などに使って
正月や結婚式じゃない盛装のとき
袋帯などで気張る必要がない時に
気軽に使ったらいいという話でした


その当時のおきなわさんは「なるほど~」とうなづきつつ
そばにいた着物に詳しい先輩方の顔を見渡してみると
なんともいい表わしがたい表情でした

きっとそれぞれに思う事があったのだと思います





そうやって記憶の片隅に
追いやられていたことが
この本で偶然にもみかけることができ
なんだか嬉しい発見です







さてもうひとつ大事な発見がありました


こちらの本は最後に
『帯の歴史・早分かり一覧』という
年表が載っています
とても簡単な年表ですが

なんとびっくり


袋帯ができたのは昭和初期
そして名古屋帯ができなのは
それより先の
大正時代なのですね

(もしかして常識だったりします??)


そして最初に開発されたときは
丸帯や昼夜帯を仕立て直して作っていたんですね
まさしく忙しい女性のための改良帯です
個人的には名古屋より袋(幅の問題)が好きですが
名古屋の方が楽でいいという方も多いですし
今後も名古屋帯が発展して欲しいですが…
こちらの本にも書いてある通り
業界は名古屋帯は二番手と思っているようです
残念ですね


おきなわさんの好きな帯に
丸帯を名古屋にした帯があります

これを売ってくださった店員さんには
名古屋ですから結婚式にはダメですよって
何度もいわれましたが(苦笑)
おきなわさんは聞く耳すら持ちませんでした…


紅型の賞状

2014年04月30日 | おきなわのこと
一昨日
とあるきっかけで
初めて『オキナワグラフ』という雑誌を
みました


今まで存在は知っていましたが
おきなわさんには無縁だった
こちらの雑誌


パラパラめくると一枚の写真に釘付けに





おもろそうしの研究で知られる
池宮正治氏に
琉球新報の富田社長が
表彰状を渡している写真です





なぜ釘付けになったかというと

この表彰状
模様が紅型だったのです


いま、沖縄では紅型の賞状用紙が
売っているのでしょうか?

ネット検索しましたが見当たりません


表彰状のトップに琉球新報社のマークが
あしらわれているので
琉球新報社の表彰で使われいるのかと
他の表彰状などをみてみましたが
探すことができませんでした



おきなわさん
この賞状用紙はかなり惹かれます

とても素敵です








琉球新報の記事です




雑誌の写真は使えないと思うので
琉球新報の記事をリンクしておきますね







さて小さな疑問…

おきなわさんは何も考えずに
紅型という言葉を使いましたが
数年前に沖縄の新聞で
「お土産などの紅型風のものを
紅型と言っていいのか?」
という論争をみたことがありました
あの結論がどうなったのか
県の指針などが定まったのか確認せずに『紅型』という
言葉で表現してしまいました
今後その辺りのことも調べて
必要があれば訂正したいと思います

ご存知の方がいましたらぜひお知らせください