週末のNY市場

（カッコ内は前営業日比）
ダウ工業株３０種（ドル）<.DJI>
　　　　　終値　　　　　　　9605.41（‐22.07）
　　　　　始値　　　　　　　9625.44
　　　　　高値　　　　　　　9649.85
　　　　　安値　　　　　　　9571.56
　　　前営業日終値　　 　9627.48（＋80.26）
ダウ輸送株２０種　　　　　　3974.54 (＋78.35)
ダウ公共株１５種　　　　　　369.74 (‐1.46)
ＮＹＳＥ出来高概算　　　　　12.94億株
　　　値上がり（銘柄）　　　1674
　　　値下がり（銘柄）　　　1336
　　　変わらず　　　　　　　 110
Ｓ＆Ｐ総合５００種<.SPX>
　　　　　終値　　　　　　　1042.73（‐1.41）
　　　　　始値　　　　　　　1043.92
　　　　　高値　　　　　　　1048.18
　　　　　安値　　　　　　　1038.40
ナスダック総合<.IXIC>
　　　　　終値　　　　　　　2080.90（‐3.12）
　　　　　始値　　　　　　　2083.34
　　　　　高値　　　　　　　2088.93
　　　　　安値　　　　　　　2070.02
フィラデルフィア半導体株指数<.SOXX>　　　　321.24 (‐4.58)
シカゴ日経平均先物12月限（ドル建て）終値 10445 (＋45)大証終値比
シカゴ日経平均先物12月限（円建て）終値 　10365 (‐35)大証終値比
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　原油価格が下落するなか６営業日ぶりに反落した。９月の米ミシガン大消費者信頼感指数は予想を上回り、宅配大手フェデックスは利益見通しを引き上げたが、アナリストからは最近の明るいニュースに慣れた株式市場では一段の買い手掛かりとはならなかったとの声が聞かれた。
　
米原油先物は４％近く下落し１バレル＝６９．２９ドル。石油精製品在庫が予想を上回って増加した。
　ナイト・エクイティ・マーケッツ（ジャージーシティー） のマネジングディレクター、ピーター・ケニー氏は「株式・原油（相場）に疲れが広がっている。今週はドルから株式に資金が向い、原油を押し上げた」と指摘。ドル安が続く限り、資金がドルからリスク資産に向かうため、株式市場で大きな調整は起こらないとの見方を示した。
　
　米原油価格の下落を背景にシェブロンが１％下落しダウを圧迫した。エクソンモービルも１％値を下げた。
　一方でフェデックスは６．４％上昇。第１（６─８月）四半期の利益が従来予想を上回るとの見通しを示した。同業ＵＰＳも４．４％高となった。
　
ロイター／ミシガン大学が調査した９月米消費者信頼感指数（速報値）は７０．２と前月の６５．７から上昇し予想を上回った。最近の３カ月で最も強い数字となった。
　
モルガン・スタンレーが０．６％高。シティグループが目標株価を引き上げたほか、前日にジョン・マック最高経営責任者（ＣＥＯ）が退任すると発表した。

［東京　１２日　ロイター］