関西テレビ放送 開局55週年記念ドラマ
「神様のベレー帽ー手塚治虫のブラックジャック創作秘話ー」
手塚治虫先生の作品のタイトルはいくつも思い浮かぶし、天才とか神様と呼ばれるほど偉大な漫画家ということは認識していたけれど、その人物像には私はそれほど詳しくなくて、写真で拝見する容姿から、穏やかな方というイメージしかなかった。
今回剛くんが演じた手塚治虫は、穏やかな感じがもちろんある中に、鋭い眼光もみえて、仕事に対する厳しさを感じたし、周囲を困らせる我儘はお茶目にみえて、変人だけどなんだかとても愛らしい印象だった。
描くこと、作品を生み出すことが楽しくてたまらない、という様子が伝わってきた。
アニメ部バイトの水島くんはホント気の毒だと思ったけど、
「ブラックジャックはねぇ、こんなふうに歩かないんです」の台詞にしびれた。
アニメスタッフさんたちが「聞いたかいまの」「こんなふうに歩かない、だと」と笑い出すのも凄く良かった。
現代に戻った小田町氏が、写真に写っている笑顔の水島くんに話しかけるのは巧い繋げ方だと思った。
手塚先生のマネージャー梅谷さんやアシスタントの福山さん、手塚番編集者さんたちが、手塚先生から困らされた自慢をしているところも好き。
みんな散々な目にあっているのにうれしそうに笑っている。
やっぱり手塚先生は愛されていたんだね。
宮崎氏原作、吉本氏漫画のドラマ原作を私は読んでなくて、ドラマのストーリー展開がどのくらい原作に沿っているのかわからないけど、小戸町咲良はドラマオリジナルだったとのこと。
現代の編集者が過去にタイムスリップして手塚先生の情熱に影響され成長する、という設定は私は嫌いではないんだけど、手塚治虫のドラマというより編集者の成長物語という感じが強いような気がした。
小戸町氏のナレーションで説明されただけの部分をもっと具体的に映像で見たいと思ったし、他社の手塚番編集者たちが待っていたのはどんな作品だったのか知りたいと思った。
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> YUKIKOさん
同感いただきありがとうございます。
我儘言ってる様子は5歳児ちゃんって感じでしたね。