六日のあやめ

「嘘の戦争」第3話感想

「嘘の戦争」第3話
新聞ラテ欄:嘘の強要刑事に30年分の復讐

六平直政さんは、その名前を聞けばあの容姿がしっかり思い浮かぶ俳優さんでドラマ等度々見てるはずだけど正直今までの出演作と役柄はそれほど具体的に出てこない。
私が唯一思い出すのが大野くんと斗真くんの「魔王」あのドラマも復讐モノで六平さん役の壮絶な転落死を覚えているけど単純に悪人というイメージ、脇役として有名な役者さんという印象でとどまっていた。
それが今回三輪刑事を見て、こんなにも素晴らしい役者さんだったのか!と、ベテラン俳優さんに対して失礼だけど驚いてしまった。

隆の思惑に反して、浩一には初めて会ったと庇い30年前のことを詫びる三輪刑事の姿に涙ボロボロ。
初回で9歳の陽一に嘘の証言の強要する回想シーン見たとき涙出て一番許せない人物のはずなのに、今回泣けたのは切なさやちょっと感動にも近い涙。
三輪は調査でも不正なし奥さんもいい人で、今回の形では痛快さは薄れてしまうけど、浩一自身も三輪と行動を共にして多分複雑な思いもありながら憎しみのほうが勝っているのだろう、と感じて三輪刑事のいい人設定に私は違和感なかった。
浩一が三輪刑事に自分は子供の頃嘘をついたことがあると言ったシーンや、三輪が自分も罪を犯したと話すシーンでの浩一の表情に、どんな理由があるにせよ三輪刑事の罪は重かったんだ、と感じた。
そして、今回一番圧倒されたのは、盗撮騒ぎの三輪を見上げる浩一シーン、表情、佇まい、右目からの一筋の涙。素晴らしい!
片目からの涙は「銭の戦争」のときにも凄いと思ったけど、今回は陽一少年の涙から繋がっていたからさらにゾクゾク。
浩一の涙は三輪が去ったあとで三輪は見てなかったけれど、過去の陽一少年の姿を思い出したときの三輪は両方の涙を感じたのではないかと思う。

六平さんインタ記事:六平直政、草なぎ剛の復讐劇に「完成度がすごく高い」

隆が30年前の事件を知っていたことには正直驚いた。
浩一と敵対しても隆には正義感のある人でいて欲しかったんだけどなぁ。
二科会長が「隆に汚れ仕事をさせるわけにはいかない」と言っていたから、もしかすると全部は知らないのかも?ということも考えられるけど。

晃と楓は現時点ではのほのん兄妹。
二人に対する浩一の言動はいかにも結婚詐欺っぽく感じる。
ドラマ番宣では三角関係って言葉を強調してたけど、浩一は楓に少しは惹かれても本気にはならないようにブレーキかける気がする。
ハルカに対しても恋愛感情とは違う感じ。
女性2人は浩一が好きで切なさいっぱいだろうけど、浩一にはそんな余裕ないんじゃないかな。

浩一とハルカの出会いシーン良かった!
「そっちに連れてって私を。騙す側の人生に」ってハルカの言葉印象的。
恋愛での三角関係ってこと抜きで、私はハルカが好き。
そのハルカを気にしてる、って感じが出てたカズキも良かった。
カズキは自分と浩一とハルカで三角関係って感じるかも。

嘘の戦争公式に「オウムといえば・・・ある方が喋ってます。誰なのか、予想して下さい!声に特徴が・・・!?」ってツイートあるけど誰かなぁ?
SMAPメンバーは事務所が許さないだろうと私は思っているけど。(涙)
「フードファイト」の九ちゃんは最終回当日に番宣スポットでネタバラシあった。私は見逃したんだけどFさんが偶然見ていて「九官鳥の声わかったぞ。今予告で途中からキムタクの声になって、つよし、って言ってたぞ」って教えてもらったときは興奮したなぁ。(遠い目^^;)

あ、そうだ、名演技(笑)のとりはオウムってことなのね。
ルリコンゴウインコだっていう情報見かけて画像検索したら似てるからインコと思ってた。(^^;
検索画像(上)とドラマ画像(下)

名前:
コメント:

※文字化け等の原因になりますので顔文字の投稿はお控えください。

コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

 

  • Xでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

最新の画像もっと見る

最近の「テレビドラマ」カテゴリーもっと見る

最近の記事
バックナンバー
人気記事