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六日のあやめ

大ファンの草なぎ剛さんとさだまさしさんに関すること、愛犬マロのこと、読書記録等を記す。

読書記録('21.7月)/ 剛くん誕生月

2021-07-31 22:22:00 | Book

<7/9草なぎ剛さん47歳のお誕生日>
お誕生日おめでとうございます!
「ミッドナイトスワン」と「ペペロンチーノ」での様々な受賞や大河ドラマ「青天を衝け」慶喜役も好評で嬉しいです。
ななにーでの透明人間になったら「葉っぱを浮かす。」という回答に、つよポン大好き!と改めて思いました。
今後もますますのご活躍期待してます。



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’21.7月読書記録
初読(3)+再読(1):4冊

きーた - 読書メーター


7/24【彼方のゴールド (文春文庫 お 58-4)/大崎 梢】
(再読)文庫化(’21.7/10第1刷)購入。
千石社シリーズ、今回はスポーツ総合誌。最終話はオリンピックイヤーの話、初読時にはワクワク感のみだったのが、現実ではコロナ禍で延期されたオリンピック開催中での読み返しになるとは。
明日香の編集者としての成長、各章での登場人物たちの想い、明日香の幼なじみ2人のその後、どれも爽やかな着地になっていて気持ちいい。
「Gold」のモデル「Number」は私が大ファンの草なぎ剛さんとパラスポ選手との対談掲載時に買っているから、パラスポーツのことも扱って欲しかった。

7/16【52ヘルツのクジラたち (単行本)/町田 そのこ】
タイトルへの納得感大きいし、誰にも届かない声を受け止めたいという貴湖の思いはよくわかるけれど、少年を52と呼ぶのが私は好きになれなかった。
アンさんが切なすぎる。アンさんの母親は善人で子供のことを大切に思っているけど肝心なことを理解しようとしないから不快だった。
嫌な登場人物たちの信じられない言動に気が滅入るけど、貴湖と少年を助ける人たちがいてほっとする。
美晴さんが素晴らしい、村中くんの家族も信頼できる。噂話はうんざりだけど、サチゑさんのような人は地域に必要な人物だと思う。

7/10【白鳥とコウモリ/東野 圭吾】
序盤での自白だから倉木は犯人ではないと思い、その後の展開に大きな驚きはなかったけれど予想よりもっと辛く感じた。
美令が使うつもりだった被害者参加制度は、本作を読む少し前に現実で池袋暴走事故での直接質問のニュースを見ていて内容は全く違うけど自分の中でタイムリーに感じた。
真実が明らかになれば救われる人がいる。倉木と過去事件の犯人は基本善良な人間だけど絶対に間違っていたと思う。

7/5【エレジーは流れない/三浦 しをん】
ラスト一節のタイトル回収が好き、凄く納得できる。
怜と友人たちの愉快な言動、怜の家族にはどんな事情があるのか?と気になり、それが明かされたときのウルウル感、人情味あふれる餅湯温泉商店街の人たち、まるっと楽しめた。

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<義母介護メモ>
病院:7/7(Y)、7/14(K)
*4週1飲:ボノテオ錠
ケアマネさん来訪:7/21 介護保険認定調査:7/21
堤さん:7/4


読書記録('21.6月)

2021-07-03 22:56:00 | Book

’21.6月読書記録:5冊
読書メーターより

6/26【めぐりんと私。/大崎 梢】
「本バスめぐりん。」の続編。
前作がテルさん目線だったから本作を読む前今度はウメちゃんの語りかな?と思っていたけど、各話ごと利用者(最終話は司書)目線でそれぞれめぐりんとの関わりが描かれていて、タイトルへのなるほど感大きい。
最終話では、廃止される移動図書館(めぐりんではない)が出てくるけれど、寂しさだけでなく時代に合わせて変わっていく希望があって頼もしい。
前作同様出てくる書名と作家さん殆ど知ってるし7割くらいは自分も読んだことあって嬉しい。

6/22【あの夏、二人のルカ (角川文庫)/誉田 哲也】
語り手が3人。久美子目線の女子高生パートは過去の出来事、最初の語り手である遥はバンドメンバーだったのに彼女の回想として描かれてないことや、3人目の語り手「ルーカス・ギタークラフト」の店主はどう関係するのか?というドキドキ感があり、巧い構成だと思う。
そうだったのかーと納得の繋がり。 爽やかなハッピーエンドが気持ちいい。

6/15【ブラック・ショーマンと名もなき町の殺人/東野 圭吾】
2020年11月刊行でもうコロナ禍が納得の設定で描かれていてさすが東野先生と思う。
コロナで頓挫した町おこしプロジェクトが町出身者作の大人気漫画に関すること、日本中に大ブームを巻き起こした作品という記述に、内容等全く違うけど現実での「鬼滅の刃」が浮かぶ。
殺人事件の被害者は教師で人格者。犯人はなんとなく予想していたものの残念で仕方ない。
探偵役が被害者の弟、不謹慎になっちゃうけど楽しいキャラ、今回は身内の事件だったけど「ブラック・ショーマンと〇〇〇」でシリーズ化ありそう。

6/8【ドキュメント/湊 かなえ】
「ブロードキャスト」の続編。
放送部が挑む「JBK杯(現実ではNHK杯)全国高校放送コンテスト」前作はドラマ制作をメインに描かれていたのが、今回はドキュメント制作。一年生チームがテーマ出しで悩んでいた通りドラマ制作より難しい感じ。
ミステリ要素部分もあってドキドキ。犯人は消去法で考えて予想してた人物、それまでのイメージ激変の浅はかさが残念だった。
終章は書き下ろしでコロナ禍(新型コロナという言葉はないけど)が描かれている。現実でもNコン中止、他部活動も大会中止だった、実際の高校生たちの切なさも感じる。

6/2【コーチ! はげまし屋・立花ことりのクライアントファイル (講談社文庫)/青木 祐子】
「はげまし屋」が現実に成り立つビジネスかわからないけれど、ことりのコーチとしての仕事ぶりになるほどと思う。
楠木はげまし事務所メンバーみんな好みのキャラ、クライアントたちもユニークで楽しめた。
「ずくなし」という方言使ってる楠木所長は信州出身だな。「これは経費で落ちません」を読んだときは調べてなかったけどウィキで青木祐子先生が長野県出身と確認してやっぱりと納得、好きな作家さんと自分の出身県同じで嬉しい。

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<観劇記録>
「サンソンールイ16世の首を刎ねた男―」
久留米シティプラザ ザ・グランドホール
2021年6月12日(土):S席 1階1S列
主演の稲垣吾郎さんはじめキャストの熱演はもちろん、舞台装置や衣装が素晴らしかった。

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戸別配布型フリーペーパー「サンデー北九州」6/12分に剛くんのインタ記事が載ってた。
サンデーのエンタメコーナーは割とチェックしているけど配布日に気付いてなくて、後日義母宅で生ごみ包むのに使おうと広げてわかった。自宅配布分も新聞と一緒に片付けていたのを探し出した。捨ててなくて良かったー。(^^;

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<義母介護メモ>
ワクチン2回目:6/2
病院:6/9(Y)、6/9(K)
*4週1飲:ボノテオ錠
ケアマネさん来訪:6/21
堤さん:6/6、6/27


読書記録('21.4月)

2021-05-02 00:12:00 | Book

’21.4月読書記録
初読(4)+再読(2):6冊
読書メーターより

4/28【これは経費で落ちません! 8 ~経理部の森若さん~ (集英社オレンジ文庫)/青木 祐子】
第一話は森若さんのミスにビックリで複雑、第二話以降は、さすが森若さん!って感じになってやっぱり爽快感ある。
経理部メンバーみんな好き、美華さんの好感度ますますあがってる。第四話で入部の岸くんもいい感じ。
営業部に入った亜希さんも好み。 鎌本は相変わらず嫌な奴(笑)あんな鎌本を嫌いになれないという太陽は人柄がいいのかもしれないけど私は正直イラっとするし、今回登場の元カノ六花さんとのエピも太陽は鈍感過ぎると思ってしまう。
真夕ちゃんエピローグ、前作からさらに鈴木さんのこと気になるー。

4/24【雲を紡ぐ/伊吹 有喜】
ホームスパンが大変な作業でつくられていること、素晴らしい毛織物だとわかり興味深い。
植物染料と化学染料のことも印象的、自然のものの方がいいのかと美緒と同じく素人考えで私も思ったけど、祖父が化学染料を使う理由になるほど。
人が生真面目過ぎたり強くあろうとし過ぎるのもうまくいかない場合がありそう。母親と祖母の言い分もわからなくはないけど、彼女たちのような考え方の教師には正直指導されたくない。二人とも聡明で言い合いの後は穏やかで良かった。
自分が好きなこと、やりたいことがわかって美緒は強くなれたと思う。

4/14【四十九日のレシピ/伊吹有喜】
熱田良平の再婚相手で百合子の継母である乙美さんが71歳で亡くなって二週間後から四十九日までの話。 乙美さんが残したレシピのカード集とリボンハウスの女の子たちにあげていた“あしあと帳”が素敵。
四十九日の大宴会当日乙美さんの年表が埋まっていくシーンが感動的。彼女は辛いことも多かったはずだけど、人柄の良さで素晴らしい人生だったと思う。
百合子と夫浩之に関することは、亜由美を嫌な人過ぎる設定にしてる感じで子供も可哀そう。浩之ってよくわからない、母はいい人っぽいけど姉と妹は嫌な感じだし...。

4/11【ラプラスの魔女 (角川文庫)/東野 圭吾】
(再読)前日憚である「魔力の胎動」の文庫化きっかけで読み返し。
東野作品らしさの満足度高いけど、辛さ切なさが強い。
羽原先生の言葉「残虐な凶悪犯というのは、大なり小なり、その種の欠陥を脳にかかえている」になるほどと思う。
ラストでの本筋とは関係ないシーンで強盗に対する円華の活躍のようなことはワクワクだけど、未来を予知する能力は浮「と思う。「知らないほうがきっと幸せだよ」が切ない。

4/7【魔力の胎動 (角川文庫)/東野 圭吾】
(再読)文庫化(R3.3/25初版発行)購入で読み返し。
「ラプラスの魔女」の前日憚。
第一と第二章はスメ[ツ選手のために円華が力を見せる、良い結果は彼女の力だけではないのが印象的。
第四章ではこの章までの語り手的役柄のナユタが前作ラプラスと繋がる。円華が話したある人の願い、謙人が甘粕監督映画主人公の子役を心配していたことにジーンとした。
第五章青江教授登場。ラプラス前に温泉村でおきた事故は被害者が気の毒で辛い。フードの若者(謙人)のシーンもありラプラスへの繋がりに切なさ感じる。 (初読時の感想再記)

4/2【犬がいた季節/伊吹有喜】
高校で飼われていた白い犬。昭和63年度卒業生から平成11年度卒業生までの「コーシローの世話をする会」生徒たちの青春にジーンとして、コーシロー語り部分もウルウル。時代背景の出来事や当時のヒット曲等効果的、何度も涙拭きながら読んだ。
校長先生と五十嵐先生、生徒たちの家族(嫌な人も少しいるけど)大人たちも素敵。
最終話令和元(2019)年、コーシロー会メンバーのその後がどの年代も感動的。八校に寄贈された絵「犬がいた季節」見たい。


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Twitter投稿分残しておく。*
4/26西日本新聞朝刊コラム春秋に剛くんの名前が出ていたから保存。
”放映中の大河ドラマで #草なぎ剛 さんの好演もあり、慶喜への関心が高まっているそうだ。”

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#金井勇太 さんのツイートで興味深いお話知ることできて嬉しい。
「銭の戦争」での金井さん出演回爽快で好きだったし #青天を衝け で慶喜さまに言い放った「澄ましくさった顔」がツボであの言葉だけは三条殿に同感。(笑)
ホームレスからお互いに出世したね、ってつよポン巧いこと言った。

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<義母介護メモ>
病院:4/7(Y)、4/14(K)
*4週1飲:ボノテオ錠
ケアマネさん来訪:4/12
堤さん:4/4


読書記録('21.2月)

2021-03-02 23:19:00 | Book

’21.2月読書記録
初読(4)+再読(1):5冊
読書メーターより

2/28【緊急事態宣言の夜に ボクたちの新型コロナ戦記2020/さだ まさし】
さだまさしさんのファンだからほぼ知ってる内容だけど改めて感銘を受ける。
さまざまな支援活動にご尽力されてる方々に頭が下がる。
さださんが財団を作ろうと思ったきっかけでもあり、「国境なき医師団」の加藤医師とのお話にも出ていること、『私の寄付したお金がこういうふうに使われている』と伝えてもらえるのが嬉しい。「風に立つライオン基金」の活動を多くの人に知って欲しいと思う。
感染症が去った頃「完結編」を出すつもり、とのこと、その日を心待ちにしている。

2/20【たかが殺人じゃないか (昭和24年の推理小説)/辻 真先】
昭和24年の推理小説、この時代背景であるからこそのタイトルだとわかり、その言葉の浮ウを強く感じた。
ラストの仕鰍ッが辻作品らしいなぁ、読者や作者が犯人だった初期の作品が思い浮かぶ。

2/9【ブロードキャスト (角川文庫)/湊 かなえ】
(再読)文庫化(R3.1/25発行)購入で読み返し。短編「ラジオドラマ」は初読み。
爽やかな青春小説でとても好き。
放送部の活動が興味深く、部員たちの個性が楽しい。好感持てない人もいるけど、「ケンガイ」制作に全学年で挑むシーンにワクワク。
圭祐の心の動きが具体的に感じられて、その成長とラストの決断に納得。
文庫化追加の短編で正也の中学生時代を知ることができて嬉しい。

2/6【風神の手 (朝日文庫)/道尾 秀介】
第二章まで読んだ時点では、章立てだから長編のはずだけど遺影専門の写真館にまつわる物語の連作短編(中編?)集みたいなだなぁ、と思っていたのが、第三章で色々つながって納得。
エピローグで登場人物が集まる着地が心地良い。
タイトルは偶然を表しているように感じて「風が吹くと桶屋が儲かる」という言葉が思い浮かんだ。
智絵さんは、まめ目線でトモエさんのときは何かトラブルおこす人かも?と思ったけど読み進むと好みのキャラだった。彼女の犬の名前「ソロモンの犬」と同じ、こちらのオービーは長生きできて良かった。

2/2【二百十番館にようこそ/加納 朋子】
210番計画、二と十でニート、なるほど。
ネトゲを通じての仲間作りの面白さ、子島のお年寄りたちとの関わりでの刹那たちの成長や【BJ】さんのトラウマ克服に納得。
簡易郵便局の研修のところまで読んだ時点では、ヒロくんの恋エピは何だか不自然で中途半端に感じていたけど、タピオカさんの正体がわかり、そうだったのかー、と泣けた。
さらにラクダさんでまた泣く。
楽しいのは楽だ、だけど楽なのが必ず楽しいかというとそうでもない、という言葉が印象深い。

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<義母介護メモ>
病院:2/10(Y)、2/8(K)、2/8(H爪)
*4週1飲:ボノテオ錠
緊急事態宣言でケアマネさん来訪なし。
堤さん:2/7

 


読書記録('21.1月)/「青天を衝け」への期待

2021-02-01 00:09:00 | Book

剛くんが慶喜公を演じる大河ドラマ「青天を衝け」が2/14にスタート。
予告映像のカッコ良さにワクワクでスクショ。



1月は徳川慶喜の小説2作品を図書館で借りて読んだ。
ガイドブックは数冊発売されていてどれを買うか迷って出遅れて、現時点で予約済だけど未入手。
<1月購入雑誌・新聞>
*中日新聞(1/1正月紙面・新しい地図特集)
*朝日新聞(1/3地図を広げて)
*Number(ナンバー)1019号(太田選手との対談・1/21発売)
*JUNON 2021年 03月号(1/22発売)
*せんだいタウン情報 S-style 2021年2月号(ペペロンチーノ記事・1/25発売)
*NHKウイークリーステラ 2021年 2/5号(ペペロンチーノ記事・1/27発売)
*月刊 ザテレビジョン 2021年 02月号(連載:お気楽大好き!)

’21.1月読書記録
初読4作品(5冊)
読書メーターより

1/22【あずかりやさん まぼろしチャーハン/大山 淳子】
大好きなあずかりやさんシリーズ第4弾。今回も素敵な物語に癒される。
1話目「ラブレター」は前作「彼女の青い鳥」に登場した女子中学生のその後がわかって嬉しい。
「ツキノワグマ」では「桐島くんの青春」の懐かしさや、お母さんのことが今までより詳しくわかったことにもグッときたし、北林さんからのあずかりものを返すシーンに感涙。
表題作のお話は驚くほど短いけれどとても温かくてタイトルに納得。
「高倉健の夢」のユーモラスな感じ、「文人木」の力強さ、ラストの言葉が印象的。

1/16【最後の将軍 (文春文庫)/司馬 遼太郎】
“慶喜は歴史の将来を意識しすぎていた。賊名をうけ逆賊になることをなによりもおそれた。文字に書かれる自分をつねに意識せざるをえず、文字のなかでも後世の歴史をもっともおそれた。”という記述が印象的。
維新後三十年を経て、明治政府成立の最大の功績者は徳川慶喜ではなかったか、と考える者が多くなって良かった。歴史に必要とされた人物だったと感じる。
2021年大河ドラマ「青天を衝け」で慶喜公を演じるのが大ファンの草なぎ剛さんで嬉しい。

1/12【猫弁と星の王子/大山 淳子】
猫弁シリーズ6作目第2シーズン初巻。魔女裁判でのシリーズ完結が寂しいながらも納得感あったから新刊に正直驚いたけど、大好きな猫弁が戻ってきてとても嬉しい。
百瀬とレギュラー陣変わらないキャラの安心感。
父親が刑務所にいる直、幼い頃突然母親がいなくなった碧人、百瀬と重なる部分がある2人や他登場人物それぞれの想いに胸をうたれ、ハッピーエンドが心地いい。
次回作も楽しみ!

1/5【正妻 慶喜と美賀子(下)/林 真理子】
美賀子とお芳目線で描かれる幕末が興味深いし、夫婦の物語という感じも印象深い。
慶喜は自分がいちばん可愛い、貫くものを“徹底した自己愛”とする美賀子の考えになるほどと思う。
夫を一番理解している美賀子。“正妻”というタイトルに納得感がある。
史実通りなのかわからないけれど、戦の途中で何故逃げたのかを美賀子だけに話したことにジーンとした。
美賀子の最後の言葉、報を受けて自転車で駅に向かい妻の名を叫ぶ慶喜、ラストに感涙。

1/3【正妻 慶喜と美賀子(上)/林 真理子】
徳川慶喜公の正室について今まで知らなくて興味深いし、感情移入しやすく描かれていると感じた。
萩乃からあんな話を聞けば慶喜と徳信院への嫉心は無理からぬことだと思ったり、子どもを亡くしたときは可哀そうでたまらなかった。
その後お芳目線になったけど、一橋邸に鯛を届けた辰五郎とお芳にお礼をする美賀君が素敵。
それにしても慶喜の「わしは女に大層好かれるのだ」という言い草には絶句。あきれるけど何だか憎めなくて笑ってしまった。(^^;
変わったお人の慶喜だけど辰五郎が惚れ込んだ理由に納得で立派に感じる。

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<義母介護メモ>
病院:1/6(Y)、1/13(K)、1/13(H爪)
*4週1飲:ボノテオ錠
緊急事態宣言でケアマネさん来訪なし。
堤さん:1/2