きいこのビーチコーミング日記

南房総の海でのビーチコーミング日記。写真と収穫物の紹介。 
初心者の同定用にコレクションも紹介していきます。

イソニナ、トウイトガイ、ミクリガイ

2016年08月17日 | 紡錘系の巻貝
夏休み中はビーチコーミングには行かないと思うので、コレクション紹介を進めます。 ちょっと間が空きましたが、エゾバイ科の続き。 同定ができていないものもあるので、今後また増えるとは思うのですが、手持ちのエゾバイ科の貝は今回の紹介でひとまず終了です。



イソニナ



殻も艶はなくやはり何とも地味な貝です。 口が黒いのが特徴。 擦れると白くなる場合もあるみたいです。その口に横に筋が入っていたりもします。

イソニナ、ウミニナ、カワニナと〇〇ニナという名前の貝があるのですが、名前は似ていますが分類上の種類は違います。カワニナは淡水ですし。 でも、今でも、この3つの名前が混乱しちゃって、海岸で見かけても、あれ?これって何ニナだっけ??ってなってしまいます。



トウイトガイ




少し大きめの貝。縦肋と呼ばれる縦に入る線がなく横線のみ。ちょっとプックリしていて、かすり模様が入ります。貝殻はエゾバイ科の中では多少薄めです。



ミクリガイ



わりと、南房総では見かけるのですが、なぜか手持ちが少なくて、同じ大きさの貝を調達できませんでした。 擦れて打ちあがっているものが多いような気がします。 殻は少し厚め。貝の下の部分がちょと強めにねじれています。






以前、このページにシマベッコウバイを紹介させてもらっていましたが、これはイソニナではないかとのご指摘がありましたので、削除させていただきます。 






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