私の町吉備津

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「技術国日本」のパイオニア;仁徳天皇

2015-06-07 20:29:10 | 日記
 神武から数えて17代の天皇が仁徳天皇です。彼は秦から渡来してきた帰化人を積極的に登用して、「技術国日本」の基礎を切り開いた最初の天皇であるのです。
 彼が、まず、やったことは、大規模な、それまでの日本では、とても、考えもつかないような新しい土木技術を利用して、新田やそれに関連する諸事業の開発を起こします。
 
 あの万里の長城を築いた、当時の、最新的な技術を持っていた秦からの帰化人が大挙して日本に来ております(応神天皇の時代です)。仁徳は、その彼等が持つ最新の技術に目を付け、それらを積極的に利用して、国家的開発事業に利用としようと考え実行に移します。その天皇が行う新期の事業に各地の首領達は大いに注目していたのでしょう。それが成功したことを知ると、今度は、日本各地の首領も、自分の土地を、これら秦人の技術を使って、それぞれの地方の開発事業を積極的に行うのです。吉備国を始め日本各地に、次々と数多くの新しい土木工事が展開され、生産力が一段と高まります。
 そんな意味で、この仁徳は、現代の「技術国日本」の名声を高める礎を築いた人だと言っても、決して、過言ではないと思います。

 この仁徳天皇がやった開発は、古事記に記されているだけで、「茨田堤」「茨田屯倉」「丸邇池」「依網池」「難波の堀江」「小椅江」「墨江之津」などが造られております。

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