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旅日記

故郷の風景(16)江の川洪水(2020-7-15)桜江町坂本

2020年6月27日に帰省しました。

7月の第一日曜日に開催される甘南備寺の法要に参列するためです。

(この法要は、コロナの為、一般参列は中止して、2名僧侶さんで行うことになっていました)

 

この帰省時に江の川の大洪水に遭遇しました。

 

2020-7-14日 江の川大洪水

2020年7月は毎日のように雨が降りました。

<桜江、川本、瑞穂、三次の7月1日~7月15日間の雨量(気象庁データ)>

(注:桜江、瑞穂のフルスケールは100㎜ですが、川本、三次のフルスケールは200㎜です)

7月1日から15日の間雨が降らなかったのは僅か2,3日でした。

大洪水が起こったのは14日の朝からですが、それまで数回有線放送で浜原ダムの放流を放送して注意を喚起していました。

<浜原ダムの放水量と江津市発表の災害情報をまとめた表>

 

7月7日ぐらいから徐々に目に見えてが増水が始まったような気がします。

7月13日(月)は朝から大雨が降っていました。

夕方有線放送で、浜原ダムの放水量は毎秒1000トンと放送していました。

 

7月14日の朝、浜原ダムの放水量は毎秒4000トンと放送がありました。

5時半に川の状態を見に行くと、前の畑が浸かり始めていました。

<田畑の状態>

7時半には畑は全部浸かっていました。

9時前の写真

野兎も避難していました。

<道路の冠水>

9時道路の冠水が始まろうとしていました。

 

9時半下の道路が冠水しました。

 

12時半上の道路も冠水しました。

7月14日10時10分現在の浜原ダムの放水量は毎秒6710トンであるが、今後は減るとの放送がありました。

坂本の増水のピークは12時半過ぎぐらいでした。

 

15時ごろ、携帯の電波状態が悪くなりました。

圏外となることが多くなり、通じなくなりました。

 

<水嵩が下がってきました>

16時頃道路の冠水が無くなりました。

19時頃畑の水も引いて行きました。

 

坂本地区は平成13年に住宅地の嵩上げと谷川に堰堤が築かれました。

費用は維持管理費を含めて30.1億円ということでした。

このおかげで、2018年と今年に江の川が大洪水になりましたが、坂本地区では田畑以外の洪水被害はありませんでした。

 

7月15日

7時畑の水は完全に引いていました。

水道が断水していました。

下の写真の真ん中下の白い服を着た人が水道施設を点検していました。

断水は今日の16時頃復旧の見込みとのことでした。

水道も断水しているし、携帯の電波状態も悪いので、実家から引き揚げることにしました。

(電波は因原まで来ると正常になりました)

国道261号線は因原から江津方面へは通行止めとなっていました。

 

<完>

 故郷の風景 目次 

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