KGセミナー塾長の日記 生徒との日々の生活と高校野球 個人塾型予備校を始めて、40年目になります。

初めての人は、2008年2月26日の「みんなに伝えたい話」を読んで下さい。私がこの仕事をやり続ける支えとなった話です。

バケツに足を突っ込んで・・・

2016年07月22日 | 16年 予備校部

 おはようございます。昨日の3年生の基礎英語の授業には、桐蔭の野球部4名と星林の野球部1名が来てくれました。野球が終わって、すぐに勉強に切り替える。なかなか大変かもしれませんが、残された時間は限りがあります。ここから集中してやるしかありません。頑張っていきましょう。

 星林の野球部員のお父さんも私の教え子でした。33年の予備校部の3期生です。父も桐蔭の野球部でした。息子さんが野球をやってくれて、こんな幸せなことはないと思います。

 野球をやってきた人は、勉強なんて、「走らなくてもいい、座ってできる、涼しい部屋でできる、水も自由に飲める、休憩時間も自分で決められる・・・・」ので、楽勝や!そこに私たちのころは、「殴られることもない」が加わっていました(笑)。

 私たちは、同期が4人だけでした。最後の夏は和工に負けてしまいました。塾に行ってなかった私たちは、次の日、学校に行って、校舎の3階の階段の踊り場に机と椅子を持ってきて、バケツに水を汲んできてズボンをまくり上げて足を突っ込んで、後輩が練習しているのを見ながら、勉強したのを覚えています。

 同期だったKは、鼻血が出できたのにも気が付かずにずっと勉強していました。彼は現役で同志社に進みました。そこまでの根性がなかった私は、1浪することになってしまいました。昔のことがいろいろとよみがえってきます。桐蔭の校舎はあのころと変わっていません。今度学校に行ったら、こっそりと左中間にある、螺旋階段の3階のバケツに足を突っ込みながら勉強したあの場所に行ってみたいと思います。

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