季節の変わり目で、風邪をひいて体調を崩す予備校生が多くなってきた。熱が出て休む生徒もいる。体調の管理はしっかりしないといけない。ただ、受験の当日、体調が悪い時もある。熱が出ることもある。それでも受験に行かなければららない。そのための練習をするのもいいのではないか。
高校の野球部時代、大雨が降っても、練習を中断することなく、ノックを受けたことがある。ドロドロになりながら、水溜りの中に飛び込む。ボールは、滑ってなかなかうまく投げられない。「監督も意地になってるな!辞めたらいいのに!ただ雨が降ったら暑くないから楽勝や!」と思いながら、ひたすらボールを追い続けた。しかしそれは、大会の本番で雨が降ることもある。ボールが滑った!とか、足の踏ん張りが利かなかったとか言い訳をしなくてもいいように練習をしていたんだと今になって思う。
少しぐらい、調子が悪くても、人にうつすことがなければ、出てきたほうがいい。社会に出てまず大切なのは休まないこと。それによって信頼が得られるようになる。この仕事をして26年。体調が悪くて授業に穴をあけたことはない。それは、授業をすることによって生徒から月謝を貰う仕事をしているから、当たり前のことだ。最近は風邪をひいても熱も出なくなった。
逃げることを考えない。頭が痛いから。おなかが痛いから・・・・。自分にとってネガティブな情報ばかりを優先させると、心が前に向かなくなる。大半の生徒にとっては、長い人生の中で、お金のことを考えたりする必要がなく、ただ勉強だけをしていればいい、こんないい時代は、もうやってこない。努力をすれば、必ず結果になって現れる。センターまであと87日。この貴重な時間をしっかり味わって、今を本気になって生きてみてくれ!