KGセミナー塾長の日記 生徒との日々の生活と高校野球 個人塾型予備校を始めて、36年目になります。

初めての人は、2008年2月26日の「みんなに伝えたい話」を読んで下さい。私がこの仕事をやり続ける支えとなった話です。

予備校生Y君

2010年02月22日 | 09年予備校部

  予備校生のY君から電話がきた。「龍谷大学は、ダメだったです。3点足りませんでした。」Yは、桃山学院、大阪経済大学、神戸学院、追手門学院とここまで受験した大学すべてに合格。憧れだった龍谷大学の合格発表を待っていた。3点届かなかったが、彼の声は、満足感が感じられた。

 

 現役時代は、ほとんど受験勉強をせずに大学を受験。予備校生としてKGにやってきた。授業を始めてから3日目、「もうついていけません。」と僕に相談にやってきた。「もう一日、明日の木曜日まででも頑張ってみようよ。」と話す。その後自分なりに勉強のペースが掴め出した。

 

 夏ごろになって、予備校生の基礎英語の授業をそろそろ打ち切ろうと生徒に話すと、おとなしいYくんが、「それは困る。この基礎の授業のおかげで、英語がわかりかけてきたのに、今ここで止められては困る!」と抗議を受けた。嬉しかった。Y君がそういう風に言ってくれることが何よりうれしかった。

 

 予備校内でも、彼が頑張っている姿を見て、他の生徒たちも刺激を受ける。結局今年は、基礎の授業をセンター前日まで行った。

 

 受験は、一生懸命に本気になってやってみて、合格通知を手にしたときに、「よかった。やってきてよかった。」と思えれば成功。それしかない。英語の格言に

 ”Happiness consists in contentment.” 幸せは、満足にあり。

とある。浪人生活を本気になってやってみる。そこから自分に対して自信のようなものを掴み取ってもらいたい。 

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「25歳」予備校生!頑張る!

2010年01月12日 | 09年予備校部

  今日は、予備校生の文系の授業は、休みにして、理科・社会を徹底的にチェックする日にしている。朝9時、予備校生が今のところ4人、自習に来ている。インフルエンザで休んでいる生徒も、平熱になったようだ。今まで1度も休んだことがなかった生徒が、先週末から、体調が悪くて、休んでいる。コツコツと一生懸命にやってきた生徒なので気になる。

 

 「25歳」の受験生も、自習に来ている。高校を中退して、東京で仕事をしていたが、電車で大学のオープンキャンパスの広告を見て、もう1度勉強してみたいという気持ちが抑えきれなくなった。大学で哲学を勉強したいと思い、浪人を決意。ホームページを見て、KGにたどりついた。16歳で高校を辞めてから、9年ぶりの勉強なので、とにかく何から何までまったくわからない状態からのスタート。最初のころは不安だったに違いない。しかし、先週行った最後の英語の実力テスト。これは、センター模試の過去問を5分間短縮して行ったものだが、160点を確保した。いつも僕が生徒に言っていた、「誰だって160点は取れるようになる。」という言葉通りになった。立派なものだ。この1年間の経験はこれから先の人生にも大きな支えとなることだろう。

 

 9年、勉強をやってなくったって、努力をすればできるようになる。それなのに、「進学校」というところに通っていて、学校で一生懸命にやらされて、点数が伸びない生徒は、勉強よりも、まずは心の持ち方を変えるところから始めたほうが、結局は、早道ではないかと思う。やらされてやってもダメな生徒は、自分からやるという姿勢を身につけないと100年勉強しても、成績は上がることはない。「目が死んでいる」うちはダメだ。自分から走りだそうとしている生徒は、目を見ればよくわかる。

 

 さっき教室をのぞいてみると、休んでいて気になっていた生徒が、出てきていた。よかった。精神的にもつらかったんだろうと思う。ただこのつらい気持ちに打ち勝つことが、受験勉強なんだと思う。1枚の合格通知を手にするには、いろいろなドラマがある。

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ここから伸びる浪人生

2009年12月22日 | 09年予備校部

 この時期になって、成績がぐんと伸びてくる予備校生もいる。KGでは、Uさん。ずっと朝5時からコンビニでアルバイトをして、9時半の塾の始まりに、ギリギリでやってくる生活を4月から送っていた。12月になって、アルバイトを辞めて、勉強だけに打ち込める生活になった。集中力が、みんなと違うのかもしれない。質問にもよく来てくれる。

 

 人はそれぞれ、与えられた状況の中で頑張るしかない。秋に大雨が降って、鉄道が止まって、幹線道路も冠水したことがあった。大水につかりながら、バイクを押してバイト先に何とか行こうとしたが、警備の人から「ここから先は、危なくていけない。今日は一日、仕事を休みなさい。」とさとされて、店長に連絡して休んだ。休んだのはその1日だけ。少し熱があったり、のどが痛かったりするだけで休む生徒もいる中、立派なことだと思う。仕事をするということは、それだけの責任感を背負うということ。人から任された仕事は、自分のプライドにかけてもきちんとしなければならない。そういうことを、アルバイトを通じて学んだUさん。ここから、まだまだ伸びていく。これからやで。勉強だけしてたらいいなんて、楽なもんや!頑張れ!

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楽しみは・・・寝ること!

2009年12月12日 | 09年予備校部

  自習に来ている予備校生の女の子に、「もうすぐクリスマスやぞ!楽しみは?」と聞くと、すかさず、「寝ることです!」という答えが返ってきた。

「でも、その楽しみの、寝ることも、さあ寝よう!っと思っては、寝れないやろ?」

「そうなんです。机の上で眠ってしまったり・・・。」

 若い時に、こういう思いをして、勉強でも、スポーツでも、仕事にでも、とにかくすべてを投げうってやってみて「、寝るのが一番の幸せ!」というような時をすごすことが大切だ。17歳、18歳、19歳・・・何か、輝かしい青春が待っているような気がするが、それは、テレビのドラマや、歌詞の中での話であって、実際の青春は、もっと地味なものなのかもしれない。ただ、あとで振り返った時に、「あの時は輝いていたなあ。」とわかる。

「寝るのが 楽しみ!」、今日はいい言葉を聞けた。

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浪人生へ

2009年12月11日 | 09年予備校部

 今年の予備校生は、例年に比べて、成績はそれほど良くない。しかし、遅刻をしてくる生徒がほとんどいないのは、何よりうれしい。朝の始まりの時間になると、全員がきちんとそろっている。勉強に対する姿勢も真剣そのもので、自習時間の集中力もすごい。浪人生の中に入って自習をすると、現役生も身が引き締まるという。

  勉強に取り組む基本的な姿勢がしっかりしている人は、大学に入って、社会に出てからも、それが生きてくる。日ごろの授業では、厳しいことも言う。数学の林先生に叱られると、泣いてしまう生徒もいる。叱るときには徹底的に厳しくしかる。しかし、君たちの勉強ができるできないを見ている以上に、目標に向かって取り組む姿勢をずっと見ているのだ。だから、やる気になってきた生徒は、それが結果になって現れなくても、すぐにわかる。テストの結果を見て褒めるのでは、教師ではない。

 

 もう、12月も3分の1が終わった。センターまであと36日。悔いが残ることのないように、しっかりした計画の下、全力で1日1日を生きていってくれ!

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