KGセミナー塾長の日記 生徒との日々の生活と高校野球 個人塾型予備校を始めて、36年目になります。

初めての人は、2008年2月26日の「みんなに伝えたい話」を読んで下さい。私がこの仕事をやり続ける支えとなった話です。

合格体験記

2011年05月02日 | 11年合格発表

  今日は、大阪市立大学法学部に進学した、那賀高校野球部OBの中口君の合格体験記を掲載します。働きながらの浪人生活を送って、センター試験で現役時代から411点アップさせての、大阪市大合格。大学受験に携わってきて長いが、大阪経済大学に不合格だった生徒が、1年で、大阪市大に合格することだけでも、あり得ないほど大変なことなのに、働きながらそれを達成した、中口君。ただ、この体験記を読んで、なぜ、達成できたかわかったような気がします。「人に対する感謝の気持ち」。これがあるかないかで、全然進むべき道が違ってくるのだと思います。

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 僕は、1年間このKGセミナーで勉強をさせて頂いた。この1年間やりきることができたのは、まわりの人たちのおかげだと思う。毎日朝から夜まで指導してくださった山下先生、林先生。同じ志を持ったKGセミナーの仲間たち。そして浪人するというわがままに付き合ってくれた母。多くの人に迷惑をかけ、支えられ、この恵まれた環境で浪人生活を送れたことを感謝したい。

 

 浪人が決まったころ、正直、「何とかなる。」と思っていた。だが、その考えは甘かった。周りのみんなと比べて完全に出遅れている自分が、国立大学に入るには、もっと勉強して何とかみんなに追いつかないといけない、そう思い始めた。しかし、その差はなかなか縮まらなかった。それが模試を受けるとはっきりと表れた。

 

 僕はバイトをしながらの浪人生活だった。始めるときは少し不安はあったが、やるからには両立させようと思っていた。確かに勉強に割く時間は若干短くなるが、その分メリハリをつけて勉強することができたので、むしろ良かったと思う。しかし最終的にはどうしても時間が足りないということで、バイトを辞めるよう山下先生が提案してくださった。この時勉強に専念できるという喜びがあった半面、両立できなかったという悔しさもあった。やはりどこかで自分の中で甘えがあったのかもしれない。その分絶対に市大に合格しようと心に決めた。第2のスタートだった。ここからセンター試験までの11・12・1月は、精神的にも肉体的にも本当につらかった。何度も心が折れそうになったが、みんなと同じ教室で勉強しているということが支えとなって何とか必死で勉強することができた。センター試験本番で701点。見たこともない点数だった。本当にうれしかった。2次の勉強で相当苦しんだけれど、最終的には雲の上の存在だった大阪市大の法学部に合格させてもらった。本当にこの合格は、自分に力だけではなく、周りの人に支えられ、そのおかげで合格させてもらうことができたのだと思う。そのことは絶対の忘れないようにしないといけない。

 

 最後に、僕はこのKGセミナーに来て、本当に人生が変わったと思います。1年間一生懸命に勉強して、夢だった大学に合格できました。でも僕はその結果よりもそこに至るまでの過程からたくさんのことを学ばせてもらいました。そして人間的に大きく成長させてもらいました。正直今となっては勉強したことはあまり頭に残っていませんが、この1年間の浪人生活は、一生忘れません。心が折れそうになっても、最後までやり遂げて本当によかったです。この1年の浪人生活での経験は、僕の中で一生の財産です。そしてKGセミナーでの1年は僕の誇りです。

 

 うまく言葉にできませんでしたが、1年間本当にありがとうございました。

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 読み終わって、あらためて、心に響くのは、「この恵まれた環境の中で浪人生活を送れたことに感謝したい。」という言葉です。

 

 彼の場合は、週に5日働いていました。平日は、夕方5時から10時まで。土日は、朝9時から夜10時まで。働いたお金で、予備校の授業料を払い、大学受験にかかる費用を捻出していました。とても、「恵まれた環境」と言えるものではありません。

 しかし、人間は、与えられた状況をまず受け入れるところから始めなければなりません。そしてその中で、どれだけ頑張れるか、そこが、人生の勝負なのです。ただ、自分に対する不安、無力感にさいなまれることもあります。しかし、「誰も見ていないところで、何をするか」それによって、その人間の「品位の程度」が決まるような気がします。与えられた状況の中で、がんばり続ければ、きっといいことが待っている。本気になったのもでしか、味わえない幸せを感じることができるのです。中口君、ありがとう。今年も君に続く生徒たちが、がんばっています。

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11年 予備校部合格体験記

2011年03月29日 | 11年合格発表

  今日は、予備校部の生徒の合格体験記を掲載します。彼女は、高校を中退して、高校卒業認定の資格を取り、浪人生活が始まりました。「みんなと一緒にやり続けることができるだろうか?」という気持ちが、いつも心の中にありました。最初はなかなか大変だったようです。しかし、目標だった大学を目指して、最後は、一人になっても、朝から頑張って自習をしてきました。やり続けることができるだろうかと不安だった彼女が、一番最後までやり続けた結果の同志社女子大合格。本当におめでとう。

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何よりもまず1年間私を支えてくださった方々に感謝したいです。

 
 私は高校でろくに勉強もせずに遊んでばっかりいました。高校の時の私は先生が嫌いでした。見た目で不良と決めつけて何もわかってくれないと思っていました。

 
 正直予備校もきっとそんなところなんだと思っていました。でも私のそんな考えは的外れでした。KGセミナーには私を1人の生徒として、人間としてちゃんと向き合ってくれる先生がいました。それだけで本当に嬉しかったです。ちゃんと1人として扱ってもらえたことがすごく嬉しかったです。山下先生、林先生、ありがとうございました。

 
 山下先生はとにかく優しかったです。みんなについて行けなくて辞めたいという私を励ましてくれてそしてそっと見守っていてくださいました。お陰で1年間辞めずにKGセミナーにいることが出来ました。ありがとうございました。

 
 林先生、先生の話はとても面白かったです。先生からは数学以外もたくさんの事を教わりました。先生のお陰で数学が少し好きになりました。ありがとうございました。
                                                                                                       
 
 浪人をすると決まった時、本当は浪人なんてしたくありませんでした。というよりも勉強をしたくありませんでした。いままで全然勉強なんてしてなくて高校も出ていない私が大学になんて行けるはずがない、だから勉強なんてしても意味なんかないと思っていました。初めは本当にいやいやKGに行っていました。
                                                                                                
 
 初めの2カ月くらいは毎日KGに行くのが本当に嫌でした。今までまったく勉強していなかった分、ついていくだけで大変でした。毎日の単語テスト、構文のテストが本当に苦痛でした。いつ辞めようか、どうやって休もうか、そればかり毎日毎日考えていました。その時の私は後ろ向きでした。逃げばかりを探していました。負ける前に背中を向けて逃げていました。

 
 でも彼らは違いました。毎日、朝早くから夜遅くまで一生懸命机に向かっている彼らの背中は私に何かをくれました。逃げよう、諦めよう、そう思っている私に立ち向かおうと思わせる何かをくれました。KGセミナーには無言でそっと背中を押してくれる、そんな仲間がいます。悩んでいたら自分の事のように親身に話を聞いてくれるそんな仲間がいます。本当にみんなありがとう。
                                                                                  
 
 センター試験の当日、不安で不安で試験に行くのが嫌になってまた悪い癖で逃げ出そうとしました。そんな時、山下先生から電話がありました。 -->
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2011年 合格体験記

2011年03月26日 | 11年合格発表

  今日は、予備校部の「キャプテン」、田村圭史郎君の合格体験記を掲載します。この一年間、彼と一緒に過ごせて、本当によかった。人間としても、男としても、本当に尊敬できる人で、これからもずっと、男同士として付き合っていきたいと思っている人です。彼とのこの一年で、僕も色んな事を学ばせてもらいました。後期試験の合格発表に一緒に行ったことは、忘れられない出来事になります。

    合格体験記

  和歌山大学  教育学部 教員養成課程 文科系

                   KGセミナー 予備校部  田村 圭史郎

 

 本当に疲れました。浪人生活がこんなにしんどいとは思ってもいませんでした。

  

 しんどい思いをし、一年間を勉強に捧げたからこそ、受験番号がなかった前期試験の結果に腹立たしさや悔しさなどが大きかったです。「なんで。」この言葉しか出てきませんでした。本当に悔しかった。しかし、僕の最終目標は「教師」になること。まずは教育学部に入ることだけを考えて後期試験にのぞみました。結果は「合格」でした。本当に嬉しかった。嬉しすぎて何も考えられませんでした。たぶん、今年合格した受験生の中で、一番「嬉しさ」をかみしめたのは、自分ではないかと思うほどです。心の底から「浪人してよかった」と思えました。

 

 僕の浪人が決まったのも、ちょうどこの頃です。「まぁ一年勉強したら、ええ大学には行けるやろぉ。」これが僕の当時の考えでした。しかし調子に乗っていたのは初めだけ。初めは、久しぶりの勉強だったので賢く感じるのは当たり前。一か月、二か月が過ぎてから本番のはずなのに、僕は賢いように錯覚してしまいました。もちろん成績は上がらない。苛立ちと疑問の狭間に置かれました。このとき、「自分が変わらなければ、浪人生活は変わらん!落ちた時の悔しさを思い出せよ。」と思い、勉強に取り組んだ結果、また成績が少しずつですが、伸びてきました。次に躓いたのは、自分の置かれている状況です。周りの友人は大学生。全く劣等感やうらやましさが無いと言えば嘘になります。僕ももちろんありました。やはり、そんな時、不思議と「なんで僕今勉強せなあかんの? なんで受からせてくれへんかったんなよ!」という気持ちになったこともありました。そんな自分が嫌でした。勉強も少しだけ手につかない時もありました。だって僕と友人の環境や状況が違うのですから。でもこのことを絶対に口に出したくありませんでした。口に出したら「負け」と思ったからです。そして、また時が経ち、センター試験の直前の12月と1月が浪人生活の地獄でした。本当に取り除くことのできない恐怖と不安。駿台のセンタープレテストは5割しかなく、1月1日と2日の塾での模試は負けたくない子にも負けてしまい、僕の心はズタズタになりました。本当にきつかった。

 

 まったく自分の方向が定まらなくなってしまいました。そんな感じで臨んだセンター試験。僕にとっては最高の76%!嬉しかった。なんとか広島大学教育学部を受験できるところまで来ました。2次試験の勉強は、楽しくて楽しくてたまらなかったです。2次試験が終わり、山下先生と答え合わせをしました。おそらく65%は取れていたと思います。結果は「不合格。」言葉が出ませんでしたし、信じられませんでした。でも本当に不思議だったんですが、なぜか広島大学教育学部を受けたことに、胸が張れました。受けるところまで自分の成績が伸びたんだなぁと思えたからです。しかし浪人という立場でもあったので、精神状態はおかしくなりそうでした。2浪はできない、今まで掲示板に番号が無かったこともあり、すごくきつかったです。周りは前期で合格していく中、後期に向けて小論文を書き続けました。でも不安と恐怖の悪循環。後期試験も終わり、合格発表。後輩の文太の合格の知らせが先に入ってきたのですが、「僕が不合格だったらどうしよう。」と考えてしまい、本当に怖かった。結果は「合格。」本当によかった。

 

 今思えば、「よく浪人なんかやり遂げたな」です。でも、やり遂げたからこそ、見えてきたものもたくさんあります。前期試験に落ちた日には、進路の先生にも、声をかけていただき、本当に僕は幸せだなあと気付かされました。本当に向陽を卒業した後でも、いろいろお世話していただき、ありがとうございます。

 

 向陽高校野球部にも感謝しきれないくらいです。特にOB会長の堀内さんには、感謝感謝です。浪人中に本当にお世話になりました。ノックバットまで頂き、いろいろな言葉をかけていただきました。

 

 「夢を見るのは誰だって一人でできる。でも、かなえることは一人ではできない。周りの助けが必要なんや。」

 

 「浪人した挫折は必ず社会に出たときに生きてくる。挫折を経験していない人は、なかなか立ち直れないんや。だから若いうちにたくさん挫折を味わっといた方が普通の人よりか、だいぶ得やぞ。」

 

 浪人が決まってからの挫折の連続。この経験を生かして絶対に「夢」をかなえます。本当にありがとうございました。

 

 同じ向陽高校野球部だった上ちゃん。ほんまにありがとう!いつもこまめにメールしてくれてありがとう!だいぶ励まされました。メールの内容はかけませんが、本当に僕のことを思ってくれてるなぁと思いました。ありがとう!

 

 KGセミナーの山下先生。高校一年生から、今までお世話になりました。山下先生から、「教師」としての態度などを授業から学ばせてもらいました。これからも山下先生を頼ることがまだまだあると思います。まだまだよろしくお願いします。

 

 KGセミナーの林先生。数学の知識が無に等しかった僕に、一からお世話していただきありがとうございます。センター試験での数学は、夢のような74%を取ることができました。

 

 KGセミナー予備校部OBの佐向さん、木瀬さん。本当に本当にお世話になりました。悩んでいたり、不安でいっぱいの僕の心に響く言葉をかけていただきました。浪人を経験した先輩だからこそ、本当に説得力がありました。これからは僕の番です。次に浪人のなる子たちにいろいろなことを教えてあげたいです。

 

 他にも、KGセミナー予備校部の仲間、両親、友人、友人のおばちゃん、ラーメンまるしげのおばちゃん、おじいちゃん、おばあちゃん、兄弟、向陽高校野球部の石谷監督、高田部長、辻さん、僕の支えになってくれた彼女。本当にありがとうございました。

 

 本当に、「人生」は、人それぞれですよね。必ずプラスマイナスゼロになる、と山下先生はよく言ってました。本当にそうだなぁと思います。

 

 「人生は何一つ無駄なものはない。だから、今回の僕の浪人には何か意味があるんだ。」と思ってこの先、頑張っていきます。

        人生は、「試練」だらけ。

  人それぞれに試練があるからこそ、人それぞれの人生にはそれぞれの花が咲く。

        この「試練」をこえて、人は大きくなる。

        「試練」があるからこそ人生は楽しくなる。

        人生には何一つ無駄なことはない。

 本当に、感謝・感謝・感謝です。

 ありがとうございました。

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 今日、朝少しだけアップしていたのを、間違って消してしまいました。KGセミナーの一ファンさん、読む前に消してしまいました。もしよかったら、もう一度コメント下さい。よろしくお願いいたします。 

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和歌山大学 合格発表 2011年NO2

2011年03月21日 | 11年合格発表

  和歌山大学の合格発表を見に行くのは、2回目。前は、自分で合格を確認してから、予備校生にはそれを知らせずに2人で見に行きました。彼は受験番号を端から見ていって、なかなか自分のところまでたどって行こうとしなかったのを覚えています。今は地元の銀行マンとして活躍しています。

 

 今日、駐車場に車を置いて、階段を上っていると、現役生のS君が上から下りてきて、「合格してました!」とうれしい報告がありました。桐蔭野球部出身で、前期で合格したエースのY君と一緒に大学に行っても野球を続けるようです。

 

 幸先のいい報告をもらって、野球部仲間と僕の4人で階段を上って、僕と2人だけで合格掲示板へ。緊張して、昨日12時に寝て、起きたのが朝の2時。そこからはもう寝れなかったようです。前期試験で失敗し、後期試験の和大は、A判定のプラス72点。余裕の受験になりますが、前期のことがあるので、またまだ国公立の合格通知を手にしていないこともあって不安で不安で仕方がないのです。

 

 掲示板の前にいって、なかなか番号が見つからない。あれっと思ったその時、本人が「ありました!」大学のサークルの人たちに、万歳をしてもらいました。とにかく、努力が実った瞬間を実感出来てよかった。

 

 塾に帰ってくると、海南高校から和大の後期試験を受験していた予備校生も合格しているとの連絡がありました。向陽卒の予備校生も、最後にかけていた和歌山大学に合格したと弾んだ声で電話がかかってきました。

 

 これから4年間、しっかりと自分を見つめて、将来の自分の進むべき道を決めていってください。おめでとう!

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和歌山大学 2011年合格発表

2011年03月21日 | 11年合格発表

  今日は朝9時から、和歌山大学の合格発表がある。後期試験を受験している生徒と一緒に見に行くことになっている。とにかく早く合格を手に入れて浪人生にピリオドを打ちたい。

 

 今年の予備校部からは、前期試験で6名合格している。星林からシステム工学部に合格した生徒は、お好み焼屋で働きながら、昨年のセンター試験で387点からのスタートだった。同じく星林から、苦手の英語と国語を克服して、経済学部に合格した生徒は、フレンドリーで働いていた。働きながら、現役時代の憧れの大学への合格、どんなにうれしいことだろう。

 

 開智から経済に合格した生徒は、昨年は、近大生物理工に失敗している。和北からシステム工学部に合格した生徒も、同じく近大生物理工は昨年不合格だった。昨年の悔しい思いを忘れないこと。これが合格に結び付いたのかもしれない。

 

 桐蔭から教育に合格した生徒は、昨年から192点センター試験がアップした。最後に学部で迷ったが、どうしても教師になりたいという気持ちを貫いて良かった。向陽から経済に合格した生徒。彼はセンター試験に失敗してしまって、失意の中で和大に出願。「気持ちを切り替えて、どうしても入りたい!と思わないと、合格しないよ。」とアドバイスをしている中、私立の試験も失敗。もう、本当にあとがない状態になって、「何とかして合格したい!」と思う気持ちが日に日に強くなって、やっと合格通知がつかめた。

 

 和歌山大学。憧れとしてずっと目指していた人も、当初は受験すら考えていなかった人もいる。しかし、ただひたすら、「合格したい!」と願っている人だけに、合格通知は届くことになっている。合格発表まであと2時間半。本気になって手にした合格通知の喜びは、格別だ。

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