Cutting Edge on My Life

社会心理学者の筆者が切り取った日常[Academic Life/Social Life/IT Life]を書き溜めます.

VMware Player 2.5.1 を Vine Linux にインストール

2009-02-16 12:43:10 | IT Life
元はと言えば,このブログはB-Tron OS 超漢字 使いの備忘録みたいなところから始まったのだった.

超漢字は,超漢字V となり,仮想OSとなってしまったが,もう使っていないかといえば,そうではなく,未だに使っていますよ.

無償版の VMware Player や,有償版の VMware Workstation は Linux版もあるので,Vine Linux (VineSeed)をホストOSとして,超漢字Vを使っています.

Windowsがホストの時と比べ,共有フォルダ機能は使えなくても,ホストOSがFTPサーバを起動すればファイルのやりとりはできます.また,ネットワーク上にwindowsパソコンが1台あれば,そのパソコンに超漢字サービスをインストールして,超漢字サービスを用いた印刷も可能です.

kernelが2.6.26系列の時には,VMware Player 2.0.5 が問題なくビルドできていたのですが,kernelが2.6.27系列に上がるとビルドできなくなりました.

kernelが2.6.27系列では,最新のVMware Player 2.5 を使うように,とのこと.

ただ,VMware Player 2.5 を VineSeed でインストールしようとすると,ビルドの途中で,文字コードに関するアラームが複数出て,何とかインストール成功しているように見えるが,起動できない,という結果でした.


情報が少なくしばらく静観していましたが,ようやくこのような情報を見つけました.

Vine Linux 4.0系列でのVMware Player 2.5 の導入記事です.

まねしてやってみたら,無事VMware Player 2.5.1をインストールすることができました.

上のページと違うのは2点.1つはrpmパッケージを使ったこと.もう1点は,環境変数LANGを ja_JP.UFT-8 にしたことです.

まず,以前のバージョンをインストールしていた場合は,更新されないので,アンインスールします.

# rpm -e VMware-player

次に,環境変数LANGを ja_JP.UFT-8 にします.

# export LANG=ja_JP.UTF-8

そして,VMware Player 2.5.1のインストールを行います.

# rpm -ivh VMware-Player-(バージョン番号)-(ビルド番号).i386.rpm

rpmパッケージでも,結局のところインストーラーが起動します.やったことはないですが,.bundle版とさほど変わらないような気がします.

やっぱり,文字コード関連の警告が出るのですが,インストールは成功しています.

なお,初めに vmware-networks コマンドで,ネットワークを有効にしておく必要があります.

# /usr/bin/vmware-networks --start

あと,上で紹介したページにもありますが,Vine Linux はデフォルトの文字コードがEUCのため,VMware Player を起動する前に,環境変数LANGを ja_JP.UFT-8 に書き換えた上で,ターミナルから起動しなくてはなりません.この不便さは残ります.

これが不便だと思う方は,VMware Playerをバージョンダウンして,kernel2.6.26上でお使いください.これでも充分だと思います.

VMware Player 2.5 のアンインスールは,vmware-uninstall コマンドを用います.

# /usr/bin/vmware-uninstall

あるいは,Vine Linux のデフォルト文字コードをUTF化することも考えられます.ちょうど,この前テキスト・マイニング勉強のために,RMeCab をインストールしたら,RMeCab はUTF8でビルドされているので,Vine Linux だと使えないなぁ,と気を揉んでいました.UTF8移行にどれくらいのリスク・コストがかかるのか少し調べてみようかと思います.

次期バージョンではUTF8に移行するようなので,それまで待ってもよいかと思います.


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