共感(的感情)を扱った心理学的研究は相変わらず多数行われていると思うが,「これってホントに共感の研究か?」と思うこともしばしばある.共感は他者の情動状態と同一の状態にあると知覚されることとされ,本来「あなたの喜ぶ顔を見てると私も幸せな気持ちになる」ということではないはず.
で,そうした研究に意味がないかと言えばそうでもなく,はやりのサイコパスとかの関連でも「他人の幸福を喜ぶような感情の欠如」が関係しているという話を聞いた記憶がおぼろげにある.だから,プラグマティックな価値はあるんだろうと思う.
所用で他者認知と自己認知のズレを扱った論文を呼んだら,行動領域の指標はそこそこの正の相関があるけど,内面的な指標ではからっきしで,さもありなんと思ったけど,やはり人の内面など他人が簡単に知りえるものではないと改めて思った(そして,自分が真実を知っているというわけでもないことも).
学科の大学生なんかは,質問紙で尋ねれば内面的なことも何でもわかると素朴に考えているのだろうが,決してそんなことはない.行動など外化されてはじめて信頼性が少しは上がった証拠を得られるという事だろう.研究者も,つい怠けて質問紙に頼ってしまうので,あまり大きな顔はできない.
Cincinnatiの動物園で飼育スペースに誤って落ちた子どもを助けるためにゴリラを射殺したら、園と両親に大非難らしい。
Killing of Zoo Gorilla to Save Boy Triggers Outrage youtu.be/TUFPd_7HwQ4
図書カードNEXT、パスワードが数字4桁。変更しても数字4桁にしか変更できないらしい。リバースブルートフォース攻撃でやられてしまう。一昨年のZAL穴の教訓は活かされないのか。この画面の全角素人臭からして何も知らないのだろうな。 pic.twitter.com/ebPdxmO0mi
消費税増税見送り分の穴埋めを明記しないで、どこが骨太の方針なんだか。はりぼての方針だよー。
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