「けやぐの道草横丁」

身のまわりの自然と工芸、街あるきと川柳や歌への視点
「けやぐ」とは、友だち、仲間、親友といった意味あいの津軽ことばです

#21.ふたつの国宝  (1)夕顔棚納涼図

2013年08月28日 | 工芸
● 国宝/紙本淡彩納涼図/しほんたんさいのうりょうず 久隅守景/くすみ・もりかげ/筆 二曲屏風/一隻/江戸時代(17世紀) 東京国立博物館蔵/1952(昭和27).11.22指定 149.1cm×165.0cm   一般に「納涼図」または「夕顔棚納涼図」と呼ばれているこの日本画は、いつのころからか私の座右の一枚となりました。炎天の日の夕方など、デジタル画像とはいえ、芯からの涼しさ、ホッとする温か . . . 本文を読む

#20.壺屋焼 沖縄のやちむんたち

2013年08月05日 | 工芸
  わが家で最も早くから活躍してきてくれたのが、沖縄、壷屋焼/つぼややき/のやきもの=やちむんたちです。ほとんどが、30年以上前からけやぐになって、食卓をともにしてきたうつわたちです。こうして並べてみると、壷屋焼本来の土俗的なすご味とは少々趣きの異なる、明るくさらりとしたうつわをコレクトしてきたことが一目瞭然です。それでも、他には例のない沖縄の独特の風合いを十分楽しむことのできるラインナップだと思 . . . 本文を読む